ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「“いい人”をやめる。」

2024-12-10 21:39:39 | 日記

実は『“ストレスに負けない人”の習慣、ぜんぶ集めました。』を買う前に読みかけてたのが『“いい人”をやめて自分に“ありがとう”を唱えると、きっと楽に生きられる』という単行本。

結局のところ「ストレスに強い人」の特長を一言で表わせば、「他人にどう思われようが気にしない人」ですよね。それはもう、私だってとっくの昔に分かってる。そうなりたいと常々思ってるけど、なれない。

私は「いい人」です。常に「いい人」であろうとしてしまう。それがストレスの大元になってるのも分かってる。

だから「いい人」をやめられる方法があるなら是非知りたい!と思って購入したんだけど、それが「自分に“ありがとう”を唱える習慣を持つ」という、ちょっとスピリチュアル寄りの内容だった。(実際、著者はヒーリングセラピストの女性です)

私は男にしてはスピリチュアルに理解がある方だと自負してるけど、それでも自分で「ハリソン君、ありがとう」って声に出して唱えるのは、さすがに恥ずかしい。男って生きものは女性よりもナルシストだし、頭が固いからどうしても理屈を求めてしまう。それで途中で『ストレスに負けない人の習慣〜』に乗り換えたワケです。



母がショートステイから入所になって、土日も施設で面倒をみてもらえるようになりました。家族4人で暮らしてた家がついに私1人きりになって、寂しい気持ちは当然あります。

が、その一方で、正直「やっと解放された!」っていう嬉しさもあったりする。「いい人」はそんな自分に罪悪感を覚えるワケです。母が衰弱してる状態だけに、よけい「俺ってヤツはどんだけ薄情なんだ」とか思っちゃう。

けど、その罪悪感って必要だろうか? そんなもん背負ったところで事実はなにも変わらない。ただ自分で自分のストレスを増やしてしまうだけの話。

親を心配する気持ちは勿論あっていい。けど、自分を責めるという思考には何の生産性も無いし、むしろ自己陶酔してるみたいな“キモさ”がある。だから周りに引かれちゃうんでしょう。

そういう悪癖を一刻も早く捨てなはれって、上記2冊の本は異口同音に(かたや神秘的な、かたや論理的な切り口で)諭してるんだろうと思います。

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「2:7:1の法則。」

2024-12-08 15:39:59 | 日記

公休日なので午前中、最近読み終えた本、あるいは読みかけて後回しにしてる本をラックに移す(と同時にもう読まないであろう本を取捨する)作業をしてました。

そしたら、書店の紙カバーを着けたままベッド脇に平積みしてた本の中から、『楽しそうに生きてる人の習慣術』『いちいち気にしない心が手に入る本』なんてのが出て来ました。

過去にその種の本はたびたび買ってたんですよね。ただ、今ほど集中砲火的なストレスに晒されてなかったから、読了するまでのエネルギーというか、切迫感が無かったんでしょう。

今回は違います。ほっといたら必ず自滅する自信がある。ええトシして情けないけど、本気で強くならなきゃいよいよヤバい。



そんなワケで『“ストレスに負けない人”の習慣、ぜんぶ集めました。』の第一章、ストレスに負けない人の“考え方の習慣”。

その中でも「ストレスに強い人は、みんなから好かれなくても平気」という項目で紹介されてる、アメリカの臨床心理学者=カール・ロジャース氏による研究結果が「2:7:1の法則」。

自分の周りにいる10人の中で、気の合う人はせいぜい2人しかおらず、1人は全然気が合わなくて、残りの7人はどちらでもないという統計。

私の場合、気が合わない人の割合はもっと高い気もするけど、気が合うと(少なくともこちらは)感じてる同僚が今の職場に2人います。なんや、普通やん!(ただし全体数が10人をはるかに超えてるけど)

気が合わないと感じる人が沢山いるのもごく普通のことであり、相性なんかどうしたって変えようないんだから、人間関係で悩むなんてホント時間とエネルギーの無駄使い。

これを覚えておくだけでも精神的ストレスはかなり軽減できそうです。

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「オーウェル思考。」

2024-12-07 18:18:15 | 日記

とはいえ、もし母が「生きる気満々」ならば私も頑張るしかないし、よその施設で見放された母を受け入れてくれた我が職場にも恩返しをしたい。

つまり自分の老後なんかよりも「いま、自分が倒れない為に」どうすべきかを考えるのが何より大事。

というワケで先日から読んでるのが工藤孝文監修&ホームライフ取材班編による新書『“ストレスに負けない人”の習慣、ぜんぶ集めました。』

最近の私がズタボロになってるのは、母に関する心配事もさることながら、人一倍ストレスに弱いくせにストレスフルな仕事をしてるのも大きな原因で、それが持病の腎臓結石を悪化させたのも間違いない。食習慣はかなり改めたけど、ストレスに対する耐性をもっと上げなきゃ再発は免れない。

