「長」のつく人の責任

2024-01-06 14:30:03 | 日々思うこと

2日に起きた羽田のJALの火災事故。

報道によると18分で燃え盛る機内から

全員脱出したそうだ。

客室乗務員の沈着な誘導、乗客たちの

冷静な態度でけが人はあったようだけれど

観ていても震えがくるような参事の中

本当によく脱出できたと感動した。

機長は最後に脱出したそうだ。

 

数年前、K国の船長がたくさんの乗客生徒

たちを船内に残したまま真っ先に逃げだした

事件があった。

あれには呆れ、他国のことながら怒りが

湧いてきた。

「長」とつくものは飛行機であれ、船であれ

最後まで残るものと信じていた。

 

「坂の上の雲」の広瀬中佐は部下を探して

船とともに沈んだエピソードもある。

江田島へ旅した時にもこの逸話は聞いた。

 

*********

わたくしは「海外旅行を少しでも若いときに

したい」と52歳で30年務めた仕事を辞めた。

そして母と楽しんでいた。

夫が定年を迎えたとき「これからは2人で

出かけられる」と思い、すぐ計画を立てた。

定年の日が日曜日だったのでその日から

出かけようと計画した。

10日後に送別会があるというのでとりあえず

近場でと。

その数日前からもう家にいたので大丈夫と

考えたのだった。

ところが夫は「この日までは責任がある。

もしこの日曜日に何か起きたらでなければ

ならない。この日までは自宅で待機する。」

 

公的な仕事から離れてどっぷりと気ままな

暮らしに慣れ切っていた自分を恥じた。

自己中心的考えにすっかり染まっていたのだ。

易きに流れる・・・全く嫌になる。

 

 

コメント
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