私にとって2021年はとにかく「介護」の1年でしたが、同時に「コレクション」復活の1年でもありました。
’90年代末から続いてた「マジンガー」フィギュアと『太陽にほえろ!』DVD-BOXのコレクションはどちらも商品が出尽くしてしまい、ハリソン・フォード出演作(DVDやパンフレット)も途切れてる今、集めるものが無くなったところで「モデルガン」っていうパンドラの箱を開けちゃった。
これは本当にヤバいw まず単価が高いし、絶版品も含めると数限りなく種類があるから集めだすとキリがない。なので基本的に「刑事ドラマのヒーローが使いそうな拳銃」のみに対象を絞り、それ以外には手を出さないっていうルールは昔から決めてます。
で、その対象のストライクど真ん中に「スナブノーズ(銃身の短いリボルバー)」があり、これまで一度も商品化されてなかった「リバティチーフ」というスナブノーズが今年モデルガン化されてしまい、ぶっちゃけ約5万円というアンタッチャブルに近い値段だったけど、ストライクど真ん中に来ちゃったから見送るワケに行かず、まぁ買っちゃった次第です。
で、本題はここから。私は大いに気に入ってるリバティチーフのモデルガンだけど、世間のガンマニア達にはどんな風に評価されてるか知りたくなり、レビュー記事を検索したら例の巨大掲示板の「モデルガン・スレッド」というのに辿り着きました。
そして読んだら驚いた! もうねえ、どいつもこいつもクソミソにケナしてやがるんですよw まだ発売される前から、やれ「こんな超マイナーなリボルバー、誰が買うんだよ」だの「どうせ売れないから続きは無いだろうよ」だのって。
いや、私自身も確かに「こんなの売れるワケない!」ってブログに書きましたけどw、それは採算を度外視して「誰も作らないならオレが作る!」っていう心意気だけでトイガンメーカーを立ち上げてくれた、エム・アイ・イー総研アクション事業部さんへの感謝とリスペクトをこめた賛辞の言葉だったワケです。
5万円も出して買ったのも、その心意気を是非とも支援したい!っていう気持ちがあればこそですよ。
なのに巨大掲示板の常連たちは「どうせ金持ちの道楽か税金対策で作ったんだろうよ」とか「モデルガン業界の現状も知らないで(何が売れるか分からないで)やってんだろ」とかって、なぜだかホントに解んないんだけど、どいつもこいつも上から目線で嘲笑してやがる。なんで?
リバティチーフは確かにマイナーだしS&Wやコルトのリボルバーと比べたら垢抜けない拳銃だから「オレは買わない」っていうのは理解できます。そりゃあ好みは人それぞれだし、なにせ値段が値段だからよっぽどの好き者じゃないと買わないでしょう。当然です。
でも、だからって、なんでそれが「上から目線であざ笑う」っていう表現に繋がるのか? それも、どいつもこいつも寄ってたかって! モデルガンを愛してる人たちの広場じゃなかったの?
なぜメーカーさんの足を引っ張るような悪口ばかり書く? モデルガンが商売にならないと判断され、作られなくなって一番困るのはキミたちじゃないの?
1人ぐらい「いやいや、せっかく新しいメーカーが参入したんだから応援しようよ」とか「誰も買わなくてもオレは買うぜ!」みたいに気概のあること書く人、いても良さそうなのに誰も書かない!
なんで? 仲間外れにされそうで怖いから? あんな連中とそんなに仲良くしたいの? しょっちゅう挙げ足を取り合って罵り合ってるのに?
かつて『太陽にほえろ!』を語るスレッドも読んでた時期があるけど、そこに常駐してる連中もまったく同じでした。
『太陽〜』に夢中になることで学生時代の孤独から救われ、それが人生の支えにまでなった私からすれば『太陽〜』のスタッフやキャストは神様みたいな存在なのに、掲示板に張り付いてるのはやっぱり「上から目線であざ笑う」ヤツばっかりでした。
生みの親であるメインプロデューサーすら呼び捨てにし、何本かある封印作品を公開しないからって「老害」呼ばわりし「早く○ねばいいのに」とまで書いている! 信じられん!
