たしか「りんけんばんど」のベースだった人のソロアルバム。沖縄FUNK?なんか久々に聴いて見た。
英語のラップが「ディック・リー」っぽい。当時の流行の音の取り入れ方とオリエンタルな感じのマッチングが久保田真琴に近いっつうのもあるが・・・なんと言うか暗黒のディックリー?ディックリーからダサ気持ちよさと人懐っこさを取ったような・・・あれ?じゃあなんも残んねえじゃん?って事はそうじゃない。
開放感無し。密室感と豪華っぽいのに微妙にチープな音=生々しさが相俟って、熱と湿気のこもった地下室の様だ。開き直ったかのような日本的発音の英語の歌も狙いか?時折挟み込まれる「ウチナンチュー」と混ざり合ってなんか「すぺいしい」である。ベースも時折ブーチーっぽかったりして。いやあベースはさすがに達者でカッコイイです。効果的なタイミングで響くセンチなメロディーがまた良い感じ。
夏に聴くと非常に暑っ苦しい。でもそれがまた良い。夏こそカッコいいです。
ベストトラックは「月浜節」かな?