2日に起きた羽田のJALの火災事故。
報道によると18分で燃え盛る機内から
全員脱出したそうだ。
客室乗務員の沈着な誘導、乗客たちの
冷静な態度でけが人はあったようだけれど
観ていても震えがくるような参事の中
本当によく脱出できたと感動した。
機長は最後に脱出したそうだ。
数年前、K国の船長がたくさんの乗客生徒
たちを船内に残したまま真っ先に逃げだした
事件があった。
あれには呆れ、他国のことながら怒りが
湧いてきた。
「長」とつくものは飛行機であれ、船であれ
最後まで残るものと信じていた。
「坂の上の雲」の広瀬中佐は部下を探して
船とともに沈んだエピソードもある。
江田島へ旅した時にもこの逸話は聞いた。
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わたくしは「海外旅行を少しでも若いときに
したい」と52歳で30年務めた仕事を辞めた。
そして母と楽しんでいた。
夫が定年を迎えたとき「これからは2人で
出かけられる」と思い、すぐ計画を立てた。
定年の日が日曜日だったのでその日から
出かけようと計画した。
10日後に送別会があるというのでとりあえず
近場でと。
その数日前からもう家にいたので大丈夫と
考えたのだった。
ところが夫は「この日までは責任がある。
もしこの日曜日に何か起きたらでなければ
ならない。この日までは自宅で待機する。」
公的な仕事から離れてどっぷりと気ままな
暮らしに慣れ切っていた自分を恥じた。
自己中心的考えにすっかり染まっていたのだ。
易きに流れる・・・全く嫌になる。