クロ君の死

驚きました
舌ベラが２枚あるかの如く
癌です



過去に横浜猫のラテ君と
同じ症状
ラテ君は強いステロイドの
デキサメサゾンを１年も
使用した為の副作用だと
思っていました

ラテ君と同じ年齢
身体中に癌が広がっていたのでしょう
だから何か上げても
血便や血尿になっていた

数日の苦しそうな様子に
癌だと解っていたら
安楽死を選択したかもしれない

でも一昨日まで
自分で水を飲みました
食べ物は受け付けなかったけど
水は飲めていたのです

夕ご飯の支度をしてから
クロ君の様子を見ると
床に居た為に
慌てて布団の寝床に

ニャーとお返事をしてくれました
それからまもなくです
立ち上がろうとしている
そしてコトンと息絶えました

大変な臭いもきえ～るで
無くなってはいたものの
口の中の様子がすごい

絶対に口の中を見せなかった
悪性の癌は痛みがない
その為に水は飲めた

１枚、１枚と毛布やタオルケットを
片付けながら
洗濯しながら
涙が溢れる

この間、ハコちゃんが亡くなったのに
こんな短い期間にクロ君まで
認知症の飼い主さんに
知らせて上げたいけど
親族が面会をさせないようにしています

10年以上も飼っていたクロ君の事は
忘れていないと思う
私に会いに行くと言っていたのに
親族に連れて来て貰えない

あくまでも施設は親族第一
すべての親族が
入所者側の良い人ではない
入居者の心のケアなど
必要ないのでしょう

今一度、元の飼い主さんに会いたい
そしてクロ君の最期を
教えて上げたい


辛い時間を過ごしていました
そんな中で上野町のＳ宅の7匹の猫達

部屋をオーブンにした事で
それは日々に変化
サカキちゃんは、ご飯の催促の声

ムクちゃんは脱走する事無く
室内にいつも居る
ツゲ君もまったく動きがなかったのに
部屋の外を散策

何より一番驚いたのは
シタン君のリラックスぶり
猫達の夕ご飯が終わった後

何と私の前でお腹を見せてゴロン
手前が新宿猫のフミちゃん



『ありがとう～、ありがとう～』
『あなた達のお蔭で心が安らぐよ～』