長々と続いたフィンランド旅行記も、今回が最終回。
お付き合いいただき、有難うございました。
今回はおぼえがきとして、オーロラ観測の時の服装などなどを記録しておこうと思います。
着ぶくれてる2人。
カナダでオーロラを見た時は南極観測隊仕様の防寒服をレンタルしました。
が、フィンランドはそこまで寒くならないということで、自前のダウンでいくことに。
まずは・・・。
イナリ湖ではとにかく何もすることがなかったので、こんな写真撮ってみました。
上: ユニクロヒートテック下着(タートル) → ユニクロヒートテックフリース(タートル) → ユニクロヒートテックフリース(ジャンパー)
下:裏起毛の分厚いレギンス → ユニクロヒートテック厚手レギンス → 薄手靴下 → あったか厚手靴下
私たちって・・・。
ユニクロにおんぶにだっこ
で、さらに。
上: ユニクロ(←もうええっちゅ~ねん)薄手ダウン → 日本で購入した愛用ダウン
下: ユニクロ(←もう・・・以下同文)裏起毛シャカシャカパンツ
頭はフリース帽子の上にニット帽。
(ニット帽だけでは風を通してしまうので)
そして、ネックウォーマー。
ネックウォーマー代わりにやっちゃんは。
スキーの時に使うこんなの。
氷点下20度くらいになると何が辛いって。
顔
なんです。
なので、できるだけ広範囲で顔をカバーする物は必須!です。
体はというと。
日本からどっさり運んできたカイロ。
背中・腰・お尻・・・とベタベタ貼る予定だったんですが。
意外と使わなかったな。
(イナリ湖ではまさかの0度という異常な暖かさだったということもある)
使わなかったと言えば。
寒いしね、こういうの、欲しくなるよね。
って日本から重いのに持ってきた生姜湯。
ですが、欲しくなったのは。
天然の冷蔵庫でキンキンに冷えた。
つめたいもんでした。
さて、服装の中でも忘れちゃいけないのは。
手袋!
なんだけど。
このご婦人のようなザ・ケモノみたいな手袋は用意しなくても良いと思います。
2重はもちろんなのですが、薄い方はスマホ対応。
これ、便利だったそうです。
“そうです”というのは、この手袋は夫やっちゃんのもの。
私はというと、ケチって100均でスマホ対応の手袋買ったのですが。
すぐに穴あきやがった。
教訓: 手袋はけちってはいけない
そうそう。
今回やっちゃんは、寒~い地域へ行くにあたって最強の服をゲットしたのであります。
これ、な~んだ???
ゴルフ用品売り場で見つけたんだけど、なんとジャンパーにヒーターが埋め込まれているという優れもの。
ヒーターが入っているとは思えないほど軽く柔らかいこの服のおかげで、私ほどの重ね着をせずに済んだかも。
ところで、オーロラ観測にあたって一番重要なアイテムはなんでしょうか?
それはやはり。
ブーツ・・・ですね。
このブーツは『ソレル』のもので、耐久温度はマイナス30度~40度まで。
かな~り重いブーツだけあって、ほぼ問題なしでした。
ほぼ、というのはやはり、1時間、2時間・・・とただ外に立ち尽くしていると、じわじわと足先から冷えを感じてきたから。
靴用カイロを貼った時もありましたが、あまり変わらなかったかな?
こんな感じで上から下までぶっくぶく着ぶくれ、ころっころ状態だったので。
このジャンプ写真、重かったのなんの・・・。
(だから、腕がぴき~って言ったんやと思う)
それよりなにより、これだけ着こんで準備していると。
部屋から出るまでが暑すぎてしんどかった。
この状態で。
カメラと。
三脚持って。
ひたすらオーロラを待つ!
ちなみにカメラの結露防止のため、外から中に持ち込むときは。
ジプロックに入れて密封し、そのまま放っておきました。
(どこまで効果があったのかはわからないけれど・・・)
とまあ、色々準備は大変ですが。
無事、オーロラを見ることができたので、めでたし、めでたし。