北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

北京モーターショー モデルとツーショットはあかんやろ!の巻

2012-04-30 19:18:50 | 北京暮らし おでかけ編

現在北京で開催中の。

 

 

『北京モーターショー』へ行ってきました。

 

 

やっちゃんが、「モーターショーへ行ってくる」と話したところ、北京人の知人は

 

「スリに気をつけろ」

 

と忠告したそうな。

 

とにかくものすごい人がやってきて、その混みっぷりは半端ではないと聞いていたので。

 

 

 

9:00の開場前には既に到着。

 

 

それでも、最寄りの地下鉄15号線『国展』駅から会場まではすでに。

 

 

 

人、人、人・・・。

 

 

バッグをしっかり抱えて、いざ、会場内へ!

 

 

 

まずは馴染みのある日系のブースへ。

こちらはトヨタ。

 

 

これ、中国の人にも結構知られているようで、みんな写真撮りまくり。

 

 

 

こちらの会社は最近広告にアトムを使用しているようで、街中でもよく見かけるのだけど、そういえば先日は。

 

 

 

某地下鉄駅のエスカレーターがアトム一色だった。

車両外面が全てアトム広告と化した地下鉄も走ってたな・・・。

 

 

 

ところでこの人たち、なんで並んでいるかというと。

 

 

 

各社が用意した資料&バッグをもらうため。

 

 

欧米系のブース前はもっとすごい列になってたし、一人で各社の袋を何個も抱えてた人もいたけど、そんなにもらってどうすんの? (まさか、売るのか・・・??)

 

 

さて、私はそれほど車に興味がないので、つい目がいってしまうのは、会場にやって来る中国の人々。

前を歩いてたおっちゃんは。

 

 

アトムのバッグを持っていたので思わず写真を撮ってしまったけど、むしろピックアップすべきは、横のおばちゃんのヒョウ柄の方だったか。

 

 

 

さらに、今更言うまでもないのですが、こういうイベント会場で中国の人々のお楽しみと言えば。

 

 

 

“わたし撮影会”。

 

 

・・・って、両端を切り取るなっ!

 

 

あちこちで、『わたしと車』なるテーマの撮影会が傍若無人に繰り広げられ。

 

 

 

スタッフを捕まえては。

 

 

 

『インターナショナルなわが子』みたいな撮影会に喜ぶ親も。

 

 

これらの人々を目にしていたので、私は当然そんな自由すぎる撮影には手を染めず、ただ・・・。 

 

 

ちょっと猫背の彼の肩をぽんぽんと優しくたたき。

 

 

 

軽くご機嫌な写真を撮ったにすぎないのでした。

(とはいえ後々、黒歴史になりそうなニオイがぷんぷんするので、小さ目写真で・・・)

 

 

でもね。

これまで紹介した人々(含むわたし)なんか、まだまだ可愛いもんでした。

 

 

モーターショーに花を添える、

 

 

 

素敵なコンパニオンのみなさん。

 

 

遠巻きに撮影するのが普通・・・というか、それ以外考えられないのだけど、

あろうことか一部の中国人は。

 

 

 

コンパニオンのそばに駆け寄り、しれっと並んで2ショット撮影を始めとった。

 

 

 

おいおい・・・。

もちろん、ガードマンに怒られ、引っ剥がされてましたけど。

 

 

さて、時間とともにどんどん増える来場者。 ごった返すブース内はどうなるのかっ!?

その様子はまた次回~!


春の北京 もうひとつの強敵がいた!

2012-04-29 18:13:02 | 北京暮らし いろいろ

5月1日の『労働節』を含め、今日から3連休の北京です。

せっかくのお休み、しかも初夏の陽気!

 

 

・・・なんだけど。

 

 

 

空気が汚れちまった悲しみに・・・ってところが、ざんねん北京。

 

 

ちなみに、上がアメリカ大使館の発表数値、下が中国側の発表数値なんだけど、このアプリの仕組みが変わったのか最近北京市の数値がえげつない。

さらに、中国国内の汚染ランキングなんてのも出るんだけど、今日は。

 

 

 

北京、ぶっちぎりで1等賞~!!! まいったね、こりゃ。 

まあ、どこが出してる数値だろうが空気が汚染されていることには変わらないわけですね。

 

 

というわけで、マスク着用で出かけました。

今日は2人とも自転車でGO!

 

 

 

 

のどかな川べり。

まったりお散歩には最高なんだけど、実は今の北京、空気汚染以外にもうひとつ、強敵がいるのでした。

それは・・・。

 

 

 

 

こいつだっ!!!

 

 

・・・って、わかります?

 

 

 

道のあちこちにたまっている、白い雪のようなもの。

それは・・・。

 

 

柳絮。  

 

 

柳の種子で、綿毛を持っているからふわふわ飛ぶんですね~。

ちなみに私達は通称“毛毛(まおまお)”って読んでます。

響きは可愛いんだけど。

 

 

まるで雪のようにかなりの量がぼわぼわ舞っているので、自転車乗ってると顔に当たってめっちゃ大変。

汚染がひどい時よりも、北京市内のマスク着用率はアップしている・・・と思う。(かっちゃん調べ)

 

 

特に鼻のまわりにひっつくと、むずむずっぷりが半端ないんですわ・・・。

 

 

ま、そんなこんなで、自転車でうろうろすること数時間。

最後は目に見えない何か強い力に引き寄せられて。

 

 

 

ハッと気づいたら、エノテカでワイン赤白1本ずつ手にしていました。

恐るべし、北京の春。


中山公園 聞こえてきた音楽は・・・?

2012-04-28 17:35:14 | 北京暮らし おでかけ編

昨日の日記では思わぬお見合い会場に遭遇してドびっくりの中山公園だったのですが、改めてその美しい花々をご紹介したいと思います。

 

 

この紫!!!

