九州北部の記録的な大雨で各地で
土砂災害や河川の氾濫が相次いだ。
今日は後片付けで大変なことだろう。
あの惨状を見て心が痛む。
言葉も出ない。
「今まで経験したこともない」
「何十年に一度」の災害という言葉を
毎年聞いているような気がする。
こういう災害が起きたとき、頼りに
なるのは警察と消防である。
今回も被災地での活動を映像で見て
警察と消防の人員をもっと増やしてもらい
たいと思った。
凶悪事件が頻発して警察は多忙だろうし
消防も大変だ。
地方都市に住む一介の庶民であるわたくし
には
今日の北朝鮮のように弾道ミサイルを日本海
に撃ち込まれる危険もあるし、核を持って
いる隣国もある。
防衛費を増強する必要はあるだろう。
また外交上、援助しなければならない国も
あるだろう。
総理の外遊でお土産(援助金)をもっていか
ねばならない事情も分かる。
でも今の日本は貧乏である。
乏しい予算はまずは庶民のために使って
ほしい。
庶民の助けになるところにもっともっと
使ってほしい。
現実味のない戯言でした。
***********
今度の被災地に耶馬渓が含まれている。
耶馬渓橋の欄干が流され、青の洞門の
にも濁流が流れ込んだようだ。
昔今は亡き母を連れて由布院から別府に
向かう途中、耶馬渓を通り青の洞門に
立ち寄った。
母は菊池寛の「恩讐の彼方に」の
モデル僧禅海が掘ったというノミのあと
をなでたりしていた。
あのトンネルにまで泥水が流れ込んだ
らしい。今回の大雨の被害のすさまじさ
に思いを致す。