「人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな」
小学校の時蝶が好きになり作った標本をきっかけに、色彩の世界に魅せられその果てに、自分の息子を含む美しい少年6体の標本を完成させたと言うネット上の小説。それを事実と裏付けるように発見された少年たちの遺体。自首をしてきた大学教授・・・蝶にしか見えない色彩の世界と体現しようとする芸術の裏に隠された真実は?・・・と言う感じでしょうか。
まあ、かなりのイヤミスですね。黒湊さんです。この人の作品と言う事で期待が大きすぎた感はあって、まあそれをさておけばさすがな構成と落としどころ&ミステリィですか。
多分まずまずは面白かったです。
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