NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

やっと捕獲マーチ君

2014年05月09日 20時49分03秒 | Weblog
3月頃から姿を見せていたので
マーチ君と名付けました

2ヶ月も捕獲に掛りました
何とも頭が良くて
捕獲器の仕掛けを外して
シェルター猫も出入り出来るように
1ヶ月
もう大丈夫と仕掛けをしたものの
何と踏み板を踏まないで食べてしまう

困った、踏み板が見えないように
また工夫しなければと思っていた矢先
2階にご飯の催促に来たのです

ドライフードは好きではなく
缶詰が大好きのよう
何度か2階に缶詰を置いても
警戒してなかなか室内まで入って来ない

もう少しの我慢
無理に追わず無理に食べさせず
1ヶ月
出口に一番近い場所の部屋をオープンにして
缶詰を奥に
奥に入ったのを確認してドアを閉めました

暴れ狂っていました
あれから毎日鳴き通しだけど
来週の不妊手術時にワクチンや検査を実施
元気いっぱいのマーチ君の写真



そしてやっと外に自由になれる
待っててほしい、もう少しの辛抱!!


先月入所したミイちゃん

本当に心配しました
鳴くのでお外に出したものの
3日も帰って来ない
帰ってきても部屋に入れない

そんな日々の葛藤と
ミイちゃんとの戦いでした
お外自由になったミイちゃんの写真



そして・・・そしてやっと・・・やっと
朝に出して上げて夕方には帰ってくる
そんなパターンが出来るようになったのです

辛かった、毎日夕方からじっと待つ
帰って来たらすぐに私も2階に上がらないと
部屋に入れない
部屋は閉めていないと他の猫が入ってしまう
やっと安心してお外自由に出来るようになりました


猫って何をするにも人間はじっと我慢
猫との戦いは猫に負けないように我慢です
これで2匹の猫の心配が無くなりました

が、これで終わりではなかったのです
何と今度はサザエが具合悪い
本日より点滴・ブルガニール・セルシン
少し体重が減っていると感じてはいた
毛艶も悪くなっている
熱はない
脱水をしている

休む暇がない
一難去ってもまた一難
今はサザエの具合を見ているのが辛い

好酸球性肉芽腫症候群

2014年05月05日 19時19分43秒 | Weblog


秩父市内の大手スーパーに捨てられたベルちゃん
不妊手術時に好酸球性肉芽腫の
無痛性潰瘍と言われました

痛くも痒くもないのならと
治療もない
原因も解らない為
そのまま元気に過ごしていました

最近よくお腹、足を上げて舐めている
そして発見
無痛性潰瘍だけでなく
好酸球性プラークも発症
これは痒みがある為にほとんど毛が抜けています

治療
ステロイドでの治療
ブレドニン通常半錠ですが1錠1日1回
先生に申し出て
皮膚病に効果があるジスロマックも投与する事に

これで痒みが収まりますが
完治するわけではありません
生涯に渡りこの病気と付き合う事になります

原因は定かではなく
子猫の時期に発症したと思われます
病気だからと捨てられたのでしょう
この場合は遺伝的な要素も多い

こんな病気を抱えて別の人に保護されたら
又、捨てられたでしょう
シェルターに入った事はベルちゃんにとって
本当に良かったとつくづく思います

ベルちゃんと生涯に渡り付き合っていきます
好酸球性肉芽腫症候群と!!


キャットフードに物申したい

ドライフードはメーカーよりロイヤルカナン10K袋
今月よりこの袋の外袋のビニールが無くなりました
もっともこの外袋はあまり必要がないと
思っていましたがやっぱりです

値上げもなく消費税8%になっただけでした
他のロイヤルカナンフード、ウェットフードも
消費税分だけの値上げです

それなのに国産キャットフードの値上げは
驚くばかりです
5割も上がるキャットフード

「戸口さん、こんな缶詰が安く売られていますが要りますか」
と嬉しいお電話

「はい、どうかお願いします
どんな缶詰でもパウチでもお願いします」
と答えるほどの値上げです

シェルター猫は80匹
缶詰しか食べない猫はどんな缶詰でも食べます
この子は早くに歯周病になるでしょう

ドライフードしか食べない猫も居ます
この子は早くに腎臓病になるでしょう

シェルター猫は
多頭飼いのストレスを少しでも食べ物で補いたいのです
自分の好きなフードをたくさん食べて
短命でも良い
治療できる範囲で治療をしながら
好きなように自由に生活する

その為にウェットフードは貴重です
ロイヤルカナンのウェットフードも良く食べます
値上がりしていません
元々高価なウェットフードですが
栄養的にも量的にも少なくなって高くなった国産より
ずっとずっと良いかもしれません

