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花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

クマガイソウ(熊谷草)

2008年05月19日 | 山野草

クマガイソウ(ラン科)が咲き出しました。
大きな2枚の扇状の葉と袋状の花を一輪つけるのが特徴で、高さは30cmくらいになります。花の名は、源氏の武者「熊谷直実(くまがいなおざね)」の背負った母衣(ほろ)に似ていることからつけられました。

唇弁は大きく膨らんだ袋状で、白く、紫褐色の模様があります。唇弁の口は左右から膨らんで狭まっています。

見れば見るほど不思議な形をしている美しいランです。
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ナツトウダイ(夏燈台)

2008年05月19日 | 山野草

ユニークな形の花、ナツトウダイ(トウダイグサ科)に初めて出会いました。

草姿が明りに使った燈架に似ていることから名がつきました。
名前は夏ですが、花は春に咲かせます。
つぼ状の花は紫褐色で中に雌花1個と数個の雄花が入っています。
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オオカメノキ(大亀の木)

2008年05月16日 | 樹木・園芸種

この時期、山道を歩いていてよく見かけるのがオオカメノキ(スイカズラ科)です。
ガクアジサイのような白い花を咲かせています。

円形の葉が亀の甲羅に似ていることからこの名がつきました。

中心部の地味な両性花群を白い飾り花が囲っています。
純白の花と深い緑の清楚なコントラストがとても美しいです。
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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)

2008年05月16日 | 山野草

オオバナノエンレイソウ(ユリ科)をまだ載せていない事に気づきました。
少し時期が遅れてしまいましたが、大好きな花なのでご紹介します。
北海道で見られる主なエンレイソウの仲間は、エンレイソウ、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)、オオバナノエンレイソウの3種類ですが、オオバナノエンレイソウはその中でもっとも大型です。

シロバナエンレイソウに似ていますが、全体に大型で上を向いて咲きます。
芽ばえてから花が咲くまで15年もかかるそうです。
緑の森の中で、その白い清楚な姿が涼やかです。

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ミネズオウ(峰蘇芳)

2008年05月15日 | 樹木・園芸種

恵山でミネズオウが咲き出しました。
昨年は6月半ばに撮影したので、1ヶ月も早いです。

ミネズオウは高山の岩礫地に群生する常緑の小低木(ツツジ科)です。
スオウとはイチイのことで、葉が似ていることから名がつきました。
枝が地面を這い、カーペット状に広がります。

葉は長い米粒のようで光沢があります。

高山に生えるツツジ科の小低木は釣鐘形の花が多いようですが、この花は上を向いて咲き、真上から見ると星形をしています。花はとても小さく4~5㎜程です。
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キバナイカリソウ(黄花碇草)

2008年05月15日 | 山野草

キバナイカリソウ(メギ科)は、花の形が船の碇(錨)に似ていることから名づけられました。葉は細長いハート型をしています。

花は一度見たら忘れられない変わった形をしています。花は下向きにぶら下がり、錨がひっくり返ったように見えます。

淡いクリーム色の花は、蝋細工のように透けて見え、なかなか綺麗です。
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タチカメバソウ(立亀葉草)

2008年05月14日 | 山野草

葉の形が亀の甲に似ていて、体全体がほぼ直立するところから名づけられました。

雪のように真っ白で、中心が黄色の可愛い花が、行儀良く並んで咲いています。

花の感じは同じムラサキ科のワスレナグサとよく似ています。花嫁さんのブーケにしたいような、小さくても品のある花です。
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白いシラネアオイ

2008年05月13日 | 山野草

森の中で、真っ白なシラネアオイに出会いました。
薄紫のシラネアオイは優雅で優しい感じですが、白いシラネアオイは清楚でとっても爽やかでした。
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オオサクラソウ(大桜草)

2008年05月12日 | 山野草

昨年初めて1株だけ見つけたオオサクラソウ。とても可愛い花にすっかり一目ぼれ、そろそろ咲き出していないかと、オオサクラソウ探しに出かけました。
昨年見つけた場所の近くで数株咲いていましたが、他にもないかと林の中をウロウロしているとありました!

歓声を上げながら林内をどんどん進んで行くと、ここにもあそこにも可憐な姿を見つけることができ、今年はオオサクラソウの当たり年かと思うぐらい、沢山の花に出会えました。

1輪2輪も可愛いですが、これだけいっぱい咲いているととても豪華です。

沢山のオオサクラソウに出会え、大満足の1日でした。(5月6日撮影)
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エゾキケマン(蝦夷黄華鬘)

2008年05月10日 | 山野草

エゾエンゴサクと同じ仲間(ケシ科キケマン属)の「エゾキケマン」です。
花がたくさん集って吊り下がる様子を、仏殿の装飾の「けまん」に見立ててついた名と言われます。
この花は、函館山で見つけました。

別の日に、川原で黄色の花が沢山咲いているのを発見。低木の花かと思って近づいてみると、なんとエゾキケマンの群生でした。

函館山で見つけた花よりやや薄いクリーム色で、中心も茶色ではなく淡い緑色です。盛りを少し過ぎていましたが、一帯はエゾキケマンだらけで圧倒されました。
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薬師山の芝桜

2008年05月09日 | 道南

函館から国道228号線を車で約1時程の所にある木古内町へ行ってきました。
国道から右手を見ると、鮮やかなピンク色に染まっている山肌が見えてきます。
木古内町薬師山の芝桜です。

駐車場から、ウッドチップを敷き詰めた散策路を15分ほど上がると、急な斜面にピンク色の絨毯が広がっていました。

萩山展望台からは津軽海峡と木古内の街並みが一望できます。(5月4日撮影)
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ミドリニリンソウ(緑二輪草)

2008年05月08日 | 山野草

函館山登山道宮の森コースで見つけたミドリニリンソウです。
ニリンソウの白い花弁が緑色に変わった変異体です。

<初級編>白い色の部分が多いので比較的見つけやすいです。

<上級編>目を凝らしてよくご覧下さい。

他にもまだまだ見つけましたが、状態の比較的いいものを紹介しています。
登山道のすぐ脇に咲いているので、是非見つけてください。
ただ、だんだん目がショボショボしてきますのでご注意を!
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たこ飯し再開

2008年05月07日 | グルメ

道の駅「なとわえさん」駐車場横にある、「たこ飯しのシーサイドケルプ」さんが半年振りに再開しました。

山菜たこ飯しのお弁当(700円)です。
半年振りのたこ飯しは、たこがたっぷり入って大満足の美味しさです。
山菜の天ぷらは、お店のお父さんが山で採ってきた、ウド、ギョウジャニンニク、タラノメ、ヨモギ、フキです。
ヨモギ入りの玉子焼きと野生のミツバのお浸しも香りが抜群でした。
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ニリンソウ(二輪草)

2008年05月06日 | 山野草

春を代表するキンポウゲ科の多年草です。

この時期、大きな群落をつくって一面に群れて咲いています。

ほんのり紅を差した愛らしい花。

普通、このように1本の茎に2個の花がつきますが、なかには1本咲きや3本咲きなども見られます。
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函館八幡宮の桜

2008年05月05日 | 函館

桜の記事が続きますが、5月3日、函館山の麓にある函館八幡宮へ出かけました。

境内にある枝垂桜も見ごろを迎えていました。

満開のソメイヨシノに覆われた参道もいい雰囲気です。

朝靄のかかる緑のグラデーションが美しい函館山を背景に、ピンクの桜並木が一段と映えます。
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