恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密
神我の声に耳を澄ませ!
法の伝道のための旅の途上、飛行機の中で瞑想していた時のことです
先の続き・・・
メガロポリスに帯状に集うにぎやかな灯がいくら文明の世を象徴していようと
もはや人々がどのように生きたらよいのかを示し照らす法の灯さえ消え去り
社会に蔓延する悪と跡を絶たぬおぞましき事件は歩むべき道を知らぬ人々に
ますます生への嫌気と不安を与えるばかり
ついに雲上から地上へと降りることを決意しました
泣け叫び苦悩せる愛し子のもとに降り立ち
導きの法灯を点じ 幸せへの道を示そうと思いを定めました
「愛しき我が子よ 愛しき我が子よ
幸せになりなさい 健やかに生きなさい 自らを苦しむることなかれ」
これ以来、
この創造神の声と私の胸の奥の声とは常に一つになって響いています
我が肉の身を捨てて 父なる神にすべてを捧げた日より
肉体に制限されあれこれと思い煩う自我がいなくなり
神様の御心と一体になった永遠の命なる己れに目覚めたからです
「我が命 この身を父なる神に捧ぐ かくて神我を知れリ
我が命 我が身をもって 父の御心をこの地上に具現せり」
かくして天下り 本体である神我と合体した身辺では
いたち来りて我が膝に遊び 小鳥あまた集い来たりては唄歌い
愛らしく清楚なる花の精との対話に時を忘れ
また行くところ金箔が舞い降り 金粉が湧き出で
講演中に百合の花が垂直の方向を向き
我が言葉に従い 開いたり閉じたりする花々と 数々の現象が起き始め
さらに難病や奇病をはじめ 人々のあらゆる肉体の病苦が癒される
聖書の世界さながらの出来事が起きてまいりました
これらはすべて我が神我を通して働かれる神の御業にほかなりません
盲亀浮木のたとえのごとく この神の御業を理解する人の甚だ少ないのは
偽りの神を信ずる人々が今の世にはあまりにも多く
また霊能的な力を誤用し 人々を迷わせる迷わせ人のあまりにもはびこるが
ゆえです
外に神を求めれば迷い 神にめぐり遭うことはありません
神を信ずる人は多く 神に信ぜらるる人はあまりにも少なく
父なる神は信じうる子を探し求めておられます
神様のお仕事のお手伝いをさせるためです
内に神を求めて 心の奥深くまで反省と悔い改めによって 心の曇りを払い
内なる世界のほうから神の光が来るが如く
この現世に我が身の行いをもって 神の御心な何たるかを伝え
神の御心を我が肉体をもって示し現わしていこうと思います
〔註〕あくまでも私個人の心の中の出来事と現実にあった出来事で、
信じる信じないはご自由です。
~ 感謝・合掌 ~