花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「NAFAFA City」  by 金城浩樹  1991

2007-08-15 23:33:39 | 音楽の話とか


たしか「りんけんばんど」のベースだった人のソロアルバム。沖縄FUNK?なんか久々に聴いて見た。

英語のラップが「ディック・リー」っぽい。当時の流行の音の取り入れ方とオリエンタルな感じのマッチングが久保田真琴に近いっつうのもあるが・・・なんと言うか暗黒のディックリー?ディックリーからダサ気持ちよさと人懐っこさを取ったような・・・あれ?じゃあなんも残んねえじゃん?って事はそうじゃない。

開放感無し。密室感と豪華っぽいのに微妙にチープな音=生々しさが相俟って、熱と湿気のこもった地下室の様だ。開き直ったかのような日本的発音の英語の歌も狙いか?時折挟み込まれる「ウチナンチュー」と混ざり合ってなんか「すぺいしい」である。ベースも時折ブーチーっぽかったりして。いやあベースはさすがに達者でカッコイイです。効果的なタイミングで響くセンチなメロディーがまた良い感じ。

夏に聴くと非常に暑っ苦しい。でもそれがまた良い。夏こそカッコいいです。

ベストトラックは「月浜節」かな?

「Claymore」  12巻で続刊中 八木教広

2007-08-15 22:32:59 | マンガの話とか


起き抜けに昨日の残りの炊き込みご飯食らってから、どうも胃のもたれもありほぼ引きこもる。夕飯は煎餅。今日の引きこもりのメインの友はこれ。「エンジェル」伝説面白かったので買った。

なにやら妖魔とそれを倒すために妖魔組み込んで作られた半妖の女性たちの戦いのお話?
戦いまくってバタバタ死んでく。

おお、幾奶だ!!

終始血まみれ&死の連続もスプラッター感は無い。あくまでさらっと。色んな所で設定が良い。ありとあらゆる不幸・・・いや悲哀か?もうこれでもかと。あと戦士の美意識。この辺も武士=もののふ感を女性剣士で描く妙か。少年たちたまらんのだろうなあ・・・おじさんもちょっとはまった。

しかし、さすがに笑いは無いか。「エンジェル・・・」とは全く違うが、同じ人が書いたんだなあと感じるのはテンポ感のせいかな。

「エンジェル・・・」のが好きだけど、これはこれで良い。先の展開が気になる。

ついでに昨日と今日の晩飯

2007-08-15 00:22:51 | 食い物の話とか
昨日はベルナルドのパン

「豚肉包」やっぱ美味い。チーズフォンデュフランス(だったかな・・・)もやっぱ良い。揚げパンにはあんこと生クリームが入っててこれもナイス。サンドイッチは良くも悪くもお高く止まった味わい・・・・まあ美味いけどセブンイレブンの「ジューシーハムサンド」とかの方が落ち着く花男は貧乏舌。

今日の晩飯は

炊き込みご飯、一味唐辛子入り。おこげも良い感じに仕上がる。最近の炊飯器は偉いなあ・・・

自動的に明日の昼飯も炊き込みご飯だ。



「鴨川ホルモー」  万城目 学

2007-08-15 00:14:49 | 活字もすっげえたまには読むぞ


SFコメディーなのか?

それはそれは大昔より京都に伝わる"競技"「ホルモー」。その独自の閉鎖性ゆえ京都の人もほとんどは耳にする事も無いと言う。舞台は京都。主人公は成り立て京大生。怪しいサークルの新歓コンパに誘われる。ただ飯食うつもりで行ったそのコンパで対面座った同じく新入生の姉ちゃんの「鼻」に一目ぼれ。なんとなくそのサークルに居ついていると、徐々に「ホルモー」の異常な世界へ巻き込まれ・・・・そんなお話。

何故か最初とっつきにくかったけど、読み終われば痛快活劇?涙も感動も爆笑も無いが、荒唐無稽な展開に中盤以降程よいワクワク感でぼけーっと読んでちゃんと楽しい。色恋沙汰も少しあり。楽しかったです。