 

 

 

初めて見ました。

 

 

 

ブルーダイヤモンドという名のチューリップ。

 

 

そして。

 

 

 

こちらも八重のチューリップ。

 

 

 

お名前は『アキラ』さん。 響きは男前です。

 

 

 

チューリップ展開催中なので、もちろんチューリップがメインなんだけど、他にも。

 

 

 

ヒヤシンスとか。

 

 

 

牡丹とか。

 

 

 

公園内、どこを歩いても美しい花に出会えます。

 

 

あ、もちろん、美しい花壇の中にはもれなく。

 

 

 

勝手に花とツーショットの中国人がついてくるわけですが・・・。

 

 

さて、この時期は。

 

 

 

藤も見ごろなので、このように日本でもよく見る藤棚の下は格好の写真スポットらしく、思いっきりポーズを決める彼女、そして嬉々としてそれを撮影する彼氏。

 

私の見る限りこういう赤面ポーズを取るのは女の子がほとんど。

おばちゃんになると、せいぜい花壇に入ってすぐ脇の花をぐいっと自分に引き寄せてにっこり・・・という程度ですね。(それもどうかと思うが)

 

 

で、その“藤”なのですが、さすが中国。

藤棚にちんまりおさまるだけでなく。

 

 

木にからみついて、訳が分からん状態になっている。

 

 

 

びよ~んと伸びるツル・・・の向こうは、いかにも中国!な回廊。

 

 

 

ひとつひとつ画が異なって、なんかの物語になってるんやろか・・・?

 

 

 

と思ったけど、特にそういうものでもなさそう。

 

 

・・・で。

まだ“藤”をひっぱる私であります。

 

 

 

こちらの藤棚。

柱や椅子が真っ白白。 まさにペンキ塗りたてなので立ち入り禁止なのだけど、

んんっ?

その中に展示してあるパネルはなんじゃ?

 

 

近寄って見てみたら。

 

 

 

 

子供の健康、教育について、大いに語っていた。

 

 

なんでまた藤棚の下で、そんな固い話を・・・と思いながら隣のパネルに目をやると。

 

 

 

今度は男性の健康がテーマだった。

 

 

 

どないやねん。

 

 

 

とまあ、花以外はとにかく訳わからんもんだらけの中山公園でしたが、そろそろおいとましましょうかね。 

 

・・・と思ったその時、どこからともなく音楽が聞こえてきましたよ。 

この公園には中山音楽堂というホールもあるので、もしやその関係とか・・・?

 

 

 

と期待した私があほでした。

音の出どころはというと。

 

  

 

 

このに~ちゃん。

 

 

 

 

 

・・・がぶら下げてるスピーカー。

 

 

 

って、ここはあんたの部屋か?

音楽が聞きたかったら、ヘッドフォンで聞け!

 

 

 

・・・と突っ込みたくなることは実はこれまで何度もありまして。

自転車とかバッグにスピーカーとかラジカセのようなものをぶら下げて音楽をまき散らしながら街を行く人々。

周りの人も別にそれを気にする様子もないのが、こちらとしては不思議でしゃーない。

改めて“うるさい”ということに寛容な人々やなあ・・・と思うのでした。

 

 

みんな、音楽は静かに聞こうよ! 


チューリップ畑の向こうはお見合い会場だったの巻

2012-04-27 17:14:34 | 北京暮らし 中国のひとびと

昨日の続き。 チューリップ展が開催中の中山公園レポであります。

 

 

南門から入って、北へ北へと歩きますと。

 

 

 

至る所でチューリップをはじめ色々な花が咲き乱れ、そんな美しい花に囲まれて

 

 

 

 

 

公園内のベンチでまったり過ごす人々が羨ましい!

 

 

 

そんな人々を横目にさらに北へ進むと、故宮を囲む濠に到着。

 

 

 

故宮を眺めながらのボート遊びとは・・・。

 

 

 

これまた、なんちゅう優雅な・・・。

 

 

私も濠の前でしばしぼんやりしようかな・・・と思ったら、むむっ!?

 

 

 

なんじゃ? あの人だかりは?

 

 

公園ではよく合唱団とか太極拳とかダンスとかの団体を目にするので、そのひとつかなと近寄ってみたら。

 

 

 

地面に置かれた紙、紙、紙・・・。

 

 

 

そして、それを真剣に読む人々。

 

こっ、これはもしやっ!!!

 

 

 

日本のニュースで見た、『公園お見合い』ではないですかっ!!!

 

 

 

・・・って何のこと?

という方のために簡単に説明しますと、自分の子供のいわゆる『釣書』を持った親、あるいは登録者の『経歴書』なるものを持った結婚相談所のスタッフが集まり、本人不在のままお見合い相手を探すという集まりなのです。

 

 

生年月日、学歴、出身地、なぜか身長体重、そして勤め先や職業、給料や現在所有している物(家とか車とか)など細かく書かれているのもあり、更には「〇才から〇才まで」「身長〇〇以上」「学歴〇〇以上」という要求つきのものまで。

(それにしても身長へのこだわりが強いのにはびっくり)

 

 

ほとんどが1980年生まれ以降なんだけど、60歳以上の紙もちらほら目にして、とにかくここは老若男女のお見合い会場と化していたのでした。 

 

 

 

気になる相手がいたら、親同士(もしくは紹介所の人と)情報交換。

それからお見合いに発展するのかどうかは本人次第なんやろか・・・?

 

 

これまでに色んなびっくりシーンを目撃してるけど、なんだか今日は改めて、「私、中国にいるんや・・・」と感じたのでした。

 

 

  

にゃおなら、こんな感じか・・・?


