大学時代、怪我もあり選手としては戦力外通告を受け4年生の時にマネージャーサイド=主務へと転向した拓也は伝説の主務って感じで東都大学では語り継がれてたり・・・そんな拓也はマラソン大会を運営する会社に勤めていたが、思うところあって地元へ帰り公務員=市役職員になっていた。ある日拓也は市長の無茶ぶりで地域活性化のためのマラソン大会を計画する事を命じられる。前途多難な大会開催への道のりも、なんか調子が出てもりもりやる気で推し進めていけば仲間も増えてアイデアも色々・・・しかしその後もトラブルは倍返しだとばかりに次々襲い掛かり、いろんな人の思惑を乗せて・・・さてどうなる?! って感じでしょうか。
作者らしい、実直でちゃんと楽しい小説でした。ラストの因縁の(?)女性とのやり取り、これをラストに持ってくるところもなんか好きですね。良き小説でした。
面白かったです。
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