かと言って自己啓発とかスピリチュアル系の訓示に従う気にはなれず、もっと現実的なデータに基づくストレス軽減(あるいは回避)法を、具体的に知りたい。今こそ知らなきゃいけない!

……って、ハリソン君という名の神(潜在意識下の私)が導いたんでしょう。たまたま書店でこの本を見つけ、即買いしました。要するに「直感」で足を運んでた。そういうのこそ「スピリチュアル」と呼ぶのかも知れないけど。



第一章である「ストレスに負けない人の“考え方の習慣”」の主な項目をザッと挙げていくと、「心配ごとの97%は起こらない」「自分では変えられないことを考えても無駄」「無理なことは“できない”ではなく“やらない”と言う」「“もうダメだ”ではなく“なんとかなる”と思う人は打たれ強い」「ストレスに強い人は、みんなから好かれなくても平気」「“想定内”を大きくかまえる人は、突発的な出来事に右往左往しない」等々……

どれもこれも「いつぞや誰かが言ってたこと」のような気がするし「それくらい分かってるけどさ」と言いたくもなるけど、この本はそれらのストレス軽減法がなぜ有効なのかを、具体的な実験・研究結果を示しつつ簡潔に(各項目1ページか2ページで)教えてくれます。

この「ストレスに負けない“考え方”」の章で私が一番ハッとさせられたのが、「“〜すべき”という考え方を変えると、それだけでストレスが軽くなっていく」という項目と「“まあ、いいか”と声に出して、気持ちをさっと切り替える人を見習う」という項目。

“〜すべき”っていうポリシーを強く持つ人はストレスを溜めやすい上、周りの人にもそれを求める傾向があり、面倒くさいヤツだと煙たがられて結局またストレスを増やしていく。関係者でもないのに誹謗中傷をネットに書き込む連中はその典型でしょう。

他人が自分のポリシーに反する言動をしても、自分は自分、他人は他人と割り切れる人は確かにストレスを溜めないだろうと思います。



私は最近、職場で同僚どうしの挨拶をおざなりにする人、最悪の場合は無視する人が何人もいて、「こんな職場は初めてだ!💢」と主任の前でぶちギレるという、かなり恥ずかしいことをやらかしました。

みんな疲れてるのはよく解るけど、だからこそ挨拶ぐらいは気持ちよくやろうよって、ずっと前から溜めてたマグマがふとした拍子に爆発したワケです。

そのポリシー自体は今でも正しいと思うけど、挨拶するのがニガテな人や、私という人間を好ましく思ってない人に挨拶を強要したところでストレス解消には繋がらない。

だったら最初から「まあ、いいか」って、「他人は他人で変えようが無いし」って割り切った方が絶対ラク。それぐらい分かってた筈なのに、普段から意識しないと忘れてしまう。

ちなみに記事タイトルの「オーウェル思考」を日本語に訳したのが「まあ、いいか」で、その逆にあたる「〜すべき」が「マスト思考」。そりゃストレス溜まるわと反省しました。



上に書いた事案はほんの一例で、分かってた筈なのに忘れてるストレスの素は、他にも多々ありそう。

第ニ章以降は「ストレスに負けない人の“溜めない習慣”」「逃れる習慣」「脳をだます習慣」「仕事の習慣」「心と体を休める習慣」「毎日を楽しむ習慣」「食べ方の習慣」「体を動かす習慣」「心と体をじわじわ蝕むストレスな習慣」と続いていきます。

私と同じように「分かってたけど忘れてる」人は読者さんの中にもきっと沢山おられるでしょうから、またハッとさせられる項目があれば記事にしたいと思ってます。

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「もう、なにが何だか……」

2024-12-06 21:01:03 | 日記

コロナを克服し、無事に引っ越しを済ませた母とは(こっちの施設でも感染者が出たせいで)未だ面会できないまま。

しょうがないから介護記録を読ませてもらったら、胸の下にシコリが見られ、痛みの訴えもあると書かれてる! そんなこと本人からも前の施設からも聞かされてなかった!

