故宮を紹介する動画『上新了故宮』を見て以来ますますその魅力にどっぷりなのですが、その情報をもとに観光すると何倍も故宮参観が楽しくなります。
今日のお題は。
“故宮には北斗七星がある!?”
いきなりなんのこっちゃ!?な内容ですが、故宮観光のスタート地点であるここ。
午門からすでにその答えはあるのです。
動画によると。
故宮の屋根にある球をつなぐと、北斗七星になっている・・・のだとか。
屋根の上に球!
さっそく探しに行きましょう~!
午門の東側の建物にそれぞれ1個ずつ。計2個。
午門の西側の建物にそれぞれ1個ずつ。計2個。
ここがひしゃく部分になるわけですね。
午門を通り、中軸線に従って北上します。
おっ! 屋根の上の球発見。
ここは???
中和殿。
更に北へ進むと。
交泰殿。
そして一番北に位置する・・・。
欽安殿。
これは球ではないのですが、屋根の上の宝瓶をそれとみなすそうです。
ちなみにこの欽安殿は故宮の一番北に位置し、「周易」という占術によると北は水を司ることから、ここにはたくさんの水にまつわるものがあります。
故宮の中軸線で唯一の神殿で、戦いの神であり水の神でもある銅像がまつられていて、火事の多かった故宮を守っているのだとか。
この四角い石の彫刻。
よ~く見ると。
海をイメージしたところに、海獣、神獣などが彫刻されています。
そしてこの石の彫刻は、北斗七星にも関係していまして。
昔はこんな風に旗のついた木を支えていたらしく、更にその旗には北斗七星が描かれていたのです。(実物は欽安殿に保管されています)
故宮に北斗七星。
宇宙から星が降りてきたようで、なんとも壮大だなぁ~。
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