北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

週末上海その2 おかしなトンネルを抜けて地上100階へGO!

2012-07-31 17:40:12 | 中国国内旅行 2012.7 上海

上海観光、まずは・・・。

 

 

黄浦江の向こうへ行ってみよう。

 

 

ザ・観光客としては、ここはもちろん。

 

 

 

観光トンネルで行きましょう。

なにかのアトラクションみたいな乗り物に、順番を抜かそうとする中国人を軽くけん制しながら、無事乗車。

 

 

 

それではしゅっぱ~つ!

目指すはあの、光の輪ぐるぐるゾーンだ!

 

 

約5分の間、いろんなイルミネーションが次から次へと現れ、

 

 

 

最初の光の輪のあたりではまだ、きれいやな~と余裕でいられたのだけど。

 

 

 

このあたりになると気分は、食虫植物に食われた自分。

 

 

 

この辺になると更によくわからないのだけど、もっと訳わからんのは、この後に妙なカカシが3体ほど現れてにこやかに手を振っていた。

怖いっちゅ~ねん。

 

 

で、不気味なカカシに見送られ、無事・・・。

 

 

 

対岸に到着!

おぉ~! これがあの東方明珠塔。 夜は近未来的に輝くくせに、昼間見たらなんかぽてっと感があって妙に愛着がわいてしまう。

 

 

ここから目的の上海環球金融中心まではちょっとした距離があり、暑い中ひたすらテクテク歩く。

すると何やら警察犬を連れた警察官があっちゃこっちゃに立っていて一瞬漂う緊張感。

が、ふとそのすぐそばを見ると・・・。

 

 

警察犬が水浴び中だった。

 

 

何やら水がたまっている涼しげなエリアにちゃぽんと浸かって、まったりくつろぐ警察犬2匹。 

この犬の表情・・・。

「え~湯やな」 「生き返りますね、兄さん」 とか言ってるんやろうか。

 

 

 

一方傍らでは煙草を吸う警察官。

あんたら、まったりしすぎや。

 

 

 

 

さて目的地へ向かう道沿いにはイキナリど~んと、可愛い系の龍が現れたり、

 

 

 

どこにでもいる凧揚げする人がここにもいたり(強風で思いっきりあおられていたが、それで楽しいのか?)

こんなに発展していてもやっぱりここは中国なんだなと、なぜかちょっとほっとしたのでした。

 

 

 

それではいよいよ、このビルの100階へ登るぞ~!

 

 

 

・・・と見上げたら、ビルの横にはお月様。

 

 

このビル。 100階へ行く途中、97階にも一旦降りるんだけど、ここは太っ腹にど~んと100階からの景色をお届けしましょう。

 

 

 

・・・・・白いな。

 

 

 

地上ではあれだけくっきり晴れているように見えたけど、100階の高さになるとちょっと白っぽいか・・・。

 

 

 

足元はところどころ床がガラスになっていて、

 

 

 

100階から見た地上の風景。

 

 

 

こちらは、明珠塔エリアとは反対方向の風景。

同じような色、形の建物が集まっているのが可愛い。

 

 

 

こういう同じような建物の集合は、北京ではあまり見ないなあ・・・。

 

 

これだけ素晴らしい景色なので、徐々に日が暮れていく様子、そして夜景を観ようと、

 

 

 

撮影ポイントに三脚を置いて場所取りする人たちや、その場に座り込んで風景を楽しむ人たちも。

 

 

 

刻一刻と変化する風景は、確かにどの瞬間もカメラに収めたくなるなあ・・・。

 

 

そんな人々を横目に私たちは。

 

 

 

明珠塔を手に乗せてみたり(・・・が、うまく乗ってなかったり)

 

 

 

子供にガン見されながら、ちびわるねこ山田さんとのツーショット写真を楽しんだり。

 

 

そんなこんなで時間は過ぎて・・・。

 

 

 

夕暮れ時の美しい上海。

このまま夜景へと移りゆくさまを愛でる・・・

 

 

なんてことは、私のお腹の虫というかゴジラが許さなかったので、ここらで地上へ戻りましょう。

 

 

 

それにしても森ビルだけあって、ここは日本か?というくらいショップ・レストランの中には日本の名前がいっぱい。

北京にこのビル1個あったら、かなり便利やろな・・・。

 

 

 

 

それでは再び明珠塔の前を通り過ぎ、モグモグタイムのはじまりです!

上海だけどイタリアン。

 

続きはまた今度。

 

100階からの景色。 高い所苦手な方はちょっとドキドキかも。


週末上海その1 クラシックホテル『浦江飯店』

2012-07-30 15:18:52 | 中国国内旅行 2012.7 上海

 

2012.7.27~29、上海へ週末旅行してきました。

 

 

せっかくなので上海ならではのレトロなクラシックホテルに泊まろう!と、選んだのはこちらのホテル。

 

 

上海で最も古い西洋式のホテル。

 

 

 

浦江飯店(アスターハウスホテル)です。

何度か改装を経たこのホテルだけど、創立は1846年。

 

 

 

 

一歩ロビーフロアに足を踏み入れると、ひんやりとした空気に包まれ、現実からふっと別の世界に入り込んだみたい。

 

 

 

こちらはフロントのすぐそばにあるカフェコーナー。

 

 

 

ホテル内をうろうろ。

床がミシミシっと音を立てるのが、またいい感じ。

 

 

 

 

レトロな階段・・・を登るのはハウスキーピングのおばちゃん。

声、デカいぞ。

頼むから現実に引き戻さんといてくれ。

 

 

 

 

朝食はこちら、孔雀廳で。

 

 

 

中華・洋式それぞれ豊富にそろっています。

 

 

それでは再び、ホテル散策へ。

 

