とても広い空間です。
とても広い空間です。
北京に来てから様々な習い事をしました。
その中で私にとって最も難しかったのが、「中国刺繍」。
というのも、学生の頃は針を持つのもいやというくらい家庭科が苦手だったのです。
そんな私が約4年間なんとかおけいこを続けて。
この作品を仕上げたところで、とりあえずおけいこは終了にしました。
中国の「農民画」をもとにした作品です。
図柄の部分だけで20cm×30cmくらい。
ほんとに雑な部分もあるのでお恥ずかしいのですが、とりあえず完成したので良しとしましょう。
刺繍のおけいこ。最初は綿の糸、綿の布から始めます。
3作品作ったら、次は左下の蝶。
絹の糸、綿の布で作るのですが、この配色!
メインの紫色は私が決めたのですが、それ以外は全部先生による配色。
他の生徒さんの配色を見ても、「なかなかこの色の組み合わせはし~ひんなぁ」という色使い。
ここまで完成したら後は自分の好きな柄を選ぶことができます。
中国なので牡丹。
まだまだ花びらのグラデーションが不自然。
夜の蓮。
見本があまりにきれいだったので挑戦したのですが、ベースが黒だと本当に針を刺しにくい!
バラ。
これ、本当に面倒くさかった!
一枚の花びらの中に何色も使うので、どこがどの色か混乱しました。
気分を変えて、中国の靴。
・・・ですが、こういう細いラインは意外と難しいんです。
動物好きなので、やはりこういう作品の方がやってて楽しかった!
同じ鳥でも細いラインが多いとやっぱり難しい。
桜。
なぜかあまりテンションが上がらなかった作品。
同じような作業の繰り返しだったからかな?
こんな感じでいつまでもゆる~くおけいこを続けられたのですが、とりあえず一旦終了。
これからは。
こんな感じで自分の好きなデザインを刺繍して楽しもうかな~。
11月5日の記録です。
延々続く銀杏並木。
約1kmもの長い銀杏並木。
ここは・・・。
釣魚台銀杏大街
地図上、ぼんやり赤いラインが引いてあるエリアです。
国賓館の壁沿いに続く銀杏。
この日は本当にばっちり見ごろでした。
銀杏の名所として必ず名前が挙がるにもかかわらず、今年初めて訪問しました。
普通の通り沿いにいきなり現れる黄色のアーチ。
圧巻です。
そりゃあ、いろんなポーズで撮りたくなっちゃうよね。
この日は空気がいまいちだったので行くか迷ったのですが、訪れて大正解!
翌日は雨だったのでほぼほぼ葉は落ちてしまったそうです。
桜も紅葉も、見ごろバッチリで訪れるのはなかなか難しいなぁ。
先日訪れた先は。
大観園。
≪紅楼夢≫という中国文学をご存じでしょうか?
そういう私はタイトルしか知らないのですが、その小説に出てくる架空の庭園を再現した公園です。
つまり、紅楼夢好きにはたまらない公園というわけ。
・・・ですが、タイトルしか知らない私は「きれいな公園やなぁ」くらいの印象で申し訳ない!
小説の登場人物の住居が。
こんな感じで再現されています。
どうやらお金持ちだったみたいですね。
(読んでなくてすみません)
故宮とか他の有名スポットでは昔のお衣装を着てテンション高めで写真を撮ってる人も多いのですが、ここでは。
なんだかしっとりと写真を撮ってる人がちらほら。
私も、北京パラリンピックマスコットをモデルにパシャリ。
この公園は見た感じ北京の他の公園とそう変わらない感じがするのですが。
不思議なことになんだかとっても良い“気”が満ちているような気がしました。
お天気も曇りがちで空気も若干よくないのですが、それでもなんだかすごく心地よかった公園です。
さらにさらに!
ばりょばりょばりょばりょ。
しろねこさん。
こちらの猫さんはブルーの瞳が美しい!
