NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

不妊手術で死亡

2016年05月04日 16時03分02秒 | Weblog
5/3 秩父市 オオシマ様 提供品
タオル、キャットフードを
送って頂きました
一度は里親様となって頂きましたが
先住猫が受け入れてくれませんでした
とても可愛い子だったので
またすぐ里子に出ましたが
こんなご縁も有難いものです
ありがとうございます


昨日の予定不妊手術猫

9匹の予定でした
1匹のオス猫は捕獲に
一度失敗した為に
居なくなってしまったそうです

さらにもう1匹は残念ながら
出産してしまった
その為に7匹の搬送となりました

連休の秩父地方は大変な混雑
それでも行かなければ
妊娠猫が2匹
1匹は秩父市内のメス猫
4匹が入ってもう1週間以内に
出産するほどの臨月でした

「間に合って良かった~」
まず依頼者の第一声の言葉
無事に帰宅でした

しかしもう1匹の秩父市内のシャムmix猫
4匹が入っていましたが
麻酔に耐えられる身体ではありませんでした
万が一、この子が出産しても
親子で死んでいたでしょう



4匹が入っていても3Kもない体重
依頼者には十分に亡くなる事も説明していました
しかし
それが現実となると錯乱してしまう
おまけに
「死体を貰っても困る」

秩父衛生センターのお話も
一緒に不妊手術された方も
説明されたそうです
400円でちゃんと供養もしてくれるからと

それでも私に引き取って欲しいとの事
餌を上げていた猫なのに
野良だから名前なんか付いてない
と言っていた依頼者
いざ遺体を段ボールに移して
お別れをしてと言ったら
「ベルちゃん、ベルちゃん、ごめんね~」
と涙
名前がなかったのでは・・・・・

今回の行き場のない猫は
遺体でしたが
依頼者が供養して頂けない
だったらうちで
10,000円で火葬にして
供養しました

本日、アーマルペット霊園に搬送
死んでも行き場のない猫
哀れでたまらない

去年も手術時に2匹が亡くなりました
依頼者は
いつも日向ぼっこしていた庭に
埋葬して上げますと
言われた時は本当に嬉しかった

餌を上げれば野良猫ではなく
飼い猫である事
もっともっと知って欲しい