 

 

ホテル内3階にある展示室。

このホテルの歴史を示す様々な物が並び、壁には・・・。

 

 

 

かつてこのホテルを愛した著名人の写真が。

 

 

そうなんです。

このホテル、アインシュタインやチャップリンなどが宿泊し、そのお部屋の前には。

 

 

 

それぞれプレートが掲げられています。

 

 

物理的にも空間的にも遠い人物、思えば小学生のころ読みふけった伝記の中の人物が過ごした場所にいるというのはなんとも不思議な感覚で、実感として感動が沸いてくるまでしばらく時間が必要でした。

 

 

 

ちなみに私たちが宿泊した部屋はこちら。

 

 

 

周恩来が宿泊したお部屋・・・らしいのだけど。

 

 

 

周恩来・・・。

正直、いまいちピンとこないのでありました。

 

 

 

 

お部屋の中もホテル内同様、落ち着いた雰囲気。

 

 

 

とにかく天井が高いっ!!!

 

 

 

窓からはちらっと外灘が見え、夜になると。

 

 

 

向かいの建物が美しい。

屋根の上にはお月様。

 

 

シャワーの水の勢いが物足りないとか、チェックアウトしてないのにノックとともいきなりハウスキーピングのおばちゃんにドアを開けられたりとか、ネット環境がイマイチとかちょっとしたことはあるんだけど。

 

 

 

北京にはないこの雰囲気。 

 

  

 

 

上海のレトロホテルめぐり、してみたいなあ・・・。

 

 

レトロなにゃお。


上海は晴れている! そして、暑すぎる!

2012-07-28 16:34:36 | 中国国内旅行 2012.7 上海

上海に来ています。

昨日も今日も・・・。

 

 

晴れてます。

そしてやっぱり、暑いです。

 

 

上海を上から目線で。

 

 

 

ちびわるねこ山田さんは、下から目線で。

 

 

 

こんなに晴れていいのですか?というくらい晴れている上海だけど、私が去った後の北京では何が起きたのか、上海→北京の便が大いに乱れていたらしい。

 

 

 

それにしても今回のホテルはネット環境がとほほだったので、ほとんどPCは使い物にならず。

というわけで、上海のとっておきをアップして今日は終了!

 

 

 

子猫のくせして人生の酸いも甘いも知り尽くしたような顔の猫に遭遇。

 

 

 

ちびわるねこ山田さんとも、すっかり仲良し・・・か?


週末上海 雨雲は北京に残して・・・

2012-07-26 17:58:52 | 北京暮らし いろいろ

おや?

手元に、こんなものが。

 

上海行きのチケット。

先週、急遽決まった週末上海旅行へ、明日から行ってきま~す!

 

 

 

上海へは過去2回行ったことがあるのだけど、定番の観光地orちょっと離れた水郷の街や農民画の村へ行った記憶しかなく、市内散策も上海在住の人についていっただけなので、印象はほとんどなし。

かれこれ6年ぶりの上海なので今回は、上海と北京の違いを楽しみながら市内をぶらぶらしたり、上海ならではの美味しいものを食べたり、可愛い雑貨を探す旅にしたいと思います。

 

 

雑貨といえば圧倒的に北京より上海でしょ!

というわけで、ゲットした雑貨を入れるべく、チビスーツケースの半分はほぼ空っぽにして行く予定。

 

 

 

せっせとパッキング中。

(注:あみねこ田中さんは、中身に含まれません)

 

 

 

 

あ、もちろんスーツケースの鍵は忘れずに。 イエロー餃子ポーチに入れて、これで安心。

 

 

 

前回の上海旅行は2006年。

すっかり土地勘もなくなり、上海情報ゼロの私に、先日上海へ行ってこられたばかりのmiyayaさんがガイドブックの地図をスキャンして送ってくださいました! 

 

 

これでばっちり! ありがたや~。

 

 

北京もそうだけど、とにかく移り変わりが激しい中国。

どんなガイドブックよりも、直近に行かれた方の情報が一番参考になるのであります。

おススメの店も教えてもらったので、これで私の週末上海はバッチリ!

・・・のはず。

 

 

 

あえて不安があるとすれば、それは・・・。

 

 

 

天気だ!!!!!

 

 

 

何やら巷では、私が暴雨あるいは嵐を連れて歩いているという根も葉もないうわさが流れているようですが、一時帰国で季節外れの嵐が来て成田エクスプレスが止まったり、一時帰国で沖縄行きの便が欠航したり、ようやく北京に戻ったら大嵐だったり・・・とか、偶然が重なるにもほどがある。

いまだに晴れ女と自負している私です。

 

 

 

が、百歩譲って大嵐を連れて(飼って?)いるとして。

上海の天気をチェックしてみると。

 

 

 

おぉぉぉぉぉ!

見事に幸せの晴れマーク!

 

 

で、北京はと言うと。

 

 

 

北京デマサカノ梅雨デスカ???

 

 

 

というわけで、今回は。

 

 

雨雲さんは北京でお留守番。

これで素敵な上海夜景はもらったぁ~!!!


