ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「どうやら、いよいよらしい。」

2025-02-16 21:21:05 | 日記

今日、施設のナース長から「申し訳ないけど、もう近いと思う」って言われました。こないだ「治療は施さずに施設で看取る」方針に決まったので、今度こそ回復はあり得ません。たぶん、あと1週間もつかどうか。

私の勤める部署のクラスターもようやく収まって来たので、今日は母の居室(となりの部署)を訪れました。

相変わらず、私の存在に気づいた途端に不機嫌な顔。だから普段は(着替えを届ける等の)用事が済めば一言二言声をかけるだけで帰るんだけど、今回ばかりはちょっと居座って、肩に手を添えたりしてみました。

そしたら振り払われましたよw 「やっぱり僕がいたら迷惑なん?」って聞いたら頷かれたしw

この期に及んでまだ我が子を、身近にいる唯一の家族を拒絶するとは、どこまで憐れな人なんや!?ってその時は思ったけど、いやむしろ、最後まで孤高を貫くその姿勢は天晴れと言えるかも?



ここまで徹底して嫌ってくれたら、私の罪悪感も軽くなるってもんです。実はそれこそが物凄く遠回しな母の思いやりかも?なんて無理くりなポジティブシンキングもする気はないし。

お陰で、目下の悩みは明後日(公休日)に『キャプテン・アメリカ』を観に行くかどうか。私の手を振り払うぐらい動けるなら、母はまだ大丈夫そうな気はするけど、そんなとき(娯楽のための遠出)を狙ったかのように報せが来そうな匂いもプンプンする。

しかしハリソン・フォード氏がつい最近「今回の役を最後にハリウッドを引退する」と宣言されており、その役が1本かぎりの出番だとすればこれが引退作ってことになる。

『アベンジャーズ』シリーズに繫がる作品ゆえ再登場の可能性も無くはないけど、私にとってハリソンの引退作を劇場で見逃すことは、親の死目に立ち会えないより悔いが残ることかも知れない。昨今のシネコンは客が不入りだと即座に打ち切るから呑気に構えてられない。

とりあえず、チケットは予約しました。朝一番の上映を観て昼メシ食ったらすぐ帰る予定。あとは祈るのみです。

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「令和の“当たり屋”現る⁉」

2025-02-15 16:33:16 | 日記

今朝、GSで給油をしててふと気づいたら、私の車の真正面ギリギリに、向かい合う形で1台の乗用車が停まってました。運転手は60代ぐらいの女性で、「はよせえ(早くしろ)!!」と言わんばかりにメンチを切って(こちらを睨んで)くる。

その目つきと小汚い身なりと、何より両隣のスペースが空いてるにも関わらず動こうとしない様子から、ひと目で「マトモな人じゃない」と判りました。

しかしどう考えても私がわざわざバックして場所を譲る道理は無いから、一応クラクションを鳴らしてみたけど案の定「どくのはお前じゃ!」みたいなジェスチャーをしてくる。

もちろん腹は立ったけど「こりゃ絶対に関わらん方がいい」と私は直感し、睨み返すこともせずマイカーをバックさせて早々に立ち去ったのでした。



もともと喧嘩は避けたい性質なれど、理不尽なことをされたり言われたりすると瞬間湯沸かし器的に大声が出ちゃう私なのに、今回は自分でも驚くほど冷静でした。

それは多分、介護施設で働くようになってから、認知症や精神疾患で異常な言動を繰り返す高齢者たちと毎日接してるお陰かと思います。病人を相手に怒鳴ろうが説教しようがまったく通じないどころか、自分自身が無駄なストレスで心を病みかねないことを、イヤというほど我々は知ってるから。

「あの方もご病気なんだ、お気の毒に」なんて同情する気はサラサラありません。ただ、とにかく自分のエネルギーを無駄に使って疲弊したくないだけ。

……と、ここまで書いてふと気づきました。ああやってわざと喧嘩をふっかけ、殴らせたり車を壊させて賠償金をふんだくる新手の「当たり屋」だった可能性も、蟻地獄みたいな不景気にハマってる今の日本なら十分あり得るかもって。昭和の頃と違い、監視カメラやドライブレコーダーで証拠も簡単に残せますからね。

今回の件がどうあれ、身の周りにそういう罠がどんどん増えていくだろうから気をつけねばなりません。

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「平和は続かず。」

2025-02-14 21:55:06 | 日記

今朝、母の片足がチアノーゼ状態となり、退院から2日も経たずして病院へとUターン。今回は救急搬送ではなく診察を受けに行った形だけど、施設のナース長に呼び出されて私も職場から駆けつけました。

生きるか死ぬかっていう容態じゃないけど、ちゃんと治療するなら再入院→点滴を受けることになる。さあ、どうする?と、そこで再び決断を迫られました。

延命治療は要らないって意志はずっと前から伝えてるけど、今回みたいなケースでどう対応するかはハッキリ決めてませんでした。

だって、その病状にもよるじゃないですか。もし母がのたうち回るほどの苦痛に襲われたら、放置しましょうなんて言えるワケがない。

けど、ナース長は容赦なし。今後もこんなことの繰り返しになるのは明白で、施設側としてはすぐに答えが欲しい。



葛藤する私に、病院のドクターが助け舟を出してくれました。終末を目前にした母にとって、治療はかえって負担になる。痛みを緩和する薬で可能なかぎり穏やかに、施設で看取ってもらう選択肢もアリだし、ここまで老衰が進んだら「のたうち回るほどの苦痛」に襲われることは、まず無いと。