しっぽもふもふのリスさんも。
家から少し離れているのですが、ぜひまた訪れたいスポットです。
11月4日の記録です。
北京の西に位置するお寺、大覚寺へ行ってきました。
お寺内に入ってびっくり!
めちゃめちゃ大きい銀杏の木!!!
樹齢1000年を超えるそうです。
この時点で葉が結構落ちていたので、しかもこの週末は雨が降ったので、紅葉を満喫できるぎりぎりのタイミングだったかもしれません。
上へ上へ、横へ横へと伸びる枝。
古いお寺内の建物とのコラボも美しい。
銀杏もわっさわっさ。
・・・この方は?
銀杏の前で自らの太極拳動画を自撮り中。
自由やな・・・。
お寺の中、どんどん奥へ進むと。
あらま!白塔が!
紅葉が映えます。
北京の紅葉といえば銀杏がメインなので、モミジがあるとなんだか嬉しくなるのです。
大覚寺。
紅葉だけが見どころでではありません!
鳥たちも自由に柿をもぐもぐ。
そして何といっても・・・。
お寺の猫たち!
思い思いの場所で。
観光客の視線を独り占めしていたのでした。
11月2日の記録です。
円明園。
すっかり寒い北京ですが。
鴨たちは元気!
銀杏の名所、円明園。
どんな感じかな~?
おぉ~!
片側は緑の葉がまだ残っているものの、かなり見ごろです。
遠くの方までなが~い銀杏並木。
日がよく当たる方はこの通り、まさに見ごろ!
赤い門との対比が美しい。
葉も結構落ち始めているので、銀杏の絨毯をバックに写真撮る人も多かったなぁ。
ところで、この日のお天気。
よ~く見ると傘をさしている人が写っています。
参観中にぽつぽつと雨が降り出しました。
せっかくの紅葉散策なのに、雨か~。
・・・と思ったのですが。
雨でぬれた地面に映る黄色の美しいこと!
園内を走る赤い車、そして全身赤できめてるおばちゃんが、黄色に映える!!!
雨の中の銀杏もまた良し、と気づいた円明園散策でした。
そうそう。
いきなりこんなエリアが出来上がっていました。
まだオープンしたばかりなのかな?
口コミサイトにも名前がなかったし、お客さんも少なめ。
お食事できるようなので、ちょっと食べていこうかな?
北京ということでジャージャン麺をアピールしてるけど、この日は葱油拌麺、つまり上海でよく食べられているネギの香りを移した油に醤油を加えたタレに絡んだ麺を注文してみました。
・・・が。
これは・・・ジャージャン麺では???
お店のおばちゃんに「私が注文したのは葱油拌麺ですよ」と言うと一旦は厨房に下がったおばちゃんでしたが、再びこれを手にやってきて
「これが葱油拌麺や!」
と主張する。
いやいや、見た目が全然違うでしょと言うと。
「味は葱油拌麺だ! 見たはこんなだけど、タレが違う! むしろ野菜のトッピングはサービスだ!」
・・・おばちゃん、自分で言いながら笑いが抑えられない様子。
そう、おばちゃんもこれは葱油拌麺の麺ではないとわかっているんです。
思うに、まだオープンしたばっかりで具材もちゃんと揃っていない。
とりあえずジャージャン麺の麺で準備してタレだけ葱油拌麺にしとこか・・・という力技だったのでは???
確かにタレの味は葱油拌麺だったけど、麺が違うので口の中で混乱してしまうやん。
でもこういう昔の中国っぽい強引さが久しぶりで面白かったので、今回はこれで良しです。
同じエリアにはこんな西洋風なカフェも。
店内の天井にいきなり皇帝がいるのも統一感が全くなくてよろし。
以上、北京の紅葉 円明園編でした。
日曜日の雪の日のおでかけ。
後半は故宮編です。
広い故宮。一面の雪。
せっかくの雪なので中軸線、つまり中央の建物に沿って進んでいこうと思ったのですが。
この坂!
故宮内は階段の部分とこういったスロープ状のところがあって。
地面が凍ってめちゃめちゃ怖い!!!
