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花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

最近耳につくCM

2007-08-17 19:48:05 | 音楽の話とか
「伝染歌」とか言う映画の奴。最初てっきりゲームかなんかのCMかと・・・・あるいはなんかのパロディーかと思っていたらマジ物ホラームービーらしい。

それと言うのもあの歌があまりと言えばあまりに「それっぽすぎる」ため。恐怖を含めすべての感情の表現につき、それの「度を過ぎた姿」と言うのは少し離れて見ると滑稽だったりする。最初見たときは軽く笑いそうになった。

あと「ゲーム?」と思ったのは「そしてたべ~られ~る♪」ってなんかゲームのCMがこびりついていたからと言うのもある。あれインパクト強かったなあ・・・ゲームにはほとんど興味が無いが、あのCMソングは秀逸だった。

で、伝染歌のCMに戻ると・・・「どうやらマジの映画のCMらしい」と気づいて次に思ったのは「これ、森田童子?」だった。しかしどうも違うらしい。五井道子とか言う架空の「謎の無名シンガーソングライター」の曲言う設定になってるらしい。タイトルは「僕の花」。なんでもそれをパクって1995年に屋良弥生って奴がデビューしたらデビューイベント直後に事故死、続いて・・・・とまあ結構細かい設定になっている模様。まあ森田童子がモチーフになってるのは間違いないんだろうな。

多分この映画は見ないけど。

森田童子といえば、「高校教師」の主題歌になる前は・・・中学校の頃FM東京の「ニューミュージックなんたら」言う番組にゲストで来てたのを聴いたのがほぼ唯一の接点。高く細い声でとつとつとしゃべっていた。

なんかレコーディングに参加したバンドネオン奏者が、効果そのものは無いだろうに鍵盤にビブラートをかけて弾いているのに感動したとか・・・そんな事を語っていたのを何故か25年近く経った今でも覚えている。

その時何曲かかかった歌はどれも中学生には恐ろしく・・・・「これはきっと世界で一番暗い音楽であろう」と、中学生なりに定義つけた。何故か未だにそのタイトルが頭から離れない「ぼくは16角形」と言う曲が特に冷たく透明で恐怖だった・・・・部屋の温度が3度位下がった気がした。

その後確か高校の頃、横須賀のラッキーレコードで中古のアルバムのジャケットを見て「長髪カーリーで着流しにサングラス(そう見えた)」と言ういでたちが、どうしてもFM東京の放送のイメージと重ならなかった記憶がある。

そんなこんなで、最初にラジオで聴いてから25年もの月日が流れても実は未だちゃんと聞いた事が無い。中学生なりに感じたものと、四十直前で接するのとはまたなんか違うかも知れない。一度ちゃんとどっぷり聴いてみようかなと少しだけ思う。多分無いけど・・・