花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

センブリとウメバチソウ

2009年10月13日 | 山野草

千回せんじてもまだ苦いといわれる、胃腸の薬として有名なセンブリ(リンドウ科)の花です。

あの苦さからは想像もつかないほど、こんなに愛らしい星形の花です。

アケボノソウに似ていますが、センブリは背丈が7~20㎝程で、花も1.5㎝ととっても小さいです。

アップにして見ると、白地に紫色のお洒落なストライプ模様です。
花弁は普通5枚ですが、4枚の花も見られました。
初めて見る花の群生に大興奮でした!

センブリと同じ所に咲いていたウメバチソウ(ユキノシタ科)です。

センブリとウメバチソウ、可愛い2つの白い花の競演を楽しんだ1日でした。

たこめし

2009年10月10日 | グルメ

マイブログにたびたび登場する、たこめしのシーサイド・ケルプさんです。
恵山の道の駅の並び、海のまん前にあります。

お店も手作りって感じですが、店名も流木で作られています。

朝獲りのホッケが、のれんのように干されていました。
潮風で半日干せば、ホッケの生干しの完成です。

ホッケの隣にはタコもぶら下がっていました。入口を入る時はご用心!

この日の「たこめし定食」です。
たこめし、ホッケの煮付け(最高でした!)、たこ刺し、カニのみそ汁(お父さんが朝釣ったH蟹)、出来たて生干しホッケ焼き、別注文のたこの唐揚げ(柔らかくて美味しい!) 。

こちらは別の日に食べた「浜カレー」
イカ、貝、たこなどのシーフードカレー。ご飯はたこめしですよ。

美味しくて又食べてしまった「たこの唐揚げ」

桜野温泉

2009年10月09日 | 温泉

ハーベスター八雲を後にして、国道5号線から山の方へ20分くらい進むと、野田追川沿いの山中にある一軒宿、桜野温泉熊嶺荘(くまね荘)の看板が見えてきました。

山の中の一軒宿というイメージとは違い、ペンション風の綺麗な温泉宿です。
明治時代に徳川義親侯爵がクマ狩りの途中に立ち寄り、熊嶺温泉と呼んだことが宿の名の由来だとか。

館内には、このような鹿や熊の剥製が飾られています。

500円で日帰り入浴を楽しむ事ができます。こちらが脱衣場です。

男女別の内湯と混浴の露天風呂があります。温泉はぬるめで、とろっとした肌触りです(食塩泉)。

こちらは男湯です。女湯はかなり小さく男湯の半分くらいでしょうか。露天風呂に行くのは、この男湯を通って外に出るので、バスタオルか水着を着ていないと無理でした(残念)。

野田追川を眺めながらの露天風呂、風情がありますね。
残念ながら私は写真だけで入った気分です(悔)。

ハ-ベスター八雲

2009年10月08日 | グルメ
八雲町の噴火湾を見下ろす丘の上に建つレストラン「ハーベスター八雲 」に、2年ぶりに出かけました。

この日は休日でお天気も良かったので、とても混んでいて、 30分ほど並びました。
園内には巨大カボチャがゴロゴロ、座っても大丈夫です。

眺めの良いテラス席が人気です。

石窯焼きピザとハーブ鶏を使ったフライドチキン、園内で採れた新鮮野菜が自慢です。

噴火湾の向こうには蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山(右の方の山)や、室蘭の白鳥大橋まで見ることができました。この景色を眺めながらの食事は最高です!

七飯岳の蝶

2009年10月07日 | その他
七飯岳ではたくさんの蝶にも出会いました。
動きが素早いので撮れたのはこれだけでした。

シロツバメエダシャク(蛾です)
羽も胴体も白かったです。

羽を広げたクジャクチョウ
オオノアザミがお気に入りのようで、今回はたくさんのクジャクチョウに会えました。

クジャクチョウ
羽の裏側は黒く、柄が微かに透けて見えます。

カラスアゲハの仲間かな?
ボケ画像ですが、この1枚しか撮れませんでした。

七飯岳の花2

2009年10月06日 | 山野草
七飯岳の花の続きです。

シラタマノキ(ツツジ科)の果実
実を潰すとサロメチールのスースーした香りがします。

ヤナギタンポポ(キク科)
葉が柳の葉に似ているため名がつきました。

ウメバチソウ1(ユキノシタ科)
花の姿が家紋の梅鉢型に似ていることから名がつきました。
今回の目的は、このウメバチソウに会いたくて出かけました。七飯岳はウメバチソウの宝庫なんです。

ウメバチソウ2

ウメバチソウ3
下から見上げるとこんな感じです。

トウゲブキ(キク科)
ほぼ終わっていましたが、綺麗な咲き残りの花を見つけました。

ダイモンジソウ1(ユキノシタ科)
お弁当を食べた岩場に咲いていた花ですが、残念ながら盛りを過ぎていました。

ダイモンジソウ2
形が大の字に似ているため名がつきました。さて、大の字に見えるかな?

七飯岳の花1

2009年10月04日 | 山野草
七飯岳で出合った花や果実を紹介します。

ムラサキツメクサ(マメ科)
別名アカツメクサと呼ばれ、子供の頃、四葉のクローバーを探して遊びました。

サラシナショウマ(キンポウゲ科)
ビン洗いブラシのような花として、以前にも紹介しています。
若い葉を煮て、水でさらして食べた事から名がつきました。

ナワシロイチゴの果実(バラ科)
宝石のように輝いて、とっても可愛くて美味しそうなイチゴ、思わずパクっと口に入れましたが、あまり甘くありませんでした・・・。

アキノキリンソウ(キク科)

オオノアザミ(キク科)とクジャクチョウ

ノコンギク(キク科)

ネジバナ(ラン科)
山ではまだネジバナが見られました。

こちらの花は、ねじらず真っすぐなネジバナです。
アップにしてみるとラン科の花の特徴が分るでしょうか。・・・七飯岳の花2へ続く

七飯岳

2009年10月04日 | 道南
少し前に函館市のお隣、大沼公園のある七飯町の七飯岳(ななえだけ)に出かけました。

七飯岳の登山ゲートです。ここは城岱スカイライン沿いにあり、城岱牧場の中を通るので、牧場の方に声を掛けて出発です。

ススキを眺めながら、左手奥に見える七飯岳を目指して進みます。

牧場の中を進んで行くので、馬や牛に出会えます。

「オーイ、こっちにおいで~」と声を掛けると、馬たちがやって来てくれました。

馬たちに草をあげたりとすっかり遊んでしまいました。
牧場を後にし、登山道に入りしばらく進むと駒ケ岳が見えてきましたが、少し雲がでてきました。

七飯岳の頂上は後で立ち寄る事にして、先に岩場へ向かいます。

眺めの良い岩場で、駒ケ岳を眺めながらお弁当タイムです。

反対側には大野平野と七飯市街地、左手には函館山も見渡せます。

岩場から少し戻ったこちらが七飯岳(779.2m)山頂です。残念ながら駒ケ岳に雲がかかってしまいました。・・・七飯岳の花に続く