花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子たちと継がれる道~ 」 三上 延 

2024-03-25 12:59:03 | 活字もすっげえたまには読むぞ

ビブリオ古書堂シリーズ・・・扉子編で4つ目、栞子さんシリーズからは通算11作目。

 

かつて文士達によって立ち上げられた「鎌倉文庫」と言う古本屋があった。そこには文士達が持ち寄った蔵書によって、当時の目で見ても貴重な古書がたくさんあったという。が、その後の事業売却やら何やらでそこの蔵書は現在では大半が行方不明。そんな中、夏目漱石が自分でもっていたという自作達・・・それらをめぐって謎に親子三代で、偶然か17歳の時にかかわった智恵子、栞子、扉子・・・昭和→平成→令和と。そしてすべたが収まる所に収まった時・・・そんなですかね。

 

今回は世代をつなぐビブリア物語でした。何というかロマンですね。良いと思います。栞子の両親で扉子の祖父母、智恵子と亡き登の関係も何とも味わい深いですね。

 

面白かったです。

 

 

これまでの感想↓↓↓↓↓↓

「ビブリア古書堂の事件手帳」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帳2 ~栞子さんと謎めく日常~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帳3 ~栞子さんと消えない絆~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帖4  ~栞子さんと二つの顔~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帖5  ~栞子さんと繋がりの時~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帖6  ~栞子さんと巡るさだめ~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帖7  ~栞子さんと果てしない舞台~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」 三上 延

「ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ 」 三上 延 

「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ ~扉子と虚ろな夢~ 」 三上 延



最新の画像もっと見る

コメントを投稿