サンダル てきと~リメイク

2012-07-25 17:14:24 | 北京暮らし いろいろ

先日の大雨の時ではないのですが、出先で雨に遭い、サンダルが汚れてしまいました。

その時履いていたのは。

 

これの色違い、グリーンです。

 

 

北京の雨に濡れたサンダル。お気に入りだっただけになんだか可哀そうになってしまい、簡単に洗ってみました。

 

・・・のが、悲劇(?)のはじまり。

 

 

 

冬はあほほど乾燥している北京ですが、夏は湿度50~60%くらい。

水気を含んだサンダルがすぐに乾くわけもなく、そのまま放置しておいたら・・・。

 

 

 

かび臭いじゃないか・・・。

 

 

 

すっかり臭くなり下がったサンダル。 これなら北京の雨にちょっと濡れたままの方がなんぼかマシやった。

 

これではサンダルが可哀そうすぎるので、なんとかかび臭さを取る方法はないかと調べてみたところ、どうやら熱湯消毒が一番効くらしい。

 

 

というわけで、靴を熱湯につけて・・・。

 

 

 

空気のきれいな日に(←汚染バリバリの日に窓を開けるのはやめましょう)風通しの良い場所で干す。

その結果。

 

 

 

無事にかび臭さはほとんどとれました!

わ~い。めでたしめでたし。

 

 

 

・・・じゃないんですわ。

なんと、熱湯のせいで。

 

 

 

 

サンダルの革の部分が収縮し、固まってしまいました。

これでは痛くて履けましぇん・・・。

 

 

 

さて、どうしよ・・・・・?

 

考えた挙句、思い切って。

 

 

 

 

革の部分を取っちゃいました。

 

 

 

そして。

 

 

 

家にあったマレーシアの布を適当な大きさにカット&ミシンでダダダダ~。

これを麻ひもで縫い縫い・・・。

 

 

 

 

リメイク(?)完成!

 

 

 

 

履いたらこんな感じ。

 

 

 

あくまで手縫いなので超てきと~なんだけど、北京で履くなら、まあ、OKかな?


『紫竹院』 美しい蓮の隣りになぜか踊る人々

2012-07-24 16:09:49 | 北京暮らし おでかけ編

昨日の続きです。

蓮が美しい紫竹院。  今回のおめあても勿論。

 

 

蓮の間をゆっくり進む舟!

 

 

 

蓮と蓮の間をゆっくりと・・・

 

 

 

おじさんが漕ぐ舟は進むのです。

ちなみにこの船、1回15~20分くらいで10元です。(125円くらい)

 

 

 

遠くからみると、蓮の葉に隠れてしまいそうな舟。(重みで沈んでいるのでは決してない)

なので、舟の中からは。

 

 

 

目の高さに蓮の花がいっぱい!

 

 

 

 

舟の中から360度、どこを見渡しても

 

 

 

一面、蓮っ!!!

はすっ!はすっ!!はすっ!!!

 

 

とその時。

目の前に私達の舟の走行を邪魔するやつが。

 

 

やいやい、どこのどいつが船を止めやがるんでぃっ!

 

 

と思ったら、その正体は。

 

 

かっ、カルガモさんっ!!!!!

(蓮より興奮する私)

 

 

 

 

そうです。この池にはカルガモさんがいらっしゃると聞いていたので、もしかしたら出会えるかな・・・と期待していたのですが、想像以上に堂々とあちこちで泳いでおられたので、おそらくいつ行っても遭遇できるのだと思います。

 

 

さて、カルガモさんとさよならして、再び蓮に集中。

 

 

 

静かな雰囲気の中・・・。

 

 

(チャンカチャンカ♪ チャンカチャンカ♪)

 

 

 

美しい蓮を愛でて・・・。

 

 

(ズンチャッ♪ ズンチャッ♪)

 

 

 

・・・って、うるさいねんっつ!

だれやねん、大音量で音楽かけてる奴はっ!?

 

 

 

オバサマ方でした。

 

 

 

中国のあちこちで目にする踊る集団。

こちらのオバサマ方は、カントリーミュージックに合わせて陽気なダンスを練習中。

 

って、なんで蓮の公園でカントリーミュージックやねん

 

 

・・・と思ったら、こちらは。

 

 

 

ムード歌謡系でまったりダンス。

 

 

さらに向こうの方からはプ~プ~と何やら楽器の音がしてくるので。

 

 

 

音のする方へと近づいていくと。

 

 

 

なんと管楽器の練習中!

 

 

 

こちらにも!!!

竹に囲まれた素敵空間で楽器の練習。

 

 

 

・・・うらやましいじゃないか。

私もいつか、二胡の練習をここでやってみよう。(縄張りとかあったらどうしよう・・・)

 

 

 

どうやらこの公園は、北京のみなさんが思い思いに楽しむ場所になっているようで、他にも。

 

 

 

輪になって羽蹴りに興じる人々や。

 

 

 

健康器具で体力アップにいそしむ人々など、じつにゆる~い時間が流れているのです。

 

 

なかでも一際目を引いたのが。

 

 

 

こちらの団体さん。

単なる野次馬・・・かと思ったらとんでもない。

みなさん突然。

 

 

 

一斉にステップを踏み始めるではないですかっ!

 

 

 

なんとここでは、青空社交ダンス教室が絶賛開催中!

そしてこれらの人々の中心では。

 

 

若いお兄さんがマイクで熱く指導していた。

 

 

・・・・・楽しすぎるぞ、この公園。

 

とは言えこの季節、あくまでこの公園のメインは蓮の花だということをお忘れなく~。

以上、紫竹院レポでした。


『紫竹院』 美しい蓮の隣りになぜか不思議遊園地

2012-07-23 17:45:08 | 北京暮らし おでかけ編

この時期、北京のあちこちでは蓮が見ごろということで、先日は『紫竹院』という公園へ行ってきました。

 

『紫竹院』

北京市海淀区中関村南大街35号

地下鉄4号線 国家図書館駅から徒歩5分くらい

 

 

 

この公園、入り口からして大盛り上がりなんだけど、なんと入場は無料。

 

 

 

門をくぐるとまず目に飛び込んでくるのは、夏休みの工作ばりに手作り感あふれる『荷』の文字。

(中国語で蓮のことを『荷花』といいます)

 

 

さ~て、今日もがっつり蓮を愛でまっせ~!と張り切って奥へ進むとそこにはなぜか。

 

 

 

遊園地。ナゼ?