中山公園チューリップ展 オランダ気分が味わえる・・・わけがないのだ

2012-04-26 18:51:57 | 北京暮らし おでかけ編

先日のニュースで、 「今、中山公園ではチューリップが見ごろ!」と紹介していた様子があまりに美しかったので、早速行ってきました。

 

故宮に隣接する公園、『中山公園』です。

 

 

今はちょうど『チューリップ展』が開催中。(チケットには5月20日までとありますが、開花状況によって変わる可能性があるようです)

チケットは10元(約130円)。

 

 

 

いかにも中国!という回廊の向こうには。

 

 

 

天安門が見えて、なんとも贅沢・・・と思える空間で。

 

 

 

まったり昼寝をする人々。

 

 

 

文字通り“老若男女”がまったりすごすこの空間。

ゆるいです。

 

 

 

 

小学生のランドセルも、ゆるいです。

 

 

それにしても。

 

 

 

広い公園内、至る所にチューリップ。

色とりどりのチューリップの中には、見たことのない色や形のものもあり・・・。

 

 

 

なんだか素敵アレンジの風景を見ると。

 

 

 

えっ? もしかしてここ、オランダ!?

 

 

なんて気分になる

 

 

 

・・・わけがない。

そう、ここは北京。 ザ・チャイナ!

 

オランダ風素敵エリアのすぐ隣りでは。

 

 

 

撮影会、絶賛開催中。

 

・・・ていうか、左の彼女、頭に何乗っけてんの?

 

 

でもね。

ちゃんと撮影スポットで写真を撮るのなら、どんなにこちらを赤面させるような自己陶酔ポーズを取ろうが構わないのです。

 

 

 

こ~んな美しいチューリップ畑。

 

 

 

 

遠慮がちに敷地外から写真を撮っている私のすぐ横で。

 

 

 

 

おいこら、中に入るな!

 

 

 

そこ! ベタなポーズ取るな!

 

 

 

おじさんも怒ってるぞ!

 

 

高価なカメラを片手にやって来る人も多く、本当にチューリップや花の美しさを撮りたい人々は、ちゃんと最低限のマナーを守って撮影しているのだけど、いるんですね~、こういう困ったちゃんがちらほらと。

 

 

なので今日は。

 

 

綺麗なチューリップを見てほっと和んでは。

 

 

 

なんで、そこで、座って微笑む!?

 

 

と憤慨し、

 

 

またまた美しい光景を見て癒されては。

 

 

 

 

牡丹をむんずとつかんでツーショット撮影をする彼女を見て、腰が砕ける

 

 

・・・という繰り返しでした。

 

 

 

が。

その後私が目にした光景は、もっと衝撃的だったのであります。

詳細は次回お届けするとして、それまでは。

 

 

 

かわいいチューリップの画像でおくつろぎください。

 

 

ものすごい集中力を以てチューリップだけを見つめていたら、オランダ気分が味わえる・・・かも。


『瑠璃廠』 観光名所より普通の道の方が面白かった話

2012-04-25 18:46:27 | 北京暮らし 中国のひとびと

3月、まだれんげ探しの旅をしていた頃のおはなし。

 

 

 

北京には『瑠璃廠』という骨董や書道関連の店が並ぶ通りがあります。

 

 

ここなら素敵れんげが見つかるかも・・・と行ってみたのだけど。

 

 

なんか・・・店構えが綺麗やな。

 

 

この真っ赤っ赤。 ペンキ塗りたてか?

 

 

前回の滞在時、まったり、ゆる~い時間を過ごした茶館も。

 

 

 

こってりカラフル。

どうなってんだ?

 

 

どうやら、『前門』と同じくオリンピックを機に、ガラッと大改装されちゃったらしい。

つまらん。

 

 

 

でもまあ、この界隈での人々の暮らしは。

 

 

あまり変わっていないようで、赤ちゃんを中心に盛り上がるご近所さん。ちょっとほっとしました。

 

 

 

さて、この細い通りには小さな店がずらっと並び。

 

 

門前につき駐車禁止とあるけど、これは車扱いされてないんやろか?

 

 

 

 

お店の前にちょこちょこと骨董(かどうか怪しい)ものを並べて。 

 

 

 

まったり商い中。

 

 

 

この界隈では技術を持ってる人も多いらしく。

 

 

 

なんか、せっせと彫ってます。

 

 

この日、実は。

 

 

 

以前購入したこの筆が書きやすかったので同じものを買おうと、筆を片手にうろうろしていたんだけど、一帯がすっかり様変わりしちゃったので肝心の以前買った店がわからない。

何軒か筆を見せて聞いてみたけど、同じ筆はなし。

う~ん、れんげ探しの旅を終え、筆探しの旅に出る時なのかもしれない。

 

 

 

おっ!?

ここはっ!

 

 

 

著名(らしい)画家がその場で制作活動をしているというところ。

この店、まだちゃんと残ってたんやな・・・。

 

  

 

瑠璃廠から前門方面へテクテク歩いていくと。

 

 

 

ごくごく普通の道が続き、ごくごく普通に洗濯物が干してある。

 

 

 

と、突然。

その路地でおっちゃんがいきなり布を広げて何かを並べだしたと思ったら、あちこちから人がわらわら集まりだし、私も一緒にわらわら輪の中に加わり、一体何が始まるんだ?とワクワクして待っていたら。

 

 

単にトランプを売り出した。

 

 

 

「なんやねん! ただのトランプかいっ!」

 

 

・・・と私、ではなく私の気持ちを代弁して隣のおっちゃんが叫んだら、トランプ売りののおっちゃんは。

 

 

 

「あんたらのために特別に売ってあげてるんやんか」

 

 

とわけわからん強気の発言。

私達のために・・・ってあんた、トランプやろ?

