上海で是非とも行ってみたかった場所のひとつがこちら。
『田子坊』。
細い路地にそれはそれは多くの小さな店がひしめきあっていて、ふらりと見て歩くだけでワクワクするエリアです。
芸術家の集まる街としても注目を集めているらしく、中でも。
写真家 陳瑞元の作品は人物を写したもの、風景を写したもの、どちらの写真もとっても惹かれます。
上海の今昔を切り取ったような写真も印象的だったけど、とりあえず今回は。
雲海に姿を現す万里の長城の写真を購入。
今日、さっそく北京の額やさんで、額装してもらいました。 出来上がりが楽しみ!
それにしても、入り組んだ路地はまるで迷路のよう。
自分がどこを歩いているのか最初はさっぱりわからず、
とにかく目についた路地に入っては、
通り沿いの店を覗いてみたり。
そして、お店そのものだけでなく、
壁にほどこされたアートもpopで可愛い!
ここ“田子坊”、北京でいえば“南鑼鼓巷”のようなエリアだと聞いていたけど、いやいや、こちらの方がずっとアート色が強く大人が楽しめる感じがします。
北京の“南鑼鼓巷”は最近、高校生くらいがわいわい楽しめる通りになってしまった感があるので、“田子坊”の雰囲気がうらやましい・・・。
あ、もちろんジャージのうさぎとばっちり目が合ったり、
アラレちゃん帽子を売る店など、北京っぽいニオイがぷんぷんする場所もありますが。
そんな楽しいスポット“田子坊”。 お店のすぐそばには・・・。
人々の普段の生活が。
ここは、共同の洗面所かな。
思いっきり手書きのポスト。
半分取っ手がとれてる門。
どこを切り取っても興味深いエリア、田子坊であります。
バーやカフェも結構多く、中でも。
この黒ネコ看板にビビッときて、入ってみました。
これまたpopな店内。
そして、よ~く見てみると。
壁には猫の写真!
この店内の入り口に、猫用カリカリとお水が置いてあったので、もしかしたら店内に猫がいるのかな?
・・・と思っていたら。
「うわぁっ!びっくりした~!!!」
やっちゃんの声に振り向くと、その足元には。
「ワタシ、この顔ですが女の子デス」
まさに私たちが座ろうとした椅子の下で、この店のオーナーのにゃんこがまったりくつろいでました。
・・・って、踏んだらどうするねんっ!
眉間にしわを寄せた、なかなか味わいのある猫なんだけど、まだまだころっころの子猫ちゃん。
ちびわるねこを見せた瞬間、食いつきよろしっ!
・・・かと思えば、どう見ても邪魔な椅子の脚をはさんで毛づくろい開始!
頼んだビールを飲むのも忘れて、久しぶりの猫との触れ合いを満喫しました。
アートもカフェも素敵だけど、何より血中猫濃度を回復させてくれた田子坊!
ありがとうっ!!!!!
・・・って、あんまり子猫、子猫ってはしゃぐと、にゃおはんが拗ねてしまうかも。
今でこそやれぽっちゃりだ、どすこいだと言われるにゃおだけど。
ちゃ~んと、スリムな子猫時代はあったのですよ~。