 

 

 

・・・・・におうぞ。

残念臭がぷんぷんするぞ。

 

 

 

案の定、入り口からして。

 

 

 

 

かわいくないパンダ。 何を目にしたのか、笹を食べるのも忘れ、顔が恐怖でひきつっている。

 

 

 

そして。

 

 

 

 

目が点になってるパンダを囲む、有名キャラクターらしきもの達。

 

 

 

だいたいあの可愛いパンダを、

 

 

 

ここまで不気味系にアレンジできる感性が理解できない。(どのパンダもくたばってるじゃないかっ!)

よく子供が泣きださないもんです。

 

 

 

 

こちらは中国アニメの羊のキャラクターだけど、本物とはかけ離れたブサイクさ。

自国のキャラくらい、可愛く作ろうよ。

 

 

 

珍しく満面の笑みのこちらは、もはや何のキャラかも不明。

 

 

ちなみに乗りものコーナーでは。

 

 

 

ブタが吊るされていた。

 

 

 

ディズニーキャラと思われる虎も同じ仕打ちを受けている。

 

 

 

いやいやほんと、無造作に吊るすのはとっても怖いのでやめてください、お願いします。

 

 

そんな不思議遊園地にも関わらず入場無料の効果か、結構子供でにぎわっています。

なので売店では子供向けに色々なおやつも売っていたのだけど。

 

 

 

北京の空気にたっぷり触れて表面カッチカチに見えた綿菓子。 

あれだけは どんなに飢えても 食べるまい (詠み人 かっちゃん)

 

 

 

・・・っと、いけないいけない。

素敵な蓮を紹介する予定が、またまた不思議方面に走ってしまいました。

 

 

 

 

蓮です。

 

 

 

 

蓮、大いに咲いてます。

 

 

というわけで。

 

 

 

次回は蓮の素敵レポをお届けする・・・ように努力します。

 

 

 

 

こちらには可愛い系の遊園地はないんかな??


北京61年ぶりの豪雨 その時私は・・・

2012-07-22 16:19:02 | 北京暮らし いろいろ

ニュースによると、昨日北京では過去61年で最大の豪雨だったとか。

 

確かに昼過ぎからどんどん外は暗くなり、

 

 

マンションの窓からは、目の前の道路すら見えない状態。

夕方から夜になると、雨のイキオイはどんどん増していきました。

 

 

 

 

そのおっそろしい豪雨の真っ最中、私はと言うと。

 

 

 

外でまさかのびちょぬれ状態。

 

 

 

出先からの帰り道。

 

 

 

北京は道路事情がイマイチなので、あっという間に水浸し。

 

 

 

 

あろうことか私は今からこの、半分水に沈んでいる横断歩道を渡らなければなりません。

 

 

さあ、かっちゃん! 勇気を出してっ!

 

 

 

最初の一歩を踏み出そう!

 

 

 

・・・・・ぽちゃっ。

 

 

 

くるぶしまである水の中にどんな汚染物質とか汚染物質とか汚染物質が含まれているかは、この際考えないことにします。

何やら色々ニオうけど、それもこの際考えないことにします。

 

 

 

こんな日はまずタクシーはつかまらないので、家に向かうバスに乗り、そのバスを降りたころには。

 

 

 

家に向かう道はどこもかしこも水浸し。

坂の上からは雨水がプチ滝のようにトバドバ流れてきて、あらあらえらいこっちゃ。

 

 

 

そのうち風も強くなってきて、冠水した路上では。

 

 

 

寄せてはかえす波のよう・・・。

 

 

って、もうちょっと道路事情をなんとかしろ、北京!

 

 

 

 

この時間になると風も加わって雨はますます激しくなり、傘はほぼ無意味。 

おまけに。

 

 

 

こんな雨でも平気でぶっ飛ばしおる車に水をひっかけられ、ジーパンぐちゃぐちゃ。

 

 

 

と、そんな非常事態でも、平常心を忘れない私。 

 

 

 

最寄りのお店でちゃっかりワインを購入。 

 

 

 

そんなこんなで家に着いた時には、服から水がしたたり落ちるような状態。 真っ先にシャワーを浴びて、汚染物質とか汚染物質とか汚染物質が含まれている雨水でびっちょびちょになったことは、綺麗さっぱりなかったことにしました。

 

 

で、今日。

豪雨によって空気は洗浄され。

 

 

 

嘘みたいな晴天。

結構風も強く、なんだか台風一過と言う感じです。

 

 

ちなみにあの豪雨の中、信じられないことに路上では傘を持たない人もいたのだけど、私が目にしたのは以下の3パターン。

 

 

1.ダンボールをかぶって歩く

2.洗面器をかぶって歩く(なぜか洗面器を持ち歩いている人がいる北京)

3.男前に、いっそびしょ濡れ。

 

 

まあ、傘を持とうが、洗面器を持とうが、結局みんな3の状態になるんだけどね。


北京暮らし 半年が過ぎました

2012-07-21 15:52:37 | 北京暮らし いろいろ

北京に来たのが今年の1月21日。

今日でちょうど半年です。

 

半年。それは・・・。

 

 

携帯に「空気がけっこう汚れてまっせ~」との警告メールが来て、窓の外を見ても。

 

 

 

「あ、白いわ・・・」

と普通に受け止められる。

 

 

 

半年とはそういう時間。

 

 

 

あるいは、外出時。

 

 

 

以前はなんでそれを履くのか日本人の感覚では理解できなかった、足首までのストッキングを目にしても。

 

 

 

何とも思わなくなった。

 

 

 