特別も何もあらへん。

 

 

そんな地元の人々から離れさらに歩くと、ごくごく普通の町並みにいきなり。

 

 

 

骨董店らしきものが登場。

 

 

 

ものすご~く近代的なものまで売ってるくせに、入り口には

 

 

『宋時代の骨董、あります』  『著名人の書、あります』

 

 

ほんまかいっ!!

 

 

さて、そろそろ前門エリアが見えてきました。

 

 

 

およっ!?

 

 

なんちゅ~可愛い子犬。

 

 

まだまだ外に出るのが怖いお年頃らしく、腰がめっちゃひけてるが、それがまた可愛くて写真を撮りつつ眺めていたら。

 

 

 

また人が集まってきた。

 

 

 

「子犬、かわいいね~」なんて話しかけられ、なんだかそのへん一帯子犬を中心にほんわかムードでいっぱいになったのでした。

めでたしめでたし。

 

 

・・・じゃなくて、なんでみんな、すぐ集まってくるねんっ!?


雨の降る日は・・・

2012-04-24 17:31:32 | 北京暮らし いろいろ

雨が少ない北京において珍しく、ここ1週間ず~っとぐずぐずしたお天気。

天気が悪いとそれに伴い空気も悪くなるようで、昨日の空は。

 

 

白いぞ・・・。

 

天気が良ければ自転車に乗ってそろそろ新しいお花でも買いに行こうと思っていたのだけど、この空を見て断念。

 

 

で、家にこもって何をしていたかと言いますと。

 

 

 

中医のおべんきょう。

 

現在、中医の全身按摩を習っているのだけど、どうもその概念がつかみにくい。

更に先生の説明があまり系統立っていないので、なんかようわからん・・・という状態のままでした。

これではいかん!と買ってきたのがこの本。

 

 

 

 

写真付き、ツボの説明付きでとってもわかりやすいのです。

なので、この本を参考に。

 

 

 

昨日は一日、中医に没頭してました。

自分の中でバラバラだった知識がなんとなくまとまってくると、どんどん興味がわいてもっと色々知りたくなります。

全身按摩のクラスが終わったら、今度は中医の勉強を始めようかと計画中。

 

 

 

さて、今日も雨が降っていたのだけど、授業があったので仕方なく外出。

こちらの道路は排水に問題があるようで、すぐに道路脇に水がたまってしまいます。

バス停でバスを待っていると。

 

 

 

清掃担当の皆さんが、ほうきで水を集めては。

 

 

 

マンホールのふたを開けて流し込んでいる・・・のだけど。

 

 

掃いても掃いても。

 

 

 

なかなか水、なくならず。

 

 

そしてそんな水たまりの中を。

 

 

平気で突っ走る自転車。

水ははねるわ、人は怒鳴るわで、普段以上にわちゃわちゃしてるバス停で、ええ加減にせ~よと多少うんざりしていたその時。 

 

 

やって来たに~ちゃんの傘を見て、私の心は癒されたのでした。

 

 

 

傘にプリントされたそのキャラクターは、もしや・・・。

 

 

 

『うちのタマ知りませんか?』のキャラクターでは!?  懐かしぃ~! (って、これ流行ったの、何年前?)

 

 

それにしても、ごついに~ちゃんが可愛いキャラの傘を持つというこのギャップ。 

やっぱりこっちの人ってキャラクター好きなんやろか? 

 

 

キャラクターではないけど、以前見た女の子は全身パンダで固めていた。

しかも全身黄色で目立ちまくり。


私、道に迷うの巻

2012-04-23 17:28:21 | 北京暮らし いろいろ

3月末。 かる~く道に迷ってしまったというおはなしです。

 

その日は午前中で学校が終わったので午後はどうしようかと考えながらバス停に立っていたら、あるバス路線が目に入りました。

そのバスは、日本人学校などがある地域を通るもので、そこは以前はDVDなどを買いに時々出かけていた懐かしい場所。

今回北京に引っ越してからまだ行ってなかったので、ちょっくら様子を見といたろか、と出かけてみました。

 

 

3月の終わり。

北京の街は。

 

 

 

地面になんか、わらわら落ちてます。

 

これ、何かと言いますと。

 

 

 

なんか、木からぶら下がってる毛虫みたいなやつ。

それはもうすごい量がぶら下がってるので、掃除の人が掃いても掃いてもなくならない。

どうか頭に降ってきませんように~と念じながら歩いております。

 

 

さて、この辺のごくごく簡単な地図は持っていたのでそれを見ながらぶらぶらしていたんだけど、以前あったDVD屋は長期休業中らしく、特に目新しいものも面白そうなものも見つからない。

そんな中で唯一私のハートをわしづかみにしたのがコチラ。

 

 

 

うほっ! ビアガーデン!?

 

夏になったらオープンするんかな?

 

 

 

今はなんだかボロッチイしとてもオープンしそうな気配はないけど、夏になったらにぎわうのだと信じて、暑くなるのを待ちたいと思います。

 

 

さて、特に見るものもないので帰ろうと思うのだけど、この辺りからは家の近くへ行くバスがない。

その時ふと、「以前乗ったバスがこの近くを通ったな・・・」と思い出したので、そのバスが走る幹線道路を目指して歩くことにしました。

ま、これがそもそも迷子の原因。

そして更に。

 

 

 

目の前の公園をぐる~っと周るのが面倒くさかったので、斜めにショートカットしてしまえ!とせこい考えを起こしたのがもう一つの迷子原因。

 

 

さて、この公園。

 

 

一見、街のみんなの健康づくりにも一役買ってます風の、憩いの場のようなのだけど。

 

 

 

走ってる人、一人もおらんぞ。

 

 

・・ていうか。

 

 

誰もおらんぞ。

 

 

なので当然。

 

 

公園の一角にある遊園地コーナーは、寂しさ爆発。

 

 

 

象さんも、はじけてるだけに物悲しい。

 

 

 

アヒルさんに至っては、涙を誘う。

 

 

 

なんやねんっ! この公園には鳥しかおらんのかっ!?

