恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
あとがき
先の続き・・・
しかし、たとえ一人でもいい、
まことの心を求める求道者があるならば、
その方の参考としていただけるかもしれない。
こういう望みを託して、
とうとう出版社との契約に踏み切ることになりました。
この書はあくまで一個人の人生における体験談です。
人に説法したり、人に聞かせるような意志はまったくありません。
自分に与えられた人生に悔いなき花を咲かせよう、
人生の終末に喜びの果実を収穫しようと、
一生懸命に生きてきました。
私の生活実践は完全に自分を捨てて(不惜身命)、
己を忘れて他を利する
(忘己利他)を理想としてきました。