半年とはそういう時間。

(とはいえ、履こうという気はさらさら無し)

 

 

 

雑貨屋さんの袋の画が。

 

 

 

ものすご~くブラックなパンダだったり。

 

 

バスに乗った時。

 

本来はこうあるべき持ち手の部分が。

 

 

 

 

持ち手ごとごそっと持ち去られ、更に。

 

 

 

残った部分をおばちゃんが握りしめ、今にもビリっといきそうになっていたとしても、別に何とも思わなくなった。

 

 

 

そう、半年とはそういう時間なのです。

 

 

ただ一方で、半年たっても変わらない・・・というか、むしろ日増しに高まる思い。

それは。

 

 

 

にゃおに会いたい~~~~~!!!!! という思い。

 

 

 

でもまあ、当のにゃおはんは。

 

 

 

かっちゃん実家生活をばっちり楽しんでいるようなので、こちらも安心して北京暮らしを送ることができるのでした。

 

 

 

本当に日々盛りだくさん色々なことがあり、怒ったり笑ったりびっくりしたり五感フル稼働の毎日にも関わらず、まだ北京に暮らしている実感がわかないのがとっても不思議。

自分の毎日なのに、ちょっと離れたところからまるで人の暮らしを眺めているような、そんなふわふわした感覚なのです。

以前、3年間ものすごく中身の濃かった東京生活が終わった時、まるで『かっちゃんの東京生活』という本を読み終わってあ~面白かったとパタンと本を閉じた、そんな感じだったのを覚えています。

 

数年後もまた、そんな感じになるのかな・・・?


たまに食べたい日本食 “カレー・ラーメン・蕎麦・お好み焼き”編

2012-07-20 16:16:35 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

今回は自分の覚書用に・・・。

単品系の日本食に絞って取り上げてみます。

 

まずは『カレー』。

普段あまりカレーを食べないのだけど、こちらの店はかなり評判がいいと聞いて、早速GO!

 

 

『KURAKURA』

北京市朝陽区三里屯北29号1-101

 

この季節はテラス席もオープンするみたい。

で、店内はと言うと。

 

 

おひょひょひょぉ~???

各国のビール&それにぴったりのグラスがずらり。

(それだけで合格点)

 

 

 

これは・・・夜にもう一度来るべきですね。

 

 

肝心のカレーですが、注文するとまず。

 

 

スープとサラダ。

このドレッシング、作り方を教えてほしいくらいさっぱりさわやか、好みの味。

 

 

で、メインのポークカレー(大)。

ゴロっと大き目のお肉と野菜。 そのお肉がまた、ほろほろと崩れる柔らかさ!

評判がいいのも納得です。

 

 

実はこの日、私は。

 

 

 

ドライカレーを注文したのですが、ポークカレーの方が断然美味しい。

なんだかちょっと悔しかったので、後日。

 

 

 

おひとり様カレーを実行し、ポークカレー(小)でリベンジしました。

ボリュームとしては小で十分なのだけど、カレーのルーが少なく、ご飯とのバランスが難しかったのはちょっと残念ポイント。 やっぱり大でがっつり行くべきか。

 

 

続いてラーメン。

 

 

日本料理店『響』です。

『響』

北京市朝陽区東三環中路7号 財富購物中心3階 

 

 

こちらでは、池袋にある『えるびす』のラーメンを提供しているとのことで、ふらりとおひとり様ラーメン、行ってみました。

 

 

 

うん。美味しい!

北京でなかなか美味しい醤油ラーメンに出会うのが難しい中、これは嬉しいですね~。

 

後日、ふたたびおひとり様ラーメンでとんこつラーメンをいただいたのですが、これはちょっとくどかったかな?

醤油ラーメンが食べたくなったら、ここに来よう。

 

 

お次はお好み焼き、『秀吉』です。

 

実はこの店は以前から気になっていたのですが、フリーペーパーに掲載されている看板メニューの値段が高く、「え?、北京のお好み焼きでこの値段??」と少々ひるんでいたわけです。

が、それ以外にも割とリーズナブルなお好み焼きがあると知り、行ってきました。

 

 

まずはシンプルに豚焼きそば。

私はちょっと麺が固いかなと思ったけど、やっちゃんはこれくらいが好みらしい。

 

 

 

お好み焼きもシンプルに豚玉。

 

こちら、かなり好みのお味でした!

中はふわっふわ、生地にシソが使われているらしく風味もgood。

 

 

 

ビールに合いまする。

 

後日行った時は日本人店長ではなく中国人スタッフが焼いていたけど、そのお好み焼きも美味しかったので、安定した味が期待できるかな。

いつかおひとり様お好み焼きを実行してしまいそうで怖い。

 

『秀吉』

北京市朝陽区新源西里東街10号内6号

 

 

最後はお蕎麦。

 

 

その名も『蕎麦人』。

 

『蕎麦人』

北京市朝陽区亮馬橋路40号 中日青年交流中心 21世紀飯店1階

 

以前、私がこの店の椅子に埋もれて見えなかったのか、注文したお料理をすっかり忘れ去られた悲しい事件があったけど、今回はさて、どうでしょう。

 

 

大丈夫、忘れ去られていませんでした。

これは・・・お付だしだったかな?

