先日、私のブログを見た友人(関西人)からメールが届きました。
その書き出しからして、えらく深刻で…。
「ひとつだけお伝えせねばならないことがあります…。
これを隠してお友達を続けることはできないと思ったので…」
ちょっ、!!! 長いお付き合いの友人。いったいどんな秘密が明かされようとしているのかっ?
ドキドキしながら読み進めると。
「実はわたし。
天一ではあっさりを頼む奴なんです」
えぇぇぇぇ〜!!!!!!
こってりコテコテの私には、確かに衝撃の告白でした。
最初は
「何かと思ったら、ラーメンの話かぁ〜」
と、ひとしきり爆笑したのですが、その後。
「関西人でもあっさり頼む人がいるんや」…という衝撃がボディーブローのようにじわじわと効いてきて、やはり私にとっては衝撃の告白だったのでした。
その後、その友人と直接話す機会があり、天下一品あっさりの魅力を生で聞いた私。
…… 人間と言うのは弱い生き物ですね。
あれほどこってり以外は天一ではないと豪語してしていたくせに、一度くらいは友人オススメのあっさりを食べてもみてもいいかなという気になり、本日。人生はじめての天下一品あっさりラーメンを経験してきました。
いやぁ、緊張する!
何が緊張するって…。
そもそも天一であっさりを注文するなど許されるのだろうか?
せめて「こっさり(こってりとあっさりの中間?)」くらいにしとくべきなのでは?
こんな時に限ってお店のおばちゃんは、私が「ラーメン並ひとつ」と言うや否や、かぶせ気味に「こってりやな!」とこれ以外選択肢はないとばかりに注文を完了させようとするが、ここは初志貫徹。
「きょっ、今日は、あっさりにしとこかな…」
声、ひっくり返ってるし。
めっちゃ小心者の私のセリフ。
そして…。
人生初めての、天一あっさりラーメン。
まずはスープを一口。
これが。
これが…!
お、美味しい…。
なんやろ、この味わい。
ほんまに長らくこんな王道の醤油ラーメンを口にしていない気がする。
文字通り「あっさり」しているのに深みもあるスープ。
さらに特筆すべきは、食後の軽やかさ。
「こってり」を食べた後は、その充実感と満足感に体中が包まれ、しばらくは自分の身が「こってり」というコラーゲンでできたゲル状の何かにすっぽり包まれたような、ぷるんぷるんした感覚に陥るのですが(大げさか?)、「あっさり」はと言いますと。
え?
私、今 ラーメン食べた?
と、うっかり自問自答してしまいそうな程するりと、体内を駆け抜けていったのでした。(ただし、美味しかったという余韻だけは残すという神業)
いやぁ、思いがけない友人の告白により、天一の新たな扉を開いてしまった〜!!!
などと、呑気な話ではありません。
これまで目つむってても、いやもういっそ爆睡してても注文できるくらいこってり一筋、いや、こってり以外の選択肢がなかった私でしたのに。
ここに来て、迷いが生じてしまいました。
短い一時帰国時に食べるとすれば「こってり」ですが、もしも数回食べる機会があるのなら、その中に「あっさり」を混ぜる誘惑に駆られるかも。
「こってり」&「あっさり」ミニサイズのセットみたいなのがあればいいのに…。
忘れているワタシに何か言う資格などないのですが……
コロナのせいで日本滞在も長くなってるようですし……
こってりとあっさりを交互に頼むのが良いのでは?(^o^;)
ちなみに九州ではラーメンといえば、とんこつ♪
あちらで生まれ育った人は、とんこつ以外はラーメンじゃないと思ってるようです(^o^;)
転勤族の子だったワタシは、美味しけりゃ何でもいいと思ってますが(^o^)
そういえばインスタントラーメン「うまかっちゃん」の初代CMに出てたのは……
同じ中学の同級生だった……
ああ、なんてローカルな話題……(^o^;)
アドバイス通り、あっさりの次にしっかり、こってりをいただきました!
九州はとんこつですよね〜。とんこつも大好きです。
うまかっちゃん、CMのメロディが蘇ります。初代CMに同級生とは! すごいですね〜。