競争の番人シリーズ第二弾ですね。
本局から九州の支局へ異動となった白熊楓。意気揚々と仕事のまい進する所存だったが、どうも支局の面々は本局から来た自分にあたりが強い。嫌味な上司に、敵対心を隠そうとしない若手の職員・・・唯一あたりは柔らかい王子風の敏腕調査官は、あたりは良いが約束は守らず何度も合同業務をすっぽかされ・・・で、今バタついてるのが呉服業界のカルテルがらみなんだが、やーさんも絡む土地柄物騒な感じに・・・ついには人死にが???聞き取り先から身に覚えがないと言う拳銃も発見されたり・・・・ 勢い付いて本局の懐かしいメンバーも九州へ出張となり合同で?いや、分業での調査にあたることになったが、なかなか敵はしぶとく権力者の横やりや、やーさんの妨害とも戦いながら調査を遂行するが・・・さてどうなる?? って感じですかね。
新キャラもおなじみキャラもそれぞれ持ち味を発揮してます。主人公が悩み成長する様なお仕事小説感と、スリルとサスペンスと陰謀が入り混じってなかなか読みごたえがありました。続きが出るなら是非是非。楽しみにしてます。
面白かったです。
前作感想↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「競争の番人」 新川 帆立
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