中学二年の春休みに父子家庭の花南子は、父の急な海外勤務に伴って大好きな曾祖母の五月の持つアパートでしばらく暮らすことに。そしたら五月がぎっくり腰で入院??その間五月の元に送られてきたと思われる封筒には、ある老人の調査結果が。その名前・・・最近仲良くなった同級生男子から聞いていた。行方不明なんじゃないかって? なんとなく五月にその封筒を渡しそびれて、その男子=根尾と一緒にその老人の事を調べることに。その顛末で、同じアパートで暮らす調査会社の調査員と言う=今津に出会い・・・探偵っぷりに感動する。その後も老人多めの謎にワクワクと首を突っ込む花南子&根尾に、止めながらも迷惑そうながらもそうにフォローに回る今津・・・そして花南子と今津の関係に意外な・・・そんなですかね?
さらっと軽めのお話で、作者らしい毒少な目ながらちゃんと起伏のあるミステリィに仕上がってます。読んでて気持ち良い系ですね。今後も少し気になるけど・・・まあ終わり方としてはこれで丁度よいか。
面白かったです。
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