茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

大切な人。

2015-03-22 01:27:05 | Weblog
若い頃は友人を選ぶ基準というのは、
ノリが合う、
とか、
話が合う、
とか、
フィーリングが合う。

そんな感じで友達を選んでいたが、
中年となり老い先残り少なくなった身としては、
友人というか、これからも大切に一生つきあっていきたい人の基準が全く変わった。

人として信用できるか?
この部分が、一番大事
それはまずどこで判断するかというと、
時間に正確であるとこ。

いつも約束に時間に遅れてきて、
毎回それらしい言い訳をする人は信用できぬ。

ま、こんな事言う私は若かりし頃、
遅刻の常習犯。
一時間、人を待たせるなんてことは年中。
挙句の果てには、こんな遅れて待ち合わせ場所にいるはずない、
と行くことすらしなかったことも。
こんな酷いことをしてきた人間が何をほざいているんだ!
だが、こんな私だからこそ、
この時間を守らないルーズな人間は信用できぬ、
という事実に到達したのだ。

又、信用できる人かどうかは、やはり長くつきあっていけば自然にわかる。
最近、この人は本当に信頼できる人だ、
大切につきあっていこう!
とおもっている人がいるが、
今日もその人からLINEで、連絡きた文面見て、
やっぱりこの人はちゃんとした人だな、
と、改めて襟を正した文面に胸を熱くした。

不可抗力な理由で私との約束をキャンセルしてきたのだけど、
わざわざ自分のところ出向いてお詫びに来て、
その上更に丁寧なお詫びの文面、
うーん、スゴイ。

メール一つで直前に約束をキャンセルしてきた女が前にいたが、
こういう人間とこれからもつきあっていくのは、
イライラするだけだから、と当然、付き合いを切った。

老後に向け、大切な人とのつきあいは大事にしたい。




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「大統領の執事の涙」を見た。

2015-03-22 00:34:01 | Weblog
そうか、これは人種差別を描いた映画だったのか。

以前見た「カラーパープル」とだぶる。
うーん、役者も同じ人が出てる?

アメリカは、ちょっと前まで、こんな酷い黒人差別をしてたのか?
驚く。

ナチスのアウシュビッツと同じだ。
と映画の中で呟いていたが、
そうだな、生まれながら不当な差別。
これは中々無くならない。

カラーパープルの映画の中で象徴的で忘れられない言葉がある。
黒人に差別をせず優しく接していた地元の権力者の妻が、
ちょっとした黒人の反乱に遭ったときにおもわず呟いた、
「何よ、今まで良くしてやってあげてたのに!」
あぁ、そうなんだ、
その言葉を聞いたときに、真の平等というのは
遥か彼方にある、
そう感じた。

人種差別だけでなく、男女の差別、障害者への差別、弱者への差別、
あらゆる差別がある。
その中でも生まれながらに差別される運命を背負ってしまっった人間の
事を真に理解できるのは、同じ運命の人だけではないかとさえ思う。

私は生まれながらの差別は受けた事はないが弱小としての差別は受けたことはある。

「優しくしてあげてたのに、」
そんな同じ目に遭ったことがある。
大人になった自分が、
偽善ということに殊更、敏感になるのは、
そういう経験あってこそか。

人間の残酷さ、
知ってるよ。
でも、もちろん
それだけじゃない人間の素晴らしい点も知ってる。

世界に一つだけの花、
この歌のような世界をのぞむのは理想の世界。
誰もが一番、二番、と順番をつけたがる。
それが差別の始まり。

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