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我が家の冬の暖房はストーブ、灯油が高いので薪を焚いて過ごします。2日くらい前、煙突のテッペンの方からガサガサ。ついでに固まったユウエンがバラバラ煙突を伝わって落ちてくるではありませんか。もしかして、、、でもまさか、あんな小さな狭いところから入る訳ないな~それに結構おとなしすぎるし~と思っていました。昨日は街に仕事で出かけ、恒例の小樽行きもして、夜帰宅。テッペンからしていた音が少し下の天井あたりに変わっていました。居間は二階で煙突はかなり高い3階天井に突き抜け外の屋根のテッペンに延びています。
今日(1日)は家で仕事の日。午後仕事に入る前に音の主が野鳥だと判明。その頃は薪を入れるガラスの扉のすぐ側にいるらしい。飲まず食わずで丸2日以上。かなり弱っているのではと心配しながら、扉を半分開け袋をガムテープでくっつけ出てくることを祈りながら下の仕事場に。約6時間後、戻ってみると変化無し。音もしない。今、このストーブの中は燃やす筈の紙がたくさん入っているので姿は見えない。 、、、つづく
続きです。
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「捕りもの鳥」顛末を報告と思ったのですが、なかなか書けそうも無いので、結果を報告します。ナカナカ袋に出て来てくれないので、結局、袋を外しストーブの扉を全開。するやいなや、弱っていた筈の煤で真っ黒けで何色か解らない鳥が羽ばたいて家中を飛び回っています。最終的に運良く?3階の部屋の中に入ったところをタイミングを待って家人(途中で帰宅していた)が素手でキャッチ。
ホントにどこもかしこも真っ黒黒す家の鳥でした。死んだように目を瞑っておとなしく手の中にいるので、そのまま、まず水を口に、、飲まない、飲めない。庭に置いてみようと外へ出て手を離した途端、闇夜の空へ、嘘のように、元気よく羽ばたいて飛んで行きました。それにしても生還できてホッとしました。野鳥の逞しさに感動の一夜でした。そうそう、あの真っ黒鳥はヒヨドリでした。