 

 

 

それでは、店内で打っているというお蕎麦をいただきましょう。

 

 

 

一言でいうと、北京でもここまでのお蕎麦が食べられるようになったのだな~というなかなかのお味。

もちろん日本のあの美味しいお蕎麦と比べるとやはり劣ってしまうのだけど、6年前、前回の滞在時にこれがあったら嬉しかったやろなあ・・・。

(あ、以前食べたあったか系のお蕎麦はがっかりでしたが)

 

 

 

ちなみに天ぷらも注文したのだけど、これは・・・ゴニョゴニョ・・・。

 

 

 

でもまあ、ビールに合ったからいっか。(←てきと~)

 

 

以上、かなり個人的な日本食レストランレポ、単品系でした。

 

 

食の面でも、北京は随分暮らしやすくなったなあ・・・。


6年半ぶりの老師との再会

2012-07-19 19:39:00 | 北京暮らし いろいろ

前回の滞在時、ず~っと中国語の家庭教師をしてくださっていた老師(つまり先生)と、6年半ぶりに再会しました。

再会の場所に選んだお店はお気に入りのこちら。

 

 

ベジタリアン向けのお店 『百合素食』です。

『百合素食』

北京市東城区東直門北小街草園胡同甲23号
010-6405-2082  010-6405-4282

 

 

こんな感じに普通に洗濯物も干してある、草園胡同という道沿いにあります。

 

 

 

相変らず静かでまったりと・・・と言いたいのだけど、隣のテーブルのおばちゃん4人組がそれはもう賑やか。

外国人率の高い休日とはまたちょっと違った雰囲気です。

 

 

 

美味しいベジタリアン料理をいただきながら、久しぶりの再会でお互いの近況をひたすら話す、話す!

今の私の中国語があるのは、この老師のおかげと言っても過言ではないくらいお世話になりました。帰国してからも文通で作文を添削してもらったりと、とにかくありがた~い存在なのです。

 

 

これから中国語をどうやってレベルアップしていくべきか、二度目の北京生活をいかに豊かに過ごすべきか・・などと日頃もんもんと抱いている悩みも聞いてもらい、楽しい時間はあ~っという間に過ぎました。

ちなみに老師はもともと高校の歴史の先生。

先生の説明を受けながら、中国の博物館めぐりをしてみたいなあ・・・。

 

 

さて、たくさん注文したお料理はもちろん食べきることが出来なかったので、例によって打包(だーぱお、つまりお持ち帰り)。

 

 

 

これらのお料理がそのまま。

 

 

 

晩御飯になりました!

奥のミートボール、見た目も味もお肉そのものなんだけど、ベジタリアン料理なんですよね~。

 

 

ところで。

先生のアドバイスによると、更に語彙力、文章力を伸ばすべく、とにかくレベルの高い本を読めとのこと。(楽な本を読んでも何の進歩にもならないとビシッと指摘されてしまいました・・・)

そして読むだけでなくその登場人物を自分で描写したり、内容をまとめてみたり、アウトプットする作業にもチャレンジせよとのこと。

 

 

・・・なるほど、いいかも。 早速何か本を買ってこよう、と思っていた矢先。

やっちゃんがドデカイ本を持って帰ってきました。

 

 

 

全・・・唐詩ぃ???

 

 

ナンデスカ?? この、百科事典みたいなのは。

 

 

 

これ、どういうわけか会ったこともない会社関係の中国人から、「是非、奥さんに」と渡されたらしい。

なんでや。 訳がわからん。

 

 

で、中身はと言うと。

 

 

 

・・・・・お経?

 

 

ではありません。

これまたこまか~い字で唐の時代の詩がびっしり。

これがせめて現代中国語での説明があれば読む気にもなるんだけど、あろうことか現代中国語では使用しない言葉そして文字で記載され、とにかくページをめくってもめくってもそこはひたすら古代中国語の詩があるばかり。

 

 

はっきり言って。

 

ちんぷんかんぷん。

 

この本、どうしよ・・・。

 

 

 

~お・ま・け~

 

 

麻ひものバッグ、できました。

けいら君もすっぽり入る、大き目サイズです。


円明園 蓮は愛でるもの、葉っぱはかぶるもの?

2012-07-18 16:49:43 | 北京暮らし おでかけ編

円明園レポ。最終回です。

今度こそ船頭さんが漕いでくれる船にのるぞ~と船着き場に向かって歩いていたら、『円明園盛時全景模型展』の建物が見えてきました。

最初に買ったチケットに入場料は含まれているので入ってみたら。

 

 

模型、ど~ん!!!

 

公園がデカけりゃ、その模型もデカい。

なんでもデカい北京です。

 

 

 

これは・・・。ズルする人が続出の迷路ですね。

 

 

サクッと見て、目的の船着き場へGO!

 

 

 

遠くから見ると、こんな風に蓮に囲まれて進む感じが実にいいですね~。

 

 

で、実際乗ってみると。

 

 

 

最初に乗った船よりもぐっと蓮に近づけて、そうそう、これですよ私が求めてたのは!

 

 

 

蓮の花が、手を伸ばせば届きそうなところに。

 

 

だからと言って、乗客のおばちゃん。 船頭さんに向かって

 

 「あの蓮、取ってもいいん?」

 

とは普通聞かへんやろ。

 

 

 

船頭さんが静かにたしなめたので、蓮の花はこうして今も無事に咲いているのでした。

めでたし、めでたし。

 

 

 

蓮に囲まれ舟は静かに・・・じゃなかった。

まだ若い船頭さんにやたら話しかけるおばちゃん達の声でにぎやかに、15分ほどゆ~っくり蓮を楽しみながら進むのでした。

 

 

 

ところで。

『蓮祭り』というだけあって、池の周りには屋台もずらり。

 

 

 

 

中国伝統文化の屋台が並ぶ中。

 

 

 

なんでここで手品???

(ちなみに、他の観光地でもよく手品ショップを見かけるけど、北京は今、手品ブームなのか?)

 

 

 

おっ!

