母の発熱は、私が届けた解熱剤ですぐに引いたそうです。気持ちが通じた!
……って言いたいとこだけど、母はふだん市販の薬をまったく飲まない人なので、たまに飲むと人一倍よく効くんだろうと思います。
父も医者や薬にほとんど頼らない人だったし、長寿の秘訣は案外そこにあるのかも知れません。最近読んだ本にも「60歳を越えたら健康診断など受けない方がいい(ムダな検査と薬で逆に寿命を縮める)」って、統計に基づくデータを根拠に書かれてました。
それはともかく、母はコロナに負けなかった。凄いなオカン!
さて、SMPグレンダイザーUです。正式な商品名は「SHOKUGAN MODELING PROJECT グレンダイザーU/グレンダイザー」。バンダイ・ナムコ社から発売されたばかりの“食玩”、すなわちオモチャ付きお菓子です。
と言っても事実上は約15cmサイズのプラモデルがメインで、お菓子は小さなチューイングガムが1個入ってるだけ。
私が子供の頃はあくまでお菓子のオマケ(代表的なのがグリコ、懐かしい!)だったものが、こんな立派になって……と思いきや、どうやら全国的に発展したコンビニ店でフィギュアを売ってもらうため、流通の都合上「お菓子」を名乗る必要があっただけ、みたいです。
そんな“食玩”の中でも最高峰を誇るのがこのSMPシリーズで、お値段はなんと税込み5,500円! いくら物価高とはいえチューイングガム1個に5,500円!
組み立て工程は過去の記事で紹介してきたプラモとほとんど変わらないので、解説は省きます。とにかくニッパーとカッターナイフだけ用意すれば簡単に、ほんの数時間で完成させられます。
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左端にある白い物体が1個5,500円のチューイングガム。一体どれほど美味しいのか今からワクワクします!
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関節を組まなきゃいけない腕部は、サイズが小さいだけにちょっと面倒くさい。グレンダイザーの場合、合計16枚あるスクリューにシールも貼らなきゃいかんから尚更めんどくさい!
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脚部は脚部でもっと面倒くさい! 最後の山場です。
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完成! 塗装なしでも充分な見映え。可動域も広くて色んなポーズが取れるけど、私はもっぱら「素立ち」で飾るからあんまり意味がない。とはいえ、頭、胸、腕、脚、各部位の微妙な角度調整が出来てこそ立ちポーズがカッコよく決まるワケで、可動域はやっぱ広いに越したことありません。
それにしても『グレンダイザーU』版のグレンダイザーはやたらボディがスマートで、ちょっと頼りない。たぶん「超合金魂」ブランドでもリリースされるだろうけど、これはプラモだけで充分です。
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SMPシリーズではすでに「グレンダイザーU/スペイザー」のリリースが発表済みで、きっとマジンガーZ、タブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザー、そしてマジンガーXと続いていく事でしょう。
マジンガーは必ず買うけど、あとは要らないかな。そんなこと考えてる還暦前後のオジサンが私以外にも無数に存在する。キモいな〜コワいな〜。