 

 

と思ったけど、かろうじて数人、韓国人親子、そして中国人の老夫婦が公園でまったり過ごしていました。

 

 

それにしてもこの公園。 出口がなかなか見つからない。

勝手に「こんな広い公園なら数か所出口があるやろ」と考えて歩いていた私があほでした。

ようやく出口にたどり着いた頃にはすっかり方向感覚が狂ってしまい、唯一の命綱といっても過言ではない例の簡単な地図からはもはや外れた場所に来てしまったようで。

 

 

 

 

 

ココ、ドコデスカ???

 

 

目的とする幹線道路の標示は目にするものの、歩いても歩いてもたどり着かない。(っていうか、中国、広すぎるぞっ!)

 

 

こっちの方向だというのは間違っていないのだけど、一体道路がどんなふうにつながっているのか見当もつかず、ただひたすら歩くのみ。

前方に人影が見えるけど、あれは単なる散歩なのか、それとも私と同じく幹線道路を目指して歩いてるのか・・・。

 

 

車だけは頻繁に通るので、最悪どうしようもなくなったらタクシー拾えばいいか・・・と歩き続けること1時間以上。

ようやく見えてきました。

 

 

 

この広い道!

 

 

そして。

 

 

 

バスの窓からよく目にしたメルセデス・ベンツ!!!

(この日ほどメルセデス・ベンツを身近に感じたことはない)

 

 

 

というわけで何とかバス停に到着し、午後のながいなが~いお散歩(+迷子)は無事終了。

ちなみに前方を歩いていた2人も目的地は同じバス停だったようで、まさか普段もあれだけの距離を歩いてバス停に向かってるんやろか? (それとも私と一緒の迷子さんか?)

 

教訓。

 

お出かけ時は“ちゃんとした”地図とコンパス、必需品。

 

 

・・・それ以前に、最初っからタクシー乗って帰れって?


暴れん坊が1人・・・?

2012-04-22 17:42:31 | 北京暮らし いろいろ

昨日はマンションの外側の修理について書きましたが、コメント欄で「お部屋は大丈夫?」と心配してくださったふちゃみんさん。 鋭いです。

実は部屋の中でもつい先日までたびたび修理が行われていたのでした。

 

このマンションは週に数回部屋の掃除やシーツ・タオル交換が入る、とっても有難いサービスアパートメントなのですが、どうやらその掃除スタッフの中に暴れん坊がいるようなのです。

ある日、外出から帰ってきたら。

 

 

 

 

主寝室バスルームの鏡に破損が!

 

 

拡大してみると。

 

 

 

こんな感じ。

 

とりあえずマンション側には連絡したけど、大きな鏡のほんの一部なので修理するほどでもないか・・・とそのままにしておきました。

 

 

 

・・・・・が。

その数週間後。 帰宅した私が目にしたものは。

 

 

 

 

 

また破損かいっ!?

 

 

今度はゲスト用バスルームの鏡がやられちまいましたぜ、兄貴っ!

 

 さらによく見ると。

 

 

 

結構デカイ。

 

 

 

その時なぜかぴ~んと来たものがあり、念のため主寝室バスルームの鏡を再度チェックしてみたら。

 

 

 

以前の破損部分が、ひとまわりデカくなっていた。

 

 

そして。

 

 

 

新たな破片が床に落ちていて、あやうく踏むところだった。

 

 

 

・・・危ないっちゅ~ねんっ!!!

 

 

 

この部屋は数人のクリーニングスタッフが交代で掃除をしてくれるようなんだけど、どうやらその中にかなりの暴れん坊がいるらしい。

さすがにこの状態では放っておけないので両方の鏡の修理をお願いしたところ、数日後新しい鏡が運び込まれて、無事修理完了。

 

作業完了後、責任者らしき人がやって来て。

 

 

「2日間は絶対に鏡に触れてなりませぬ」

 

 

と、昔話に出てきそうなセリフを言うので、一体どうなってるのかと見てみたら。

 

 

 

見るからにか弱そうな棒っきれ1本で鏡が支えられていた。

接着剤が完全に乾くまで触れたらあかんらしい。

そりゃ、こんな状態で触れたら一巻の終わりですわな。

 

 

 

 

ゲストルームの方もこんな感じ。 しかもその棒、傾いてるように見えるけど大丈夫か?

 

 

ところで一番最初、主寝室バスルームの鏡が破損した時に、「退去時にトラブルになったらいやだな・・・」と思ってマンションに報告したところ、マンションスタッフが部屋まで見に来てくれました。

で、その破損部分を見てひとこと。

 

 

「うん、大丈夫だから」

 

 

・・・は?

大丈夫って、あんた。 それはむしろ、私のセリフでは?

 

まさか私が破損したと勘違いしてるんとちゃうやろな?と不安になったので、「いやいや、あのね、外出から帰ってきたらこんな風になっててね・・・」と説明し始めるも、スタッフはどうも上の空。

しかもバスルームから出て、何やら部屋の中をきょろきょろ探し始める始末。 どういうこっちゃ。

 

 

 

 

・・・理由がわかりました。

 

 

スタッフがおもむろに指差した先を見て、私、絶句。

 

 

 

窓ガラス、豪快にヒビはいっとるがな。

 

 

そりゃあ、このヒビに比べたら、バスルームの鏡の破損なんて可愛いもんですね。

どうやら同じタイミングで、クリーニングスタッフは窓ガラスも破損しちゃってたみたいです。

 

 

 

・・・って、この窓ガラス、かなり分厚いのにこの状態って。

 

 

クリーニングスタッフ、どんだけ暴れん坊やねんっ!?