母は30年ほど前に乳癌の手術を受けてるもんで、縁起でもないこと考えるなと言われても無理。もし再発だった場合、また大きな決断を迫られることになる。そりゃ考えなきゃダメでしょう?



けど、最近読んだ和田秀樹さんの本『死ぬまでひとり暮らし』には、むしろ「ガンで死ねたらラッキー」と書かれてます。和田さんは以前このブログでも紹介した『テレビの大罪』『テレビの重罪』の著者だけど、本職は高齢者専門の精神科医。

和田さんはこれまで約6,000人の死に立ち合って来られた経験から、日本では「2人に1人がガンになる」どころか、「85歳を過ぎたらほとんどの人がガンを抱えてる」と断言されてます。つまり、自覚症状が無いまま亡くなる後期高齢者がとても多い。

もはやガンは「なって当たり前」の病であり、後期高齢者ともなると進行がとても緩やかで、残された時間をムリなく有効に使うことも出来る。むしろ警戒すべきは視力や聴力を失う病の方(やりたいことが自由に出来なくなるから)だと。

この本を読んでなかったら、今の私はもっとパニックになってるはず。次から次と想定外のことが起こりすぎだし、いくらなんでも母が不憫すぎる!って。

もちろん検査を受けないとシコリの正体は判らないけど、過剰に恐れる必要はない。私がその種の本を急にいろいろ読み始めたのも“虫の知らせ”と言うか、やっぱり潜在意識下の何か(ハリソン君という名の神)としか考えられません。



というようなことを思ってた矢先の今日、ウチの施設で私がいる部署の同僚が熱を出して休み、コロナの検査を受けたら陽性が出たとの知らせ。嗚呼、やっぱりコッチにも来たか……

ただし、急きょ利用者さんを検査したところ全員陰性とのことで、まだクラスターに発展するかどうかは分からない。クラスターに陥った介護施設は本当に地獄ですから、もう祈るしかありません。

いつまでこんな日々が続くのか? マジで疲れました。心身ともズタボロで、もうウンザリ。

母を見送るミッションさえ無事に済ませたら、私もすぐ……いや、しばらく気ままに遊んでから、旅立ちたい。ほぼ、結論は出ました。自分の人生ですから自分で決めます。

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「続・こんなことってある?」

2024-12-02 21:57:51 | 日記

今日、母がショートステイ先の施設から、私の勤める施設へと引っ越しました。けど、まだ面会できてません。

なんと、今度はこっちの施設でコロナ感染者が出てしまった!

本来、母の引っ越し予定日は約10日前だったのに、その当日にショートステイ先でコロナ感染者が発見され、念のため母も検査を受けたら陽性で、急きょ延期になったのでした。

その前提があっての今日ですよ。こんなことってある?の2連発!

ただし、母はすでに感染済みで抗体が出来てるからってことで、引っ越しは予定通りに遂行されました。やれやれ……



母が入所したのは“ユニット型”の施設で、私が勤めてる“従来型”とは通路で繋がってるけど建物は別。こっちはまだ感染者が出てないから、あっちとの出入りはしばらく厳禁、ゆえに面会できないワケです。

それは仕方ないとしても、よりによって母の引っ越し予定日にコロナ発覚という事態が2回続くなんて! 感染源はウチじゃない(私は感染してない)から、これはまったくの偶然。もはや天災です。

自分の中にいる神がそう仕向けたんだとしたら、やっぱり神と悪魔は表裏一体ってことでしょう。ホント驚きました。



けど、もっとシンプルに解釈すれば、それだけコロナのウイルスが急速に広がってるワケだから、驚くよりも自分が感染しないよう気をつける方が先決。

母がショートステイから入所になった=週末も家に帰って来ないのは寂しいけど、仮に私自身がコロナやインフルエンザに感染し、ウイルスを家に持ち帰っても母に移す心配が無くなったのは、とても有難い。今年初頭に施設でコロナのクラスターが起きたとき、それが一番のプレッシャーでしたから。

もう隣接部署で複数の感染者が出てますから、こっちも時間の問題でしょう。またクラスターに発展するかと思うと今から憂鬱です。ホント、あらゆる面で息苦しい世の中になりました。

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