ビブリオ古書堂シリーズ・・・扉子編で4つ目、栞子さんシリーズからは通算11作目。
かつて文士達によって立ち上げられた「鎌倉文庫」と言う古本屋があった。そこには文士達が持ち寄った蔵書によって、当時の目で見ても貴重な古書がたくさんあったという。が、その後の事業売却やら何やらでそこの蔵書は現在では大半が行方不明。そんな中、夏目漱石が自分でもっていたという自作達・・・それらをめぐって謎に親子三代で、偶然か17歳の時にかかわった智恵子、栞子、扉子・・・昭和→平成→令和と。そしてすべたが収まる所に収まった時・・・そんなですかね。
今回は世代をつなぐビブリア物語でした。何というかロマンですね。良いと思います。栞子の両親で扉子の祖父母、智恵子と亡き登の関係も何とも味わい深いですね。
面白かったです。
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