ブラックペアン1988に始まったバブル三部作の前日譚的な作品ですかね。
東城大学の佐伯率いる総合外科の渡海征司郎は、天賦の才に加えバイト先=桜宮病院での数々の死体を相手の手術のおかげで手術の腕はビカイチ。父ともかかわりのあった佐伯教授は医師としての信条にも、その手術手腕にも尊敬の念を抱いていて、ヒラながら佐伯の懐刀と称される立ち位置に居たが・・・徐々に佐伯教授に対する疑念が膨らみ・・・いくつかの出会いと父の死と院内の政争を目の当たりにするうちに・・・「オペ室の悪魔」の誕生の物語。
うむ・・・困ったことにシリーズの他の作品の記憶が薄いww もうだいぶたつもんな。最後の「スリジエセンター1991」を読んだのがもう12年前・・・そのあたりの記憶が確かならもっとしっかり楽しめた気がします。最近読んで記憶の新しい人や、これからシリーズ丸っと読む人には良いかも。単独作品としてみるとやや楽しみづらいかも・・・まあそれでも読ませる手腕と世界観があるのでアリではあります。
まだまだ面白かったです。
関連作=バブル三部作の感想↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます