新シリーズですね。
4人の子供を育てながら、中学生の長女にはうざがられながらも所轄で刑事を頑張る小暮時生=38歳。そんなある日、変なタイミングの人事異動で本庁から時生の部署に異動してきたのは東京藝大出身のエキセントリックな刑事南雲士郎=通称ダ・ヴィンチ刑事。難事件もアートに準え解き明かしていく天才肌だが、型通りの仕事や組織プレイが出来ない(やらない)南雲・・・実は時生は以前バディを組んである事件を追っていた。その時のトラウマを抱えているのだが・・・再度バディを組むことになって??? 崖から車で落ちた女性と消えた穴の謎、失踪したDIY系YouTuberの行方、そして遺体で見つかった売れだしたばかりの芸術家の死の真相・・・そんな物を追いながら未解決の「ある事件」にも思いを強くして・・・そんな感じですか?
お得意の作風のエキセントリックな刑事ものです。もはやお家芸の領域?安定してます。「あの事件」も進展を見せる感じのエンディングで次回作への引きもいい感じですね。楽しく読ませていただきました。
面白かったです。
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