
病院の図書(各階に設置)に好い本が沢山あって借りては少しずつ読んでいました。ゆっくり読もうと借りてあった長編「宮本輝・草原の椅子」を2日間で一気に読むことが出来ました。ようつうも今回は本当にラッキーでした。平易な言葉で書かれ奥が深く読後感がいい。

主人公たちが訪れるフンザ国へ行ってみたくなります。最後の桃源郷といわれるフンザ。
あとがきもよかった。
「宮本輝が阪神大震災に遭遇して三年目に書き始めたこの本は苦しみや悲しみのなかにあってもなお今日を生きようとする人間という存在へ、かぎりない慈しみと信頼とを注ぎ込んだ」と記す重松清の解説も好い。
美しいフンザの写真は<たびそら>HPで見ることが出来ます。

んでから見た方が良いでしょう! この方の旅行記
は面白いです。下記URL