茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

養老渓谷と勝浦の一泊二日の旅、その2

2018-05-12 01:03:56 | Weblog
そして、宿はネットで海の幸の美味しそうな宿を探し見つけた、
「海鮮問屋の宿、黒潮」
養老渓谷から30分程度の外房も安房小湊にある宿。

6室しかない小さな宿で、
決して新しくもない素っ気ない建物なのは知ってたが、
料理さえ美味ければいいや、
と大きく期待してなかったのだが、、
いやぁ、ここも予想外に良かった。

まず部屋の内装が実に綺麗だった。
リフォームしたばかりとなってたが、
ホームページに載ってる綺麗な部屋とは写真とは違うだろ、
あんまり期待してなかったのに、
そのとーりの綺麗な部屋だった。

そして、伊勢エビと金目鯛の夕飯のプランをチョイスしてたのだが、、
特に!この金目鯛の煮付けが実に美味かった!!


フンワリ柔らかくて、味付けが絶妙。
海鮮が美味いのは当然だが、この金目鯛の煮付けが一番美味かった。
その他にも舟盛り、
カサゴの唐揚げ、
温かいものは出来立てを運んでくれるんで美味い。

次の日の品数豊富で朝ごはんも美味かった。

風呂も温泉で広すぎず狭すぎず、

眺めも良く快適であった。
又、是非行きたい宿だった。

そして次の日の観光は、
鴨川シーワールド、勝浦海中公園、鯛ノ浦の観光船、
といくつかのチョイスはあったのだが、
どれもコストがかかる割にはイマイチっぽいんで、
調べて調べてチョイスした観光プランは、、、
「鵜沢理想郷」ハイキングコース。
トリップアドバイザーでの評価が高かったんで、
おまけに無料!という事で、klの海沿いのハイキングコースを歩いてみた。

これが大正解!
素晴らしい眺めの連続だった。
東尋坊のような断崖絶壁、二時間サスペンスドラマに
登場するような場所。
ここで大体、犯人に海に突き落とされるだよなぁ、、
と、恐る恐る下を覗く。
こんな断崖絶壁が場所を変え何度もハイキングコースに
登場する。

又、海沿いの崖の上に広がるほぼ360度の視界の広がる見晴らしのいい丘。

崖の上の東屋では波の音しか聞こえない。
そこで潮風が優しくそよぐ中で
持参してたスイカを食べた時間は、
ストップモーションタイム。

コース途中にあった「お手洗い」の看板に
いやぁ、こんなトコにあるトイレは
掃除もされてない、見るもおぞましいトイレだよな、
と思ってたら真新しい綺麗な建物で、
水洗、紙もある快適なトイレであった。

その後、崖の上から見下ろしていた美しい海岸に降り立ち、

最後は趣のある石の低いトンネルをくぐって終了。



ここも良かった〜
大、大、大満足。

唯一、満足でなかったのは二点。
鯛ノ浦の船着き場で、干物屋の看板を見て、
買いに行ったら、店頭には一切、干物は並んでおらず、
お婆ちゃんが奥から出してくれた干物は
冷凍モノ。。
げっ!と思いつつも、ここまで出してくれて
サヨナラ出来ず、仕方なく二枚購入。。。
(その後、店先で天日干しの干物を並べている店を見つけ
買い直し)

昼ごはんに勝浦坦々麺を食べよう!
と評判のいい店に入ったが、、、
850円の坦々麺は、麺の他に入ってたのは、
玉ねぎ大さじ二杯分と小さじ半分程度の挽肉。

これで、この値段はありえない、、、
と損した気分だった。

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養老渓谷と勝浦の一泊二日旅、その1

2018-05-12 00:15:49 | Weblog
養老渓谷、新緑の中を渓流が流れるマイナスイオン溢れる
癒しのスポット、
と、
かなり期待していったのだが、、
ガッカリ。。

札幌の時計台ぐらい、ガッカリ観光スポットだった。
そのエリアに廃墟になってるホテル数件、お店数件、、
ま、わかる気がする。。
こんなトコに一度は来ても、
残念過ぎる場所でリピーターにはならない場所だもん。

雑誌で取り上げていた、このスポットは、
よくもこんなトコを素敵な観光スポットに造りあげたもんだ、、
と、ある意味感心する。

と、不完全燃焼のワタクシ達は「大福山」という
近隣の低山を目指す事にした。
せめて見晴らしだけでもイイとこと、軽い運動をするコトで
満足感を得ようと登り始めた。
ガイドチラシによると3時間半のハイキング。

大福山まではなだらかな車道を登っていく。
約2時間登っていって、やっと展望台に着くも、
天候が悪かったせいで、全く視界が開けず、
寒いしで、早々と退散。

そして下山ルートは、車道でなく、
梅ヶ瀬渓谷という山道で下山。

一気に高度を下ると、後はずっと小さなせせらぎ沿いを
歩いていく。

このせせらぎ沿いの梅ヶ瀬渓谷!
これがメチャメチャ良かった!

この新緑のトンネルの中を歩くこの景色、
これこそが私が養老渓谷に求めて来た景色。
せせらぎを何度も渡りながら進む。
せせらぎには渡る時は大きな石のある所、
コース取りを必死で考えて、
ピョンピョン飛んでも濡れてしまったり、
上手く飛べたり実に楽しい。

そして緑のトンネルが切れた目の前に突然、
雄大な切り立った崖が広がる。
この近くにチバニアンという地質学的に貴重な
地層が発見された場所だけあって、
ここも実に凄い地層の横縞が広がる。

緑のトンネル、そして雄大な空間とそびえる崖、
右に左に渓谷沿いを進み続けると、この繰り返し。
そして足元はピョンピョンして渓流渡り。


ディズニーランドのカリブの海賊、
あれを自然のテクスチャーで作られた場所、
そんな場所。
美しい、雄大、楽しい、

養老渓谷駅の脇にあった観光案内所、
こんな素敵な梅ヶ瀬渓谷を
全く奨めてくれなかったよな、、
スニーカーじゃ足が濡れるから行かない方がいい、
と、そう言われただけの場所だった。

観光案内所の人が、こんなんだから、
あんな廃墟の寒々しいホテルの姿になっちゃうんだよ。
あんなつまんない養老渓谷より、
こんな素敵な所がちゃんとあるじゃん!
こっちの魅力をちゃんと多くの人に伝えようよ。
あのメインの養老渓谷には二度と行く気は起こらぬが、
この梅ヶ瀬渓谷は是非又訪れたい。




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