滑らないように恐る恐る手すりにつかまって進みます。
午前中はまだ雪が降っていたので、地面も真っ白。
大和殿。
この光景がず~っと見たかった!
夢がかないました。
すごい氷柱。
どの屋根からも鋭い氷柱が並んでいます。
獬豸(カイチ)の背中にも、雪。
遠くに見えるは景山公園。
北京パラリンピックのマスコット“雪容融(しゅえろんろん)”も連れて行きました。
チビ龍の口からの水も凍ってます。
北の端までやってきました。
いよいよ出口。
雪の故宮観光も終了です。
北の出口 神武門から出ると、目の前にはさきほど遠くに見えた景山公園が。
お天気予報の雪マークを信じて故宮チケットを購入しておいてよかった~!
(故宮は現在、前日までに予約購入しないといけないのです)
この冬、もう一回くらい雪の故宮が見られたらいいなぁ。
昨日の朝。
氷点下1度! そして雪!!!
そうなんです。
天気予報通り土曜日に降り出した雨が雪に変わり、朝には一面雪景色。
そこで・・・。
円明園。
雪になると見込んでチケットを購入しておきました。
銀杏と雪のコラボ、さぞかし美しいに違いない!!!!!
・・・のはずが。
あら?
あらららら?
銀杏、すっかすか・・・。
この日は日曜日。
その数日前の火曜日に出かけた時は。
こんなにまっきっきで見ごろだったのに!!!
おそらく土曜日の雨で大半の葉が落ちてしまったのでしょう。
わずかに残る銀杏の葉と雪。
ほんの一部だったけど、黄色と緑と白。
きれいな景色でした。
柿にもぽってりと雪。
円明園には朝の9時くらいに訪れたのですが、人はまばら。
夏には私たちの目を楽しませてくれた蓮も今はこんな感じ。
さむ~い朝ですが、カモたちは元気です。
さて。
円明園は1時間くらいで切り上げて次に向かった先は。
中山公園。
この時点でまだ雪は降り続いています。
さむい~!
さて、銀杏はどうかな?
・・・すかすか。
ここもやはり土曜日の雨で葉が落ちてしまいました。
10月30日時点では見ごろまであと少しという感じだったのに・・・。
中山公園も人が少なく静かで美しい雪景色。
銀杏の葉は落ちていたけど。
紅葉と雪のコラボは楽しむことができました。
中山公園を散策して、次はいよいよ・・・。
雪の故宮へ!
こちらは観光客いっぱいです!!!
続きはまたこんど。
1年前の今日。
コロナの影響によるなが~い一時帰国を経て、中国は大連空港に降り立ちました。(詳しくは→この日のブログ)
今日までの日々、あっという間・・・という感じはしません。
いつ何が起こるかわからないから今の時間を大事に・・・と思い、時間があれば北京のあちこちを散策しています。
今、北京は紅葉のシーズン。
先日は・・・。
地壇公園へ!
久しぶりに訪れた地壇公園では。
生演奏つきの大合奏。
二胡演奏。
以前より音楽愛好家が増えている気がします。
運動に励む人々。
そして。
銀杏を満喫する人々!
小道具持参で動画を撮ったり、コスプレ並みにお衣装ばっちりで写真撮影したり。
さて、訪問した11月1日時点で紅葉はと言いますと。
ちらほら緑の葉っぱも見えるけど、美しい!
落ち葉も結構ありますね。
人は落ち葉を見ると。
放り投げずにはいられないのか。
毎年目にするこの光景。
いつか私もやってしまいそうです。
地壇公園には数か所紅葉が美しいスポットがあります。
訪れた日は小雨が降り出したので早々に退散しましたが、のんびり散策したい素晴らしい公園です。
先週末。
気になっていた場所へ行ってきました。
「京西古道」
北京中心部から地下鉄&タクシーで約2時間。
古道自体は数千年の歴史があるらしく、数えきれないほどの人や馬が行き来した道。
ほとんど下調べせず来たのですが、いきなり。
坂、急やな・・・。
ぽこぽこと続く石の道。
京西古道は北京の西に何か所か点在していて今回訪れた「牛角嶺関城」は軍事要塞でもあった場所。
軍事物資の運搬はもちろん、商いをする人々による数えきれないほどの往来がありました。
この、ボコボコは???
