ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「MODEROID マジンガーZERO」

2025-02-08 21:00:10 | コレクション

こないだの公休日に組み立てた、グッドスマイルカンパニー社のプラモデル「MODEROID マジンガーZERO」。

マジンガーZEROっていうのは脚本:田畑由秋、作画:余湖裕輝による人気コミック『真マジンガーZERO』とその続編『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』に登場するスーパーロボットで、マジンガーZが自我を持ち、秘めたるパワーを全て解放して魔神化した姿。

ロボットが自我を持つだとか、暴走するだなんて設定は私の好みじゃないんだけど、旧作におけるマジンガーZや兜甲児の扱われ方に対して我々世代が抱いてた、欲求不満を晴らすために創られたようなストーリーは痛快だし、単純にマジンガーZのバリエーションロボはコレクションしなきゃいけないんです。

製作過程はこれまでレビューして来たプラモとほぼ同じなので、画像撮影は省略。そのお陰のみならず、キットの組み易さもどんどん進化しており、何度かの休憩さえ挟まなければ多分2時間程度で完成できたと思います。(筋力や握力、集中力の衰えをこういう時にも実感させられちゃう)



もちろん、このキットも塗装不要で接着剤不要。しかもシールを貼るのは胸の放熱板(の裏側)のみというシンプルさ。もしかすると物価高に対応しただけかも知れないけど、面倒くさがり屋(しかも老眼)の私には大変ありがたい!



同じMODEROIDシリーズで昨年リリースされた、これも近年のマンガから生まれたキャラクターである「マジンガーZEST」とのツーショット。

誰がどう見ても「ZERO」の方が圧倒的に強そう。マンガでも「世界を滅ぼす魔神」と呼ばれてます。誰がどう見ても翼の用途は果たせそうにない、背中のスクランダーは言うまでもなく「0(ゼロ)」の文字がモチーフになってます。



新年1発目の記事でお披露目したディスプレイケースの中身もマイナーチェンジ。ポピニカ魂のホバーパイルダーを新アニメ(衝撃!真マジンガー/Z編)バージョンから旧アニメバージョンに。


そしてリボルテックヤマグチのゲッターロボ2体を追い出して、新アニメ版の超合金魂マジンガーZ・コミックカラーver.と、エネルガーZ・メルトダウンカラーver.を展示。

いずれもこれまで目につきにくい場所に飾ってたから移動させました。このスペースは逆によく目につく分、早々に見飽きてしまうデメリットもあるので、今後も入れ替わりが激しくなりそう。皆さんにとっては全くどーでもいい話だと知ってて書いてます。

ちなみに今日、このオタク部屋の蛍光灯が(型が古すぎて)ランプを交換しても点かなくなり、LEDに替えてもらう為やむなく電器屋さんに来てもらいました。とっても恥ずかしかったですw

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「コレクションは愛への渇望。」

2025-01-25 08:30:08 | コレクション

見出し画像は、百均ショップで見かけて衝動買いしたオモチャです。手足がアコーディオン構造で伸縮自在な上、先っぽの吸盤でどこにでもくっつく優れもの。

しかし何より私が惹かれたのは、昭和レトロを意識したであろう超シンプルなデザイン。癒やされます。



もはや『マジンガーZ』もレトロのカテゴリーに入るかと思いますが、そのキャラクターに対する私の異様なまでの執着心は、なかなか理解してはもらえない事でしょう。

まあモデルガンも集めてるので「模型好き」「メカ好き」「コレクター気質」っていう素地は元からあるにせよ、なぜマジンガーZにだけこれほど拘るのか? その原点は一体どこにあるのか?



それが、いつぞやもブログに書いた気がするけど、私が小1ぐらいだった頃の母との想い出。たしか風邪を引いて熱を出し、外で遊べない状態だった私に、母がマジンガーZのぬり絵ノートを買って来てくれたんですよね。

兄は「母さんから愛情を感じたことは一度もない」って断言してるけど、私にはいくつか心当たりがある。その中の1つがぬり絵ノートってワケです。

それがキッカケで私が『マジンガーZ』のアニメを観始めたのか、すでに私が『マジンガーZ』ファンだったからノートを買ってくれたのか、そのあたりの記憶は曖昧だけど、「異様なまでの執着心」の原点は多分これだろうと私は思ってます。

充分には愛してもらえなかったがゆえの渇望。大人になってもオモチャとかアニメとか特撮ヒーローとか、幼い頃に好きだったものから卒業できない人には、きっとそういう深層心理が潜んでる。



単純に昭和レトロがオシャレに感じるだけ、とおっしゃる方でも、突き詰めて行けば「家族の想い出」にきっと繋がるはず。外国人から見た「クールジャパン」とは明らかに質が違うでしょう。

ウチの場合、一緒に遊んだりプレゼントをくれるのはもっぱら父でしたから、好感度は圧倒的に父が(やらしい言い方をすれば)稼いでました。

そのぶん母は損をしてたと思うし、人の愛し方が分からないっていう不器用さが、今の私なら理解できます。息子に面会に来られても「鬱陶しい」のは、どう接すればいいか今でも分からないからでしょう。