窓の外には人がいた

2012-04-21 18:26:57 | 北京暮らし いろいろ

1か月ほど前のこと。

マンションの敷地内を歩いていると、遊歩道にロープが張ってあり、何やら注意書きが貼ってある。

 

 

『上から物が落ちてくるので、入らないで下さい』

 

 

何が降ってくるねん?と見上げると、なんと、マンションの壁の一部がごそっと剥がれ落ちているではないですか!

 

 

 

つまり・・・知らずにここを歩いていたら、コンクリの塊が降ってきたかもしれない、ということか?

怖すぎるぞっ!

 

 

その前の数日間、確かに恐ろしいほどの暴風が吹き荒れていたので、もしかしたらそのせいで剥がれ落ちたのかもしれないけど、このマンション、確かまだ築3年くらいのはず。 大丈夫か?? (大丈夫じゃないな、絶対)

 

 

 

以前住んでいたマンションもそうだけど、見かけは豪華、でも中身は???、そして耐震性に至っては考えないことにしましょうというシロモノが多いこちらの建物。

数年たっても相変わらずなんやね~、とはがれた壁を見てしみじみ思った短い春なのでした。

 

 

 

で、そんなこともすっかり忘れていた今日。

イキナリ外からゴゴゴゴゴ・・・とすごい音がするので窓からのぞいてみたら、目の前には。

 

 

 

人がいた。

 

 

 

 

どうやら例の壁がはがれた部分は私の部屋のすぐ下だったらしく、なんの前触れもなくイキナリ始まった修理。

まずは、中途半端に残った壁の表面をはがしているようなんだけど、おいおい、そうでなくても不安やのに、ドリルなんか使って大丈夫なんか?

 

 

 

 

続いてはなんか、ペタペタ塗り始めて・・・。

 

 

 

・・・で、またドリルかいっ!?

 

 

 

修理については詳しくないのでこれ以上突っ込むのはやめておくけれど、どうしても気になることがあるので言わせてもらいます。

 

 

 

おっちゃん、ジャケットに革靴って、それ、高層階で作業する格好ちゃいまっせ。

 

 

 

 

とまあ、不安要素もりだくさんだけど、とりあえず修理は終わった・・・のかな?

ロープが残っている所を見ると、まだ続くのだろうか? 

(まさか、またドリル!?)

 

次回は作業服でお願いします。


タクシー、そこでバックする?

2012-04-20 16:56:57 | 北京暮らし いろいろ

暖かくなってから自転車で行動することも増えたけど、普段の移動の基本は相変わらずバス。

・・・なんだけど、北京に来て初めて知ったことがあります。

 

 

 

バスって・・・。

バスって・・・。

 

 

 

何の前触れもなく突然故障しちゃうもんなんですね。

 

乗客全員下車を余儀なくさせられる場合もあり、相変わらずゆる~い北京バス事情であります。

(前回の滞在時に、乗客全員で故障したバスを後ろから押して動かしたことを思えば、下車だけで済んでめでたしめでたし)

 

 

 

ま、そんなわちゃわちゃを含めてバスが好きなんだけど、買い物の荷物が重かったり、かなり疲れている時などは、タクシーを利用することもあります。

 

 

 

北京のタクシーはこんなの。

 

・・・ん? その丸っこいものは?

 

 

これまでに2度しか見たことがない、可愛いタクシー!

いつかこれに乗ってみたいなぁ。

 

 

さて、たま~にしか乗らないにもかかわらず、ある日のタクシー運ちゃんは。

 

 

道を全然知らなかった。

 

 

ま、これは以前もよくあったことなので、案内しながら無事マンションへ到着。

 

 

そして先日のタクシーでは思わず、「そんなん、ありかいっ!」と突っ込んでしまう出来事がありました。

目的地を伝えて、タクシー出発!

 

 

・・・が、一般的に通る道を選ばず、交差点で曲がってしまいました。

 

 

 

通常はルートAだけど、細い道を通るルートBで行くのかな? ちょっと遠回りやけど、ま、いいか。

しかも何かのろのろ走ってるけど、これもま、いいか。

 

 

・・・と思っていたら。

 

 

その細い道も曲がらずに、通り過ぎるではないかっ!

 

 

これは、あれやな。 わざと遠回りしてタクシー代を稼ごうって魂胆やな。

 

 

 

「ちょっと運ちゃん! どこ走るつもりなんっ!?」

 

 

 

するとタクシーは、おもむろに停車。

そして、「やっぱりそうか・・・」とかなんとか独り言をつぶやいた運転手が次に取った行動はというと。

 

 

 

片道5~6車線はあろうかという広い道を。

 

 

 

そのままバックし始めた。

 

 

 

 

 

・・・そんなん、ありか?

 

 

もちろん後ろから車が来ていないことを確認した上での行動やけど、改めて言う。

そんなん、ありなんか?

 

 

で、結局細い道を通って無事に(・・・無事にって言うのか?これ?)マンションに到着。

メーター通りの運賃を渡すと、その中から1元を抜き取って、運ちゃん一言。

 

 

 

「迷ってしまったから、その分は返すわ」

 

 

 

運ちゃん・・・・。

 

あんた、あんた、ほんまに・・・。

 

 

 

道を知らんかったんやね。

 

 

最後は心温まる素敵なエンディングだったけど、改めて思う。

北京の交通、なんでもありやな。


雅びやねぇ 京都『修学院離宮』

2012-04-19 17:52:46 | 2012.4 日本一時帰国

ここ数日の日記は自由すぎる人々の連続だったので、今日は気を取り直して一時帰国の時の話をちょこっと。

私の帰国に合わせて父親があらかじめ申し込んでおいてくれた『修学院離宮』の参観へ行ってきました。

 

