ささやかな幸せ

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すばらしかった「木下佳通代」

2024-07-13 21:29:02 | 美術鑑賞
「没後30年 木下佳通代」 2024.5.25-8.18 大阪中之島美術館
開場時間/10:00-17:00  休館日/月曜日(7/15,8/12は開館)


 神戸に生まれ、関西で活躍した木下佳通代の個展。名前も存じ上げなかったが、行ってよかった。すばらしかった。村上隆もよかったけれども、さらに魂が震えた。おススメ。
 そして、木下佳通代は、私の母校である中学校に先生として赴任していたとか。(さすがに、教えてもらってはいない)下町の荒れている中学校に赴任されて、苦労されたのではないかと思った。


<境界の思考> まず、これに心をつかまれた。上は、立体が紙のようにめくれている。下は、断面と背景が同じ色で同化して、立体が浮かんでいるようにも見える。


<無題> 同じ写真だが、色付けしている部分が違う。色付けしている部分に目がいくが、全て色付けされてしまうと どこを見ているのかわからなくなる。


<’78-4-B> くしゃくしゃになった紙に描かれた直線(くしゃくしゃにしているので直線が曲線ぽくなっている)とその写真の上にひいた直線。おもしろい。


<む37> 異なる時期に撮影した作家の写真のコラージュ。同じ私でありながら、年齢が違うので、ちょっと不思議な感じ。

正面が

右から見ると

左から見ると

<Pa-fold’86-36> 紙を折りたたんだ状態で描き、開いた作品

なんて素敵な空間なんでしょう!











<LA’92-CA729> 好きな作品


<LA’92-CA681> 好きな作品

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