これ、蹄の跡なんです。
馬の蹄を守るため蹄鉄をつけるのですが、そうなると石の上を歩いた時に滑りやすい。
すると馬は、これまでについた足跡のくぼみを選んで歩くようになるらしく、その結果このような蹄の跡が出来上がったのだそう。
蹄の跡を見ると、内側の角度でどちらの方向に進んだかもわかるんですって。
このエリアには300ものボコボコが存在し、深いものは30センチにもなるのだとか。
ここを往来した人々の息遣い、馬の足音まで聞こえてくるようです。
およよ? これは何?
80元も払わないと入れないこのエリアの向こうには・・・。
山肌にはりついたガラスの廊下だ~!!!
中国では時々目にします。
歩いてみたい気持ちはありましたが、いかんせん遠い。
しかも行ったら戻ってこないといけないというわけで、ここで高らかに宣言します。
勇気ある撤退~!!!
というわけで、登山口まで戻ってきました。
そのすぐそばには博物館があって。
この周辺の古道の多さにびっくり。
この博物館、資料もきちんと揃っていて見ごたえがあるのですが、なぜか最後に。
遊園地の乗り物のような馬。
なんでや。
さらに私たちを「なんでや!?」と悩ませたのがこちら。
コレハ ナンデスカ?
博物館のすぐ隣り。不思議な入り口から恐る恐る入ってみると。
軍事バー?????
中は驚くほど広く、奥へ奥へと続きます。
?????
はて・・・?
どうやら軍事をテーマにしたバーらしいのですが、ちょっとかび臭いし営業している様子はなし。
こういう「はてな?」に遭遇するのも、中国生活の醍醐味です。
紅葉というよりは枯れ葉が多かったのですが。
何千年も続くという古道、印象深い光景でした。
正直もっと平坦な道が続くと思っていたので、あの坂道にはひるんでしまったのですが、そんなヘタレな私をすいすいと追い抜いて行ったのが。
わんことラジコンカー。
・・・って、なんでここでラジコンカー!?
先週末向かった先は。
銀杏が見ごろのこちら!
五塔寺、そしてその敷地内にある石刻芸術博物館。
実は6月にも訪問していたので、その時の写真も。
敷地内には所狭しと石刻が並んでいます。
よくこれだけ大きいのを集めたなと驚くほど。
こちらは五塔寺。真覚寺とも呼ばれています。
北京では珍しいインド様式のお寺で、お寺の外壁にはこの通りずらっと仏様の彫刻。
正面にはガネーシャ。
外壁をひとつひとつ見ていくと。
なんだかインドや東南アジアのお寺を参観しているような気分。
象さんまで!
このお寺へは紅葉のタイミングに合わせて訪問したいとずっと思っていました。
この日(10月30日)はまさに見ごろ!
なので、写生に来てるちびっこ達も。
でもよ~く見ると、緑のはっぱもありますね。
右の獅子の頭上には黄色の銀杏。
いっぽう左側はまだ緑がちらほら。
同じ場所にあるのに面白いなぁ。
そうそう。
6月に訪れた時は。
ばりょばりょばりょばりょ~!!!!!
かわいい三毛ちゃんに遭遇したのですが、この日は観光客も多かったこともあり、にゃんこには遭遇できず。
それでは最後にこちらのお写真を!
こちら。
ちょっとした工夫とトリミングで加工したお写真。
元写真はこちら。
ポイントは地面の水。
このリフレクト写真を撮るために、知らないおばちゃん達がペットボトルの水を地面にまいていたのでした。
私もちゃっかりその輪に加わってカメラを構えた・・・というわけ。
そして、中間部分を切り取って加工したのがさきほどの写真だったのでした。
機会があればもう一回くらい訪れたいなぁ。