これは以前見た、息を吹き込んで作る飴細工だ。

 

 

作っているのは猫。

これを買った人がいたので写真を撮らせてもらったのだけど。

 

 

 

男の子の微妙な表情・・・。

幼心にも飴細工の衛生面に対する不安があるのだろうか。

 

 

ちなみに私たちは飴細工ではなく。

 

 

 

こってこてアイスをもぐもぐ。

北京の人ってアイスが好きなのか、大人でもよく買って食べてるんです。それを見るとついこちらも食べたくなってしまいました。

 

 

 

そして。

 

 

バナナ。

 

 

・・・じゃなかった。

どんだけもろこし好きやねんと突っ込まれそうだけど、なぜか外に来ると買ってしまうトウモロコシ。

皮つきだったからか、他の公園のトウモロコシよりもみずみずしくて、うまうまでした。

 

 

 

 

ひろ~い円明園。至るところに蓮の花。

 

 

・・・だからかどうかわからないけど、蓮祭りならではの不思議中国人、発見。

 

 

 

 

蓮の葉っぱ、かぶってます。 

 

 

 

ま、こちらに至ってはもはや何をかぶっているのかさえわからないのだけど。

 

 

 

以上、蓮は美しく、トイレはえげつない、そして遺跡は写真スポットと化し、人は蓮をかぶって歩く、そんな円明園レポでした。

 

 

さて・・・。

円明園の蓮は綺麗だったのですが、つぼみが多かったのがちょっと残念。

そこで今日、別の公園へ蓮を見に行ってきました。

 

 

 

『紫竹院公園』

まさに今、蓮の見ごろでした!

こちらのレポはまた今度。

 

 

蓮の葉っぱ。確かに日除けになるかも。 


円明園 遺跡のトイレは残念トイレ

2012-07-17 17:21:52 | 北京暮らし おでかけ編

昨日ご紹介しました円明園の迷路。

その迷路がある一帯は『西洋楼遺址区』と呼ばれる部分で、アロー戦争の際に英仏軍に破壊された離宮跡が残されています。

 

 

 いかにも貴重と思われる遺跡跡が。

 

 

 

すっかり単なる写真スポットに・・・。

 

 

 

なんのこっちゃ?

 

 

 

登ってはいけませんの看板。

 

 

 

もはや、立てておく必要はあるのか?

 

 

 

 

 

いやはやそれでいいのか?状態の遺跡なのだけど、どうやら数年前に遺跡保護プロジェクトが発足したらしく。

 

 

 

一部はこのように立ち入り禁止となっています。

 

 

 

が、今でこそ立ち入り禁止の部分にも、以前は人が観光客がドカドカ登っていたのだから、本来の姿はもっと違ったものだったかも。

 

 

さて、中国の観光でネックと言えばトイレ。

円明園のトイレもこれまた残念トイレでして・・・。(お食事中の方はご注意を)

 

 

 

外観は割と綺麗。

個室に鍵もついている。(が、鍵をかけなかったために、子供に思いっきり扉を開けられてたおばはんがいた。 そのシーンを目撃するこっちの身にもなってくれ)

 

 

ただ一つ不思議なことは、どの個室からも水を流す音がしないのに中から人が出てくるのです。

これはあれかな? いわゆるボットン式かしら?

・・・などと思いながら個室に入ると。

 

 

 

水洗式でもボットン式でもない、世にも不思議なトイレだった。

 

 

 

見かけは和式の水洗式トイレ。 

が、なぜか。

 

 

 

水を流すボタンごと、壁からほじくりかえされていたウソデショ?

 

 

 

 

コンクリートの壁にボコっと空いた穴。

どうやらここに、水洗用のボタンがあったと思われます。

 

 

 

・・・・・って。

 

 

 

それ、一番持っていったらあかんやつやろ。

 

 

 

個室内の光景は見なかったことにして、そのまま静かにトイレをあとにしましたが、久しぶりにトイレの洗礼を受けたショックで先ほどの素敵な遺跡が。

 

 

 

おどろおどろしく見えたのでした。

 

 

 

円明園。 遺跡保護もいいが、トイレの保護もほんと、よろしくお願いします。

 

 

 

クラクラするお話の後はお口直しということで。

 

 

 

とりあえず蓮の花でもどうぞ。

 

 

 

一面の蓮を見ながら、心を落ち着ける私。

 

 

 

と、その時、遠くに見えるあれは・・・?

 

 

 

 

蓮の中をゆっくり進む船!

しかもエンジン式ではなさそう!

 

 

よし。トイレの記憶はなかったことにして、素敵舟に乗りに行こう!

続きはまた今度。


円明園 迷路でズルはいかんぞ!の巻

2012-07-16 18:20:06 | 北京暮らし おでかけ編

蓮祭りが絶賛開催中の円明園ですが、ここは他にも見所が色々ありまして・・・。

なにやら人で賑わっているのでそちらへ向かうと。

 

 

前方に白い塔が。

 

 

更に近づいてみると。

 

 

 

ん? 塔の手前にいくつもの壁・・・?

 

そうです。

これは・・・・・。

 

 

迷路なのでした。

 

壁はそれほど高くないのである程度見渡せるものの、めちゃくちゃ簡単というわけでもないので、行き止まりにぶち当たったり、文字通り迷ってしまいそう。

だからと言って。

 

 

 

塀の上に登って、正解ルートを探すなっ!

 

 

ここはスポーツマンシップにのっとり、ズルをせず歩きましょう。

 

 

 

といきたい所ですが、炎天下で文字通り迷ったら死んでしまうので。

 

 

正解ルートを知っていると思われる団体旅行ガイドさんの旗を目印に、トコトコ歩くこと10分程度。

 

 

 

ゴォォォ~ル!

