春節前に一時帰国した時は、まさか日本で大相撲春場所を見ることになるとは思っていませんでした。
ご存知の通り、今場所は。

無観客開催。
一瞬、序二段の映像かと思ってしまう映像ですが、間違いなく。

幕内です。

幕内の力士です。

横綱の土俵入りもし〜んと静まり返ったなか行われ、所作の音、息遣いまで聞こえてきます。
そして。

知識としては知っていましたが、警蹕(けいひつ)、行司が「しー」と言う声を初めて聞きました。
今場所開催にあたり、力士は皆1日2回の体温測定。

消毒も。

インタビューも、力士と記者の間には一定の距離が保たれています。

全幕内力士が揃っての挨拶。
何から何まで異なった初日でしたが、解説はいつもの通り。

このお2人。

北の富士さん。最初は口数が少なかったので大丈夫かなと思っていたのですが、どうやら場の雰囲気に合わせたのだとか。
解説席にもアクリル板が立てかけられたりと対策がとられていますが。

奥のほうに見える白いボックスは?

向正面。
舞の海さん、1人で寂しそう。

今場所は、鶴竜関が大関を兼任するなどいろんな話題もあったのですが。

無観客開催と言うのはこういうことなのか・・・と実感しました。

本来なら、ものすごい歓声で大盛り上がりの好取組も。

・・・・・。

先場所を考えると、初日からこの取組!?と、これまた大注目の取組もまた、静かに行われたのでした。
私がいつも楽しんでいる大相撲とは何か別の、スポーツではない何かを見ているような気持ちになりました。
力士を始め、関係者皆さんが無事に15日間終えられますように。
あまりにも静かだったので、夕食の準備をしてたワタシは、横綱が負けたことに気づかなかった。
いつもだと、歓声でわかるんですけどねぇ……(^o^;)
今場所は白鵬が負けても座布団は飛ばないのね(^o^;)
2日目にして横綱鶴竜に土がつきましたね。でも今日はしっかり立て直して来た感じだったのでホッとしました。
歓声でわかる、本当にその通り!
お客さんがいないことで、どんな勝負であっても淡々と進みますもんね。