NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

何とも辛い話

2014年05月04日 22時13分46秒 | Weblog
「戸口さん、噂をお聞きしてお願いしたいのです」

不妊手術の依頼でした
さらに話は続きます

「仔猫を5匹産んだのですがいつ頃不妊手術できますか」

離乳したら出来るので1ヶ月後ですね
と説明

すると何と
「仔猫は捨てました」

え・・・・・・・・・・・・・・・・・・
唖然・・・・・・

自分から命を絶つ猫もいるのに
せっかく産まれた命を
無残にもカラスの餌食としたのです

もう何度も産んでいるそうですが
1回目の出産の仔猫4匹は飼うことにして
現在、母猫と5匹
さらに外の猫複数匹に餌を上げているそうです

「これ以上は飼えないので毎年捨てるしかなかったんです」

あ~ぁ、私の存在をもっと早く知って欲しかった
そうすれば産まれなくて済んだのに

今からでも遅くない
このご家族の5,000円と言う手術代なら
不妊手術をしたいとの気持ちだけでも
有難いと思うように
過ぎ去った命は考えないようにしよう



募金箱の設置



去年11月募金箱を5個購入しました
1個はフリーマーケット用
1個はシェルター用
残りは有志の方のお店に設置して頂きました

お店ではお店の地域の不妊手術代に
適宜お任せして利用して頂きました

シェルター用では2013年11月~2014年3月まで
実に20,301円の募金をして頂きました
募金箱に入れて頂いた方々には
心より感謝致します!!

今回、この募金で4匹の仔猫を引き取る事としました
現在、シェルターで子育てしてもらっている仔猫と
同じくらいの大きさ
しかし、生活保護を受け生活に手いっぱいの人
猫に対する愛情はものすごくありました
4匹の仔猫も飼うと当初は言っていましたが
他にも2匹のメスがいました
2匹は妊娠していましたが間に合うことが出来て
無事施術しました
しばらくして

「戸口さん、4匹の里親さんをお願いします!!」
との電話
良かった~
4匹の仔猫の不妊手術までお願いされていました
4ヶ月まで何とか頑張ってお金を貯めるとも
言っていました

小鹿野町の小さなアパートの住民です
決してペット可のアパートではありません
そんな場所で7匹の猫
仔猫のうちに里子に出して幸せにして上げましょう
との話をやっと理解して頂きました
ありがとう~本当に良かった

仔猫を捨ててしまう人
仔猫を飼えないのに飼いたいと願う人
今年も頑張らないといけない年です
皆様のお力添えをよろしくお願い致します!!