 

 

 

入り口から入ってぐるぐる歩き・・・。

 

 

 

 

反対側も通って、無事、塔にたどり着きました。

 

 

 

昔はここで、中秋の名月を楽しんだとか。

風流にもほどがある。

 

 

ところで、真ん中にゴールがある迷路と言うのは、当然ながらもと来た道をたどってグルグル歩いて戻らなければなりません。

 

 

・・・が、同じルートを戻るのが面倒くさいのか。

 

 

 

塀を超えてショートカットする中国人。

 

 

だから、ズルをするな、ズルを!

 

 

 

こうして迷路を楽しんだ私達なのですが、とにかく暑い。 暑すぎる!

 

 

 

迷路のすぐそばの池に入っちゃうおっちゃんの気持ちがわからんでもない。

 

やっちゃんが「足だけつける?」とやる気を見せたんだけど、もしかしてもしかしたらここで何人ものお子ちゃまがトイレを済ませたかも・・・と思うと、とても入る勇気なし。(だってここは北京)

そんな危険な(?)池で、

 

 

 

 

おっちゃん、顔なんか洗っていいのか?

 

 

 

というわけで、迷路レポはこれにておしまい。 

続きはまた今度。


円明園『蓮祭り』 連携の悪い船に揺られるの巻

2012-07-15 18:33:10 | 北京暮らし おでかけ編

さて、円明園 蓮祭りです。

 

円明園とは、清の時代の離宮でうんぬんかんぬん・・・。

 

 

もっと詳しく知りたい方は、ご自分で検索してください。

ちなみに、見どころすべて見られるチケットは、大人25元(300円ちょっと)です。 

 

 

で、この『蓮祭り』。 どこぞの解説によると

“中国国内規模最大、品種最多の蓮の花の祭典となっている。往年と比べ今年の円明園蓮まつりは規模も内容も創意上史上最高レベル、4つのカテゴリと12項目のイベントで観光客を楽しませてくれる。”

 

とあります。

が、往年を知らないので比較のしようがなく、とにかくただひたすら広い敷地いっぱいの蓮を楽しみました。

 

 

行く前にネットで調べたところ、船に乗って蓮をめでることができるらしいとの情報を見つけたので。

 

 

 

さっそくゲット。

1枚20元。 どれくらい乗るのかと聞くと、15分くらいだとか。

このチケットの写真のように、船頭さんがゆっくり漕いでくれる舟に乗り、蓮をのんびり楽しめるなんていいじゃないか・・・と思っていたら。

 

 

 

 

思いっきりエンジンふかして舟は進んでいた。

どういうこっちゃ?

 

 

 

それにしても、乗船待ちの行列が一向に進まない。(注:割り込みはなく、みんなちゃんと並んでます)

私の中ではディズニーシーの舟のように、次から次へと等間隔で舟がやって来るのかと思っていたのだけど、いやいや、ここは(変なミッキーがいるとはいえ)北京なのです。

かなり待ってようやく舟が見えた~!と思ったら。

 

 

 

3艘一気にドカドカやってきた。

 

連携、悪っ!!!

 

 

 

 

でもまあ、小舟にゆられて蓮を楽しめるのだから、それで十分。

(もともと連携の良さなど求めてはいません)

 

 

 

 

ピークの時期ならもっと蓮だらけなのかもしれないけど、それでもあちこちに美しい蓮を見ることができました。

 

 

しばらく狭いエリアを進むと、今度は。

 

 

 

一気にひろ~い湖が。

 

 

そこも(エンジンで)ガツガツ進み、

 

 

 

あの橋の下をくぐっていくのですね。

 

 

次はどんな蓮の風景が広がっているのかな?と思ったら。

 

 

 

何もない、なにやら汚れた水が広がるだけ。

そして、あっという間にせま~い船着き場に到着。

 

 

え!?

・・・・・ここでおしまい!?

15分の船旅って言ったくせに、せいぜい5分ちょっとしか乗ってへんぞ!!!!!

 

 

 

・・・と思ったら、この船着き場で別の船に乗り換えるとのこと。

どうやらもうちょっと大きめの船に乗って、更に遠くの船着き場まで移動するらしい。

 

 

で、勿論ここでも。

 

 

 

連携の悪さ、再び。

 

 

その乗り換えるという大き目の船が全然来ない。

狭い乗り換え場所には限られた人数しか上がれないので、当然。

 

 

 

あとから来た船が2~3艘、乗り換え場の手前で人を乗せたまま待つ羽目に。

(だから最初の場所には一気に3艘もどかどかやってきたのですね)

 

 

 

そんなこんなでようやく大き目の船、到着。

これに乗って対岸まで移動するのだけど。

 

 

 

 

後ろ半分、沈んでないか?

大丈夫なのか???

 

 

若干不安な気持ちを抱えながら私たちの船を待っていたら。

 

 

 

 

先ほどの船よりもチャイナチックな船が(やはり傾きながら)やってきた。

 

 

 

船の中はこんな感じ。

 

 

・・・なのはおいといて、私は帽子のおねえさんのアンニュイさから目が離せない。

みんな外の景色を楽しんでいるのに、お姉さんはひたすらアンニュイ。

 

 

 

・・・・・大丈夫か?

 

 

 

大き目の船は、ひろ~い池を(エンジンで)ガンガン進みます。

この池には貸ボートもあるようで。

 

 

 

その辺一帯、ボートだらけ。

 

 

・・・・・あれれ?

せっかくの船での蓮見物なのに、蓮の写真がほとんどないっ!

 

 

 

とってつけたように蓮の写真を。

 

 

 

こんな感じでいかがでしょう?

 

 

 

そんなわけで、船に乗ってるより待ち時間の方が長い円明園なのでした。

 

さて、船から下りて次に向かったのは、歴史を物語る遺跡・・・と、自由な中国人。

続きはまた今度。