それでやっと答えが出ました。今度こそ、私は鬼になりきります。こんなことが延々と続いたら私自身もメンタルが保たないし、病院と施設を行ったり来たりして、何度も何度も注射針を刺される母が不憫で見てられないっていうのも本音。

つまりは私のエゴだけど、ここまで頑張ったらもう赦されてもいいと思う。いや、赦されようとなかろうと、私の人生は私のもの。まだまだ生きて行かなきゃならんのです。

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「私の人生は私のもの。」

2025-02-12 20:33:33 | 日記

今日、母が退院し、介護施設(私の勤め先)に再入所しました。私がいる部署はまだクラスター中だけど、母が入る部署は別の建物なのでとりあえず安心。

母の容態は安定しており、今なら私が出演してるMCU映画『キャプテン・アメリカ』の新作を観に行けるかも?と画策してます。田舎暮らしゆえ映画館へ行くのはけっこう遠出となり、もしその間に容態が急変したら?なんて考えると身動き取れません。

が、2度目のアメリカ大統領役を演じるハリソンはやっぱり劇場で観たい! 『アベンジャーズ』を柱とするMCUシリーズも、ご無沙汰ではあるけど馴染みがあるし。

『帰ってきたあぶない刑事』を観に行ったときも同じこと書いた気がしますが、大変な時期だからこそ気分転換は絶対に必要。来週の公休日に、たぶん行きます。



母の今後に関して「正解が分からない」とこぼす私に、同僚たちは「ハリソン君はもう充分に頑張ったと思う」と共感してくれたり「入退院を繰り返してる利用者さんは他にもいるから」と激励してくれたり、みんな優しくて私は恵まれてると思います。

が、一番ありがたく感じた言葉は、これ。

「ハリソン君の人生はハリソン君のもんやで。」



いつぞや気晴らしにと競艇に連れてってくれた、歳上の送迎ドライバー・Kさん。今日も母の送迎をしてくれました。

「お母さんばっか気にしてたらボートにも行かれへんやろ。」

ボートはともかくとして、ホント救いになりました。Kさんは以前「ハリソン君、ハゲてきたんちゃうの⁉」って、他の同僚たちが何となくタブー化してる部分にもただ1人斬り込んで来た人。

だからこそ信じられるし、肩の力も抜ける。自分もあんな人になりたいと本気で思うけど、こういうのは持って生まれた才能だから到底ムリ。

母は相変わらず本音を言ってくれないけど、少なくとも自分のせいで息子がやりたいことを我慢するのは望んでないはず。たかが映画を観に行くぐらいで大袈裟かも知れないけど、それが終末期の親を介護するということ。

だから同じ状況にいる人に、私も言ってあげたいです。誰にどう思われようと、あなたの人生はあなたのもの。たまには競艇にでも出かけましょう!

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「一方、職場では……」

2025-02-06 21:21:29 | 日記

ちょっと前に「公私ともに大変な状況」って書きましたが、「私」は言うまでもなく母のこと。じゃあ「公」がどう大変なのかと言えば、止まらない職員流出の波による限界を超えた人手不足に加え、やはり今年も見舞われてしまったクラスター。

コロナでもインフルエンザでもなく、肺炎を引き起こすタチの悪い風邪が利用者さんたちの間で瞬く間に広がり、入院者も続出!(それで病棟が満床になったことが母の退院を早めた可能性大)

ふだん、介護施設の利用者さんたちは食堂で一斉に食事するんだけど、これだけ感染力も破壊力も強いウイルスが蔓延するとそうはいかず、各居室で個別に食べてもらわなきゃいけない。

ただでさえ介助が必要な人が多いのに、その数も倍増! 対して数が減る一方の我々職員が何室も回って介助しなくちゃならず、もちろん配膳と回収にも時間がかかるし、毎日が戦場状態。

その期間が長く(たぶん最初の発症から1ヶ月は経ってる)、ゴールが見えないどころか状況は悪化する一方!

我々職員も大変だけど、居室にずっと籠もらされてる利用者さんたちがどんどん鬱状態になってるのも心配。



そんな中で私自身もフィジカルの限界を感じてます。ブログにはメンタル面のことばかり書いて来たけど、年齢のせいか筋力と持久力の衰えが著しく、腹いっぱい(甘いものも)食べてるのに体重が増えない。

「公私ともに」に加えて「心身ともに」大変な状況でもあり、ホントそのうち倒れるんじゃないかと思うけど、まぁこうしてブログを書けてる内は大丈夫でしょう。

とにかく睡眠をちゃんと取らなきゃいけないから、テレビっ子だった私が(ニュースや刑事ドラマの新作をチェックする以外)ほとんどテレビを観なくなってます。

おっと、いけない。さっさと風呂に入って寝なきゃヤバイので、中途半端ですがもう切り上げます。✋

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