2月末快晴の朝
カラマツ越しに 向こうの飯綱山が
朝日を受けて赤く輝いていました。
「・・今日は冷えてそう!」
窓越しにもピーンと冷え切った外の気配が伝わってきます。
外へ出てみると
やはりこの冬の最低気温を更新! ―13.5℃でした!
空気はキリキリに冷えていて、
しばらく外にいるとどんどん体の熱が奪われていきます。
「ブルッブルッ!」
こんな日はおとなしくは家の中で種蒔きでもしましょう!
・・取り入れてみたい野草や、もっと増やしたい宿根草
播きたい種がいっぱい。
まずジギタリス、デルフィニウム、オオウバユリや
オグルマを播きました。
そして モンタナ(いいづなガーデニングサークル)の仲間からもらった
いいづな自生種のカワラナデシコの種を。
・・代々庭で育てているシンプルな1年草も
最近では簡単に入手できず貴重品です。
種の更新も兼ねて・・
アレもコレもと欲張ってしまいました。
< 赤い鳥が来た >
ついつい夢中になって種蒔きに没頭していたのですが・・
ところがふと顔を上げたとき、
庭の珍客と目が合ってびっくりしました!
何と出窓の向こう、すぐ目の前に
ヒヨドリぐらいの大きさの赤い鳥が来ていたのです・・
その美しいこと!
日差しを受けて身体が赤く輝いています!
こんな赤い鳥に出会ったのは初めてです!
この時、室内の人の気配を感じたのか
さっと飛び立ってしまいました。
「いったいあの赤い鳥は何だったんだろう?!」
消え去った赤い残像・・・
幻の赤い鳥!
そして雪の上には無数の足跡が残されていました。。。。。
結構長い間あたりを歩きまわっていたようですが
全く気づかず、残念無念!!!
午後、ずいぶん経ってから戻って来たのですが
今度は用心深く・・あまり近寄っては来ませんでした。
それに逆光でしたし・・。
さっき見たのと同じ鳥かどうかもわかりませんが・・
どうやら 夏場、「キョロン キョロン・・」
よく鳴き声を聞いていたアカハラではないかしら?
今、室内では種から育てた赤いアブチロンが見事に咲いています。
< この窓辺の常連さんは >
シジュウカラ
ゴジュウカラ
ヤマガラ
相変わらずのメンバーで、ニアミス、小競り合いもしばしばですが
彼らのこぼしたヒマワリがお目当てで
普段は用心深いアカハラもやって来たのでしょう。
「ありがとね!」
近づいている春を感じました。
そして
オレンジ色のみずみずしいデコポンは はるか南から届いた
~早春のおすそわけ~
「ありがとう!」
先日突然、NHKの「趣味の園芸」誌からお電話があり
~今発売中の3月号に我が家の写真を使いたいとのこと・・
ジギタリスの写真を2枚使っていただきました ~
( p.60,p.61 )
早春の 暖か色のプレゼントがいっぱいの窓辺です