花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

載せそびれた花たち

2009年07月13日 | 山野草
朝から大雨の函館です。
今年は天候不順なのか降る時は土砂降り、週末のお天気もイマイチで、清清しい青空が早く見たいと思っているのは、皆さんも同じでしょうね。

さて、1週間もブログの更新をサボってしまいました。せっかく咲いたのに私のせいで載せそびれた花たち、大分時期外れになってしまいましたが、どうぞお付き合い下さい。

函館市郊外にある自然公園に咲いていた花たちです。
コウホネ(河骨)スイレン科
浅い池や沼などに生える多年生の水草です。白い根茎が骨のように見えることからついた名です。円柱形の花柄を水の上に出し、黄色い花を上向きにつけます。

ナツトウダイ(夏燈台)トウダイグサ科の種子
もしかするとヒメナツトウダイかもしれません。

コケイラン(小蘭)ラン科
盛りは過ぎていましたが、まだ綺麗なコケイランをたくさん見られました。

サイハイラン(采配蘭)ラン科
花のつく様子が武将の使う采配に似ているためこの名がつきました。
ピンクの花が、茎の一方側にやや片寄って下向きに咲きます。

花の終わりころは、開いて水平に近くなります。

シダの緑が鮮やかでした。

ヘビイチゴ(バラ科)

マムシグサ(蝮草)サトイモ科
紫色のマムシグサ、薄暗い林内で出合うとドキッとしますね。

ニガナ(苦菜)キク科
葉や茎に白い乳液があり、これが苦いのでこの名がつきました。