水上勉作品

2022-08-29 13:54:33 | 日々思うこと

昨日の「無言館」から館長窪島誠一郎の実父

水上勉氏のたくさんある作品の中で「櫻守」

と「飢餓海峡」を急に読み返したくなった。

とりわけ「飢餓海峡」はどきどきしながら 

先を急いで読んだものだ.   

 

この親子の人生は波乱万丈で

事実は小説より奇なり」の

見本のようである。

 

幼いときに養子に出された子供・窪島誠一郎

さんは長い間実父を探し続けて再会できた

のは30歳代中ごろのことである。

お互いに分からないまま同じ町内に住んで

いたこともあったそうである。

実父が有名な作家水上勉氏であることが

分かったときは大騒ぎになった。

水上作品は子供のころからの多くの経験が

品に投影されている

「金閣炎上」「土を喰う日々」「鴈の寺」など

たくさん。

ここ数年遠ざかっていたけれど、改めて思い出した。

 

コメント (2)
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