何とも辛い話

2014年05月04日 22時13分46秒 | Weblog
「戸口さん、噂をお聞きしてお願いしたいのです」

不妊手術の依頼でした
さらに話は続きます

「仔猫を5匹産んだのですがいつ頃不妊手術できますか」

離乳したら出来るので1ヶ月後ですね
と説明

すると何と
「仔猫は捨てました」

え・・・・・・・・・・・・・・・・・・
唖然・・・・・・

自分から命を絶つ猫もいるのに
せっかく産まれた命を
無残にもカラスの餌食としたのです

もう何度も産んでいるそうですが
1回目の出産の仔猫4匹は飼うことにして
現在、母猫と5匹
さらに外の猫複数匹に餌を上げているそうです

「これ以上は飼えないので毎年捨てるしかなかったんです」

あ~ぁ、私の存在をもっと早く知って欲しかった
そうすれば産まれなくて済んだのに

今からでも遅くない
このご家族の5,000円と言う手術代なら
不妊手術をしたいとの気持ちだけでも
有難いと思うように
過ぎ去った命は考えないようにしよう



募金箱の設置



去年11月募金箱を5個購入しました
1個はフリーマーケット用
1個はシェルター用
残りは有志の方のお店に設置して頂きました

お店ではお店の地域の不妊手術代に
適宜お任せして利用して頂きました

シェルター用では2013年11月~2014年3月まで
実に20,301円の募金をして頂きました
募金箱に入れて頂いた方々には
心より感謝致します!!

今回、この募金で4匹の仔猫を引き取る事としました
現在、シェルターで子育てしてもらっている仔猫と
同じくらいの大きさ
しかし、生活保護を受け生活に手いっぱいの人
猫に対する愛情はものすごくありました
4匹の仔猫も飼うと当初は言っていましたが
他にも2匹のメスがいました
2匹は妊娠していましたが間に合うことが出来て
無事施術しました
しばらくして

「戸口さん、4匹の里親さんをお願いします!!」
との電話
良かった~
4匹の仔猫の不妊手術までお願いされていました
4ヶ月まで何とか頑張ってお金を貯めるとも
言っていました

小鹿野町の小さなアパートの住民です
決してペット可のアパートではありません
そんな場所で7匹の猫
仔猫のうちに里子に出して幸せにして上げましょう
との話をやっと理解して頂きました
ありがとう~本当に良かった

仔猫を捨ててしまう人
仔猫を飼えないのに飼いたいと願う人
今年も頑張らないといけない年です
皆様のお力添えをよろしくお願い致します!!

辛い3日間でした

2014年05月01日 23時14分55秒 | Weblog
4/30 府中市 スズキ様 提供品
秩父市美の山に捨てられていた仔猫の里親さまです
ソイちゃんとトトちゃん
提供品と共に写真が送られていたので掲載させて頂きました
何と可愛い2匹でしょう!!





たまりません、救って良かったと思う瞬間です
カラスの餌食とならずに今は
こんなに幸せです
黒缶や子猫用フードを送って頂きました
子猫用は今まさにたくさん必要です
驚くほど高くなった黒缶も有難いです
ありがとうございます

4/30 豊島区 カトウ様 寄付金
ウリちゃんの有難い里親さまです
いつもありがとうございます

5/1 足立区 チョウ様 寄付金
チャッピー君の里親さま
本当に永い間、ずっとご寄付を頂き
有難い里親さまです
いつもありがとうございます


巷はゴールデンウィークなのに

のんちゃんがどうして真っ黒な身体だったのか
先生にお伺いしてみました
そのお話にとても辛く
3日間も立ち直ることが出来ませんでした

真っ黒になった身体は亡くなってから
壊死していく過程で全身が黒くなっていくそうです
その時期を推測して
1ヶ月前くらいに私の傍に来て
ご飯も食べずに抱っこさせていたのです
全身をチェックしましたがダニも付いてなく
団子尻尾も綺麗でした
身体は固く太ってとても病気には見えませんでした

その後、息子のプレハブにも行ったそうです
それが最後のお別れだったと思うと
とても辛くて辛くて立ち直れなかったのです

どこがどう悪かったのか
のんちゃんは自分の命を知っていたかのようです
壊死した後、蛆が湧いていったのでしょう
壊死した身体は固く蛆も破る事が出来ないほどでした
その為に手足も身体も真っ黒だったのです

自分で死を選んで私の前から姿を消す
チーちゃん
トーちゃん
もそうでした
2匹とも治療に1年も掛っていた為に
もう嫌だとのサインだったと思っていました
しかし
治療も何もしないでも私の前から姿を消す
何と辛い事でしょう
まして蛆まみれの亡骸

同じ時期に長毛の長介も居なくなりました
2匹ともワクチン接種していないのに
パルポには打ち勝っていました
それなのにどうして2匹とも
同じ時期に・・・・・・・・・・・・・・・

長介は見つかりません
息子が毛が長いから長介と名付けていました
どこからともなくシェルターにやってきた猫です
捨てられたのでしょう
私やお手伝いの人にもスリスリする可愛い猫でした
ただのんちゃんも長介も人が作ったハウスにも入らず
雪の降る日でも屋根はあるものの外でした
段ボールでそっと囲ったりしましたが出てしまい
何とかホッカロンを忍ばせたりしました

もしかして2匹とも低体温で死んだのではないか
大雪の後もかなり寒い日が続きました
自ら暖を取ることをせず自然に生きた2匹
2匹にとって今年の寒さは身に応えたのではないだろうか
自然に生きる事も大切だけど
せめて人が作る暖房を使って欲しかった
悔しくてたまらない!!