大柄な法師陰陽師の芦屋道満は「怪異を信じぬ」陰陽師。自分の式神と称し男装束の童女=鷂(はしたか)を連れて活動を。鷂にはすべてを記憶し、また書く&描く緻密に再現出来る特別な能力を持っていた。道満には陰陽師としてなり成し遂げるべき事、過去の暗いいきさつがあり・・・鷂は道満と出会うまでは・・・そんな二人が平安の怪異を陰陽的ではない方法で解決して行く。道隆はある時道具のように思っていたはずの鷂への本当の自分の気持ちと彼女の幸せを考え・・・そして道満を敵視する者の動きも・・・そんなですか???安倍晴明も出るよ。
やや時代小説が苦手ということもあって、序盤入りづらかったですが読めばそう時代物・時代物もしてないし、感情移入が進むとそこはかとなくいい話です。結果愛のお話??? まあラストはベタですが・・・ベタはある意味正義。伏線で回収がされてないのもある気がして、続くのかもしれないけどまあおさまりのいいラストなんで完結って事ですか。
面白かったです。
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