 

皇居警察の方が警備する門から入ると、ひろ~い敷地内に上、中、下3つの離宮がありまして、説明を聞きながらテクテク歩いて参観する1時間15分のコースです。

 

 

 

三つの離宮はそれぞれ松並木で結ばれていて、ここを馬車が通ったとか。 ぱからんぱからん。

 

 

 

 

階段下りてったら途中で切れてましたわ、みたいな棚・・・でありますが、実はこちら、『天下の三棚』と言われる違い棚のひとつです。

ちなみにこの前の日、これまた三棚のひとつである醍醐寺三宝院の棚を見てきたばかり。 

たった2日で天下の三棚のうち二つを制覇してしまうとは・・・。 自分でも気づかなかったけど、実は私、棚マニアだったのかもしれない。 

 

 

それにしても手入れの行き届きっぷりが半端ないお庭に、思わずため息をもらし。

 

 

 

龍の姿に見立てて作られたという中の島がぽっかり浮いてる池を眺め。

 

 

 

『一二三石(ひふみいし)』をおもむろに数えてみたりなんかすると、もれなく麻呂気分が味わえます。 

 

 

 

和歌でも詠んだろかいな。

 

 

 

・・・いい句がうかばなかった上に、小雨まで降ってきたので、唐突ですが修学院離宮レポはこれにておしまいとさせていただきます。

 

 

 

さて、私が修学院離宮で麻呂気分に浸っている間、家では麻呂風のにゃおがお留守番中。

 

 

 

麻呂風??」

 

 

 

目の上の黒っぽいのが、なんとなく麻呂っぽいにゃおはん。

 

 

   

麻呂にゃおは、どこかアンニュイ。


機械、修理しようよ・・・

2012-04-18 18:02:04 | 北京暮らし いろいろ

ちょっと前の話。『前門』という所へ行った時のこと。  

 

押しボタン式信号があるにも関わらず、完璧無視して横断する皆さん。

 

 

以前の日記で「押しボタン式の使い方がわからないのかと勘違いしたほど、押す人が少ない」と書いたのだけど、この信号でも状況は同じ。

ボタンを押したらすぐに信号が変わるんだから、みんな、押そうよ・・・と、ワタクシ、すぐにボタンを押しました。

 

 

 

信号、変わらず。

 

 

 

・・・ん? 押しが弱かったか?

もう一度、ブチっとね。

 

 

 

 

信号、真っ赤っ赤のまま。

 

 

 

 

・・・押しボタン、壊れとりました。

 

 

 

こういうこと、日常茶飯事です。

オリンピックに向けて色々機械を設置したものの、その後のメンテナンスが追い付いていないんやろな・・・。

そういえば、以前も。

 

 

 

数台ある地下鉄の券売機がすべて使いもんにならへんかったし。

(その日の残念な日記は → コチラ )

 

 

更にさらに思い起こせば、九寨溝へ旅行に行った時も、ずらっと並んだ10数台の公衆電話が全部壊れとったし。

(そんな残念な旅のおはなしは → コチラ )

 

 

 

 

で、先日の日本一時帰国であります。

今回利用する航空会社はANA。

北京空港には自動チェックインの機械が4台ありまして。

 

 

こんなの。

で、さっそく手続きをしようとしたんだけど、ん・・・? 画面が動かない。

仕方ないので隣の機械を見てみたら。

 

 

既にフリーズ状態。

 

 

その時、後ろにいたおっちゃんが一言。

 

 

 

「壊れてるで」

 

 

 

4台中、3台壊れとった。 またこのパターン・・・。

ANAだからと安心していたけど、そう、ここは北京。 油断は禁物でした。

結局、唯一稼働している機械を使ってスタッフがサクサクっと処理してくれて、良かったよかった、あとは荷物を預けるだけやね・・・と、そのスタッフとカウンターへ向かおうとした次の瞬間。

 

 

 

「ちょっとまったらんか~い!!!」

 

 

 

振り向くと、後ろにいた中国人にーちゃんが、めっちゃ怒っている。

やり方がわからないから自分の分も手伝えと言うのである。

でも私の荷物預けが先だからとスタッフが(軽く)彼を無視して行こうとすると、どうやら彼の中で何かがブちぎれたようで、もう怒鳴る怒鳴る! 

挙句、

 

 

「おまえ、日本人だけ手伝って、中国人は手伝えへんっちゅーんかいっ」

 

 

 

そう来るか。

中国で暮らしているとこういうのに遭遇するのは仕方のないことだけど、きっとこのに~ちゃんも日本が嫌いなんだね。

 

 

 

 

・・・と思ったら、「どうしたの~?」とやって来たのは、まさかの日本人女性。

なんやねん! あんたの連れ、日本人かいっ。

 

 

 

いや~な空気が流れ、さてどうなるかと見ていたら、ANAのスタッフ、私の荷物をほっぽり出して中国人に~ちゃんのもとへと近づいて行った。

 

 

 

おいっ!!!

私の荷物が先やろっ!

 

 

 

・・・と言おうとした次の瞬間。

 

 

 

「ええかっ!? 最初はここを押す! 次にここっ!! それからパスポート!!!」

 

 

 

ANAスタッフのね~さん、めっちゃ怖い。 (怒鳴りつけなくてヨカッタ・・・)

 

 

例の中国人に~ちゃんを睨みつけ、ババ怒り状態でチェックインの機械で処理していく。

力任せに画面をタッチするもんだから、唯一残ったこの機械までも壊れそうなイキオイである。

すごまれた中国人に~ちゃん、すっかりビビってもはや一言も発せず。

 

 

 

で、私はというと。

 

 

 

荷物と一緒に、ただぼ~っとその一部始終を見てるだけでした。

 

機械はあるけど、メンテなどなどソフト面が追い付いていない北京。 これから改善されていく・・・かどうかは甚だ疑問。


花市場にはフラワー王子がいた

2012-04-17 16:54:48 | 北京暮らし いろいろ

昨日は川で泳ぐ人々を目撃して度胆を抜かれた私。

そこで今日、知り合いの北京人に「川で泳いでる人がいて、めっちゃびっくりしたわ~!」と話したら、しばしの沈黙のあと、彼が一言。

 

 

 

「びっくりって・・・・・何が?」

 

 

・・・へ?