だから迷惑を省みず、出勤日は(病院が職場に近いので)必ず顔だけは見に行ってます。逆に公休日は自分の心身を休めることに専念し、いよいよ目前まで迫ってきた人生最大のターニングポイントに備える、今日この頃の私です。

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「無事に年を越せました。」

2025-01-03 22:33:40 | コレクション

年末30日から正月3日まで5連勤でクタクタなんですが(9連休してるヤツ、ホントにいるの!?)、とにかく無事に年を越せてホッとしてます。

とはいえ、母の容態は決して良くなったワケじゃなく、また病院と施設を行ったり来たりの慌ただしい年になるのは覚悟しなくちゃいけません。前回「一喜一憂→右往左往」と書いたのはそういう意味です。



さて、キッチンルームの片付けに伴って私のフィギュア愛がより高まり、やっぱり出来るだけ埃は被せたくないって事で、自室にもディスプレイケースを導入する運びとなりました。

特にバンダイ「超合金魂」シリーズの輝きだけは埃で曇らせたくない!



もう20年以上前の製品である「超合金魂/OVA版マジンガーZ」と「ポピニカ魂/ホバーパイルダー」。

前者はOVA『マジンカイザー』第1話に登場する、原作マンガの初期デザインに準じたマジンガーZ。そして後者はTVシリーズ『衝撃!真マジンガー/Z編』版のホバーパイルダー。



左が『超合金魂/惑星ロボ ダンガードA』、右が『超合金魂/超電磁ロボ コン・バトラーV F.A.』。以上4体はとてもお気に入りなのに、今までガラス内スペースが満杯でやむなく埃を被らせてました。



昨年レビューしたプラモデル『MODEROID/マジンガーZEST』。マジンガーZとは似て非なるキャラクターなので思い入れが浅く、今回はケースの屋上で埃を被ってもらいます。



海洋堂のアクションフィギュア「リボルテックヤマグチ」シリーズの『ゲッタードラゴン』と『ネオゲッター』。

フィギュアを「素立ち」で飾るのが好きな私ですが、このリボルテック・シリーズはハードなポージングを前提に設計されてるので、素立ちはかえってキマらない。

今年、満を持して『リボルテック アメイジング・ヤマグチ/マジンガーZ』が発売されるそうなので、このゲッターロボ2体はZの背景となるか、スペースに収まらなければ屋上で再び埃を被る運命にあります。



『グレンダイザーU』版のグレンダイザーと『サイコアーマー ゴーバリアン』のゴーバリアン。このスペースはやがて発売される『グレンダイザーU』版のマジンガーZとマジンガーXが占拠する予定。



キッチンルームへ引っ越した超合金魂マジンガーZやグレートマジンガーに代わってテレビ台(DVDラック前)に並ぶのは、過去の記事に何度も登場してるバンダイ「スーパーロボット超合金」のマジンガーたち。

超合金魂の縮小版でお手頃価格ゆえ、それぞれ2体ずつ買って片方はガラス内スペースに飾り、こちらは言わば最初から埃を被る運命にありました。けど、なにせモニターの上で一番よく眼に入るポジションだから「美味しい」とも言えます。



昨年、衝動買いした映画『仮面ライダー THE FIRST』版のサイクロン号withライダー2号は、こないだまでホバーパイルダーを飾ってたテレビ下(Blu-rayデッキ上)の狭いスペースへ移動。隣にあるコンテナは百均で売ってた小物入れです。



昨年夏に新設したウォールシェルフのディスプレイも何げにマイナーチェンジ。よっぽどマニアックな人でないと気づかないと思いますが……



千値練のアクションフィギュア「RIOBOT/マジンガーZ」に、俺ジナル溢れる“ダイナミック・スクランダー”を装着!

買った当初は「こんなの着けたらマジンガーZじゃなくなる」と思ってスルーしてたのに、先出の「マジンガーZEST」や「マジンガーX」がアリならこれもアリかも?と考え直して着けてみたら、思いのほかカッコいい!

と言うより「ちょっと変わったデザインのマジンガーZ」に過ぎなかったものが見違えるほど存在感を増している! 向こうにいる10年前の多部ちゃんも失笑?

ロボット系フィギュアは未来的な白バックが一番「映える」と思うけど、木目バックもけっこう似合いますよね。ちなみにZがバカでかい翼を背負ったお陰で、隣にいたグレンダイザーは引っ越しを余儀なくされました。

↓著者近影。

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「無事に年が越せそうだ。」

2024-12-31 21:47:05 | コレクション

大晦日も出勤、明けの三ヶ日もずっと出勤なので、年末年始の実感はほぼ無いけど、仕事が終わって帰り際、母の居室に寄って「大晦日やで」と声をかけたら、ちょっと泣きそうになりました。正直、母が年を越せるかどうか五分五分ぐらいに思ってたから。良かったよ、ホントに。

