恩師のご著書「講演集」より
講演、四
神の御心の如く、求めずただ愛を与えよ
私たちは、自分に目覚めた時、
人様の為に何らかのお役に立たなくてはいけないのです。
お役に立たせていただくように、
ただただ求める心なしにさせていただくことです。
もし、求める心を持てば、良き行いをしたと思いましても、
求めて与えられない時は、必ず苦しみが伴ってきます。
人間として生まれた以上、求めて得られない時は、
苦しむように作られているのですから、
求めてはいけません。
たださせていただくことです。
家庭の中で、職場の中で、或いは友達の中で、
たださせていただくことです。
愛とは求めるものではなく、
与えさせていただくのがほんとうの愛です。
愛はただ与えるのみ、その時、
代償として相手の方から愛が注がれます。