浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

極楽と地獄の在り処
たずぬれば我が内にこそ
共にあるなれ

「御垂訓」

2019-10-01 23:31:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                   講演 六

「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
                 神意なることを悟るべし」

先の続き・・・

引力は目に見えませんが、
ちょうど歯車ギヤのようなつとめをしております。
銀河系にはこの太陽系のような星の塊が二十億個もあるそうです。

太陽系の中で地球という生物の生存を許された星が
一個あるということは、十分の一の確率ですね。
十分の一に生物が生存可能な環境を与えられていますから、
別の太陽系にもやはり同じような確立で地球のようなものがありますと、
この銀河系だけで生物の生きている星は
約二千億個あることになります。

その中には地球よりもっと古い歴史を持った星もありますし、
また地球より若い星もあります。
古い歴史を持った星はそれだけ科学も進んでいるでしょうから
UFOという未確認飛行物体は、
そのような天体から地球へ時たま訪れる姿なのでしょう。
テレビでよくUFOの話をしていますが、ああいうものが来ても別に
不思議はないのです。

しかし分からないからびっくりします。
空から円盤のようなものが飛んできたら
「ウワァーおそろしい」「お椀が飛んできた」と言いますけど、
そういうものの存在はあって当たり前のことです。

銀河系の中を見ましても、
太陽系そのものの力によって他の太陽系(惑星系)を
運行させているのです。

これが大宇宙の果てに至るまで全く同じ力をもって動かされており、
その作用は相互依存で、お互いに持ちつ持たれつという法則の中に、
大宇宙の隅々までもその力をもって示されています。




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「御垂訓」

2019-10-01 01:34:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                    講演 六

「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
                   神意なることを悟るべし」

先の続き・・・

相互依存といいますのはお互いに持ちつ持たれつということですが、
人間という字の人は「ノ」と「、」が持ちつ持たれつを表し、
その「間」に生きることを表しています。

自然界の太陽系を考えてみますと、太陽を中心として九つの惑星、
つまり火星・木星・金星・地球などという星があり、
それが一秒の狂いもなく循環しています。

遠く離れているから関係はないと思うのですがお互いに
作用し合って動いています。
昔の時計を分解しますとゼンマイが入っていますね。
ねじを巻きますとゼンマイの力によってギヤが回ってきます。

また無数の歯車が入っていて、
その歯車はゼンマイのばねにエネルギーをもとにして回ります。
回ることによって次の歯車を回し、
さらに次が回されることによってその次を動かしています。

これとまったく同じことで、
太陽というエネルギーによって各惑星が回わされているのですが、
これが惑星毎に独立して回っているのではなくて、目に見えない歯車、
つまり引力の作用によって自分が動き、
動くことによって他を動かしています。
太陽系はこのように調和されています。



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