で、帰宅して独りで晩飯を食べながら『紅白歌合戦』を観始めたら、本格的に涙が止まらなくなりました。家族4人、コタツで蜜柑を食べながら『紅白』を観た昭和の記憶がね……

あ、そういや年末年始だけは帰郷してた兄は今、どうしてるんだろう? マジで存在を忘れてました。



ところで12月の公休日は、母が認知症になって以来ゴミ屋敷化してたキッチンルームをひたすら片付けてました。

年末だからって大掃除なんか例年はしないんだけど、最近は自分の部屋よりキッチンルームにいる時間の方が長くなってる(食事はもちろん、読書もこっちの方がしやすい)し、もし母が帰宅できたとしても料理することは(認知症ゆえ)あり得ないので、思い切ってマジンガーコレクションを一部こっちへ移そうと決めた次第。



『マジンガー』シリーズが生誕50周年を迎えたことで新商品が続々リリースされ、自室に飾るスペースがいよいよ無くなって来たせいもあるし、ホワイトカラーを基調にしたキッチンルームに置く方が、特に合金フィギュアは「映える」に違いないと思いました。

フィギュアに埃が溜まるのもイヤだったんですよね。キッチンルームの広さなら、埃を防ぐディスプレイケースも余裕で置ける。

(ご覧の通りマジンガーだけじゃなく、仮面ライダーやウルトラセブン、イナズマン、バロム・1、マッハGoGoGo!等のメカもこっちに引っ越し。自室では目立たない場所で埃を被ってました)

わざわざブログの記事にする程のことじゃないけど、昨年も一昨年も年末年始はマジンガーフィギュアの記事だったし、恒例ということで。


さて、2025年はどんな年になるだろう? 私自身はとにかく母の容態に一喜一憂→右往左往すること確定だけど、日本は? 世界は? 刑事ドラマは? 大谷翔平は?

とりあえず明日も仕事なので、除夜の鐘が鳴る頃には寝てると思います。皆さん、良いお年を!

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「SMP グレンダイザーU」

2024-11-25 21:41:23 | コレクション

母の発熱は、私が届けた解熱剤ですぐに引いたそうです。気持ちが通じた!

……って言いたいとこだけど、母はふだん市販の薬をまったく飲まない人なので、たまに飲むと人一倍よく効くんだろうと思います。

父も医者や薬にほとんど頼らない人だったし、長寿の秘訣は案外そこにあるのかも知れません。最近読んだ本にも「60歳を越えたら健康診断など受けない方がいい(ムダな検査と薬で逆に寿命を縮める)」って、統計に基づくデータを根拠に書かれてました。

それはともかく、母はコロナに負けなかった。凄いなオカン!



さて、SMPグレンダイザーUです。正式な商品名は「SHOKUGAN MODELING PROJECT グレンダイザーU/グレンダイザー」。バンダイ・ナムコ社から発売されたばかりの“食玩”、すなわちオモチャ付きお菓子です。

と言っても事実上は約15cmサイズのプラモデルがメインで、お菓子は小さなチューイングガムが1個入ってるだけ。

私が子供の頃はあくまでお菓子のオマケ(代表的なのがグリコ、懐かしい!)だったものが、こんな立派になって……と思いきや、どうやら全国的に発展したコンビニ店でフィギュアを売ってもらうため、流通の都合上「お菓子」を名乗る必要があっただけ、みたいです。

そんな“食玩”の中でも最高峰を誇るのがこのSMPシリーズで、お値段はなんと税込み5,500円! いくら物価高とはいえチューイングガム1個に5,500円!



組み立て工程は過去の記事で紹介してきたプラモとほとんど変わらないので、解説は省きます。とにかくニッパーとカッターナイフだけ用意すれば簡単に、ほんの数時間で完成させられます。



左端にある白い物体が1個5,500円のチューイングガム。一体どれほど美味しいのか今からワクワクします!



関節を組まなきゃいけない腕部は、サイズが小さいだけにちょっと面倒くさい。グレンダイザーの場合、合計16枚あるスクリューにシールも貼らなきゃいかんから尚更めんどくさい!



脚部は脚部でもっと面倒くさい! 最後の山場です。



完成! 塗装なしでも充分な見映え。可動域も広くて色んなポーズが取れるけど、私はもっぱら「素立ち」で飾るからあんまり意味がない。とはいえ、頭、胸、腕、脚、各部位の微妙な角度調整が出来てこそ立ちポーズがカッコよく決まるワケで、可動域はやっぱ広いに越したことありません。

それにしても『グレンダイザーU』版のグレンダイザーはやたらボディがスマートで、ちょっと頼りない。たぶん「超合金魂」ブランドでもリリースされるだろうけど、これはプラモだけで充分です。



SMPシリーズではすでに「グレンダイザーU/スペイザー」のリリースが発表済みで、きっとマジンガーZ、タブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザー、そしてマジンガーXと続いていく事でしょう。

マジンガーは必ず買うけど、あとは要らないかな。そんなこと考えてる還暦前後のオジサンが私以外にも無数に存在する。キモいな〜コワいな〜



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