だってそんな綺麗な川ちゃうし、泳ぐのも禁止されてるし、そもそも普通の川でなんで泳ぐんか訳わからんやん・・・と答えたものの、彼はどうも納得いかない様子。

 

 

「自分も小さいころは泳いでたし、オリンピック後は川もずっと綺麗になったし、それに最近暑いし・・・」

 

 

って、それは川で泳ぐ理由にならへんぞ?

そして彼は更に続けたのでした。

 

 

「夏になったら泳ぐ人もっと増えるで」

 

 

マジですか?

というわけで、みなさん。 夏を楽しみにしていてください。

 

 

さて、昨日出かけた花市場。

 

 

ここはこじんまりしていて、とっても気に入っています。

(以前日記で紹介しました“女人街”の花市場は、あまりにデカすぎ)

 

 

お花を買う前にいつも向かうのは2階にある雑貨屋とか食器やさん。

 

 

 

こちらは食器からガラス製品、キャンドル関係、そして家具までなんでも扱ってるお店。

 

 

実はこの写真、2月のあたま、春節直後に行った時に撮ったものなので

 

 

 

おめでたい系がずらっとね。

 

 

季節ごとのイベントに合わせた商品が並び、たとえばクリスマスシーズンになるとそこら一帯クリスマスグッズだらけ。

 

 

 

これは・・・布関係のお店かな?

 

 

他にも花市場の2階だけあって、造花専門のお店も数軒ありました。

でも私は造花には興味がないので。

 

 

 

1階の花屋へGO!

 

 

 

たいていみんな、まったり営業中。

昼時にはカップ麺のニオイ漂う、素敵な花市場。

 

 

 

それにしても、7年前と比べてお花の値段も上がったな~と実感。(最初どんだけふっかけてんねんと思ったほど)

 

 

さて、市場といえば、気のいいおっちゃんおばちゃんに混じって、やたら声のデカいおっちゃんとか、何がそんなにムカつくねんと聞きたくなるくらい機嫌の悪いねーちゃんがいる・・・というのが私のイメージなんだけど、この市場の一角で働くに~ちゃんは見事にそのイメージをひっくり返してくれました。

どういうわけか、彼はいつも。

 

 

 

ささやくんです。

 

 

 

「どんな花を探してるの?」

 

 

とやさし~くささやく彼なので、勝手にフラワー王子と名付けたんだけど、中国人に優しくささやかれることに全く慣れていない私は(というか、そんなこと未だかつてあったか?)どうも調子がくるってしまうので、結局今回も別のお店で買ったのでした。

 

 

「どんな花をお探し?」   フラワー王子(イメージ)


川沿いで自由すぎる人々に出会ったの巻

2012-04-16 18:35:30 | 北京暮らし 中国のひとびと

昨日のコメントにもありましたが、北京は今、“ホンモノ”の花があちこちで咲いてとっても綺麗。

部屋の中にもウルオイが欲しいぞ・・・と思い、行ってきました。

 

 

前回もよく通っていた花市場。

 

 

冬の間は屋内だけの営業だったけど、暖かくなると。

 

 

 

外にもずらり。

 

 

 

ミントやイチゴなど食べられるものも結構並んでいました。

 

 

 

さて、お花もゲットしたし、川沿いを走って帰りましょ。

 

 

ところで、この川。覚えていらっしゃるでしょうか?

冬の間は分厚い氷がはっていて。

 

 

 

に~ちゃんがソリで遊んでいた例の川なのです。

(に~ちゃんがご機嫌な日記は → コチラ )

 

 

冬の間は凍った川に穴をあけて釣りを楽しんでいる人たちを目にしたけど、氷が溶けた今はというと。

 

 

 

やっぱり釣り人発見。

 

 

もちろん。

 

 

 

季節を問わず、釣りは禁止されています。

 

 

 

 

こちらはなんと、優雅にボートか!?

 

 

・・・と思ったら、川の清掃をしてくれていたのでした。

 

 

 

川沿いにはベンチもあるので、まったり過ごす人、勉強する人、楽器の練習をする人などなど、みんな思い思いに過ごしていて、うんうん、いいね。 のどかでいいね。

 

 

 

・・・と思ったのもつかの間。

私が目にしたものとは。

 

 

 

ん???

海パン?

 

 

ということは・・・・・。

 

 

 

まさか・・・・・。

 

 

 

 

!!!!!

 

 

 

泳いどるがな。

 

 

 

さらに。

 

 

 

1人、増えてるがな。

 

 

 

真冬の凍った湖でも泳ぐ北京人。(・・・に衝撃を受けた日記は → コチラ )

この季節に泳いでいても、何の不思議もないわな。

 

 

でも・・・。

 

 

 

 

この川、そんなに綺麗じゃないんやけど、いいのか?

 

 

 

そんな自由すぎる人たちが集まるこの遊歩道は。

 

 

 

 

花も満開で美しい。

ちゃ~んと写真に残しておこう!とカメラを向けたその先で。

 

 

 

 

ポーズを決めて写真を撮る中国人。

 

 

 

ま、いろんな自由人に出会いましたが、無事に。

 

 

 

お部屋の中は花でうるおいました。

 

 

それにしても。

川を見ると泳がずにはいられないんやろか・・・?