もっと酷かったのは『太陽〜』のテレビ用モノラルBGMの音源を初めて商品化し、全話収録のDVD-BOXシリーズも企画&監修された、つまりファンの夢を実現してくれたクリエイターさんに対する罵詈雑言。
そのクリエイターさんも熱心な『太陽〜』ファンで、言わば我々の仲間なのに、そしてファンだからこそ発想できる商品を次々とリリースしてくれたのに、連中は不満点ばかりあげつらって感謝の気持ちなど微塵も示さない! なんで!?
書き方は今回のリバティチーフと同じで「上から目線」と「嘲笑」が基本。共通するのは自分らと同じマニアの人が画期的な商品を世に出した点で、根底にあるのは「嫉妬心」なんでしょうか?
で、どのスレッドを見ても共通してるのが、言葉遣いの汚さと荒っぽさ。それもなぜか「○○すんじゃね?」みたいな、今どきの若者風の言い回しを頻繁に使うのが特徴。
実際に書き込んでるのは私とそんなに変わんない年齢のオッサン達なんですよね? 少なくともモデルガンとか『太陽にほえろ!』のマニアは間違いなく中年以上でしょうw
オッサン世代が人と面と向かって話す時、そんな喋り方します? なんでインターネットの中だと荒っぽい若者風を装うの? その心理が私にはサッパリ解んない。ナメられたくなくて虚勢を張ってるんだろうけど、ダサくね?
まあ言葉遣いはともかくとして、私がどうにも我慢ならないのが、誰かが苦労して作った製品や作品を、ただ消費するだけのヤツらが、なんで上から目線であざ笑えるのか?ってこと。
モデルガンやTVドラマを企画し、プレゼンし、スポンサーからGOサインを貰って製作に着手し、そこから発売や放映に至るまでの長い長い苦難の道のりを、まだ働いた経験も無いクソガキならともかく、ええ歳こいたオッサンが想像出来ないの?って。
闘いもせずノホホンと生きてるヤツが、懸命に闘ってる人たちを安全な場所から笑ってるんじゃないよ!(ハイパーオミクロン激怒)
そもそもケチをつける権利があるのは商品をちゃんと買った人、作品をちゃんと観た人だけでしょう? 言論の自由にも条件はあるんだよ!
たぶん今年最後の記事になりそうなのに、毒を吐いてしまいましたm(__)m いや、最後だからこそ吐き出しておきたかったんですね。
彼らの気持ちが100%理解出来ないワケでもないんです。私だってリボルバーや刑事ドラマがこれほど好きでなかったら、もしかしたら嘲笑する側に回ってたかも知れないし。
ただ、好きでないなら黙ってスルーしろよって話です。楽しんでる人にわざわざ水を差したり、クリエイターをバカにしたりすんのは金輪際やめなはれと。自分のやってることがいかに浅はかで格好悪いことか、少しは客観的に考えてみろよと。
かく言う私も、そんな毒にも薬にもならん掲示板を読んでるヒマがあるなら、自分のブログを更新するなり何なり、もっと有効に時間を使いなはれって話ですよね。すんまへん。
そこが怖いとこなんですよ! 読むと無意識に引きずりこまれちゃう。自分自身の奥底にいる悪魔が顔を出そうとしちゃう。あの板に常駐してる人らはもう手遅れで、自身のダークサイドに支配されちゃってる。
インターネットにはそういう魔力が確かにある。だからうまく距離を取ってつき合わないといけません。気をつけます!
そんなワケで皆さん、良いお年を!
2021年12月27日にフジテレビ系列で放映された、福田雄一 演出、イザワオフィス 企画・制作によるスペシャルドラマ。’20年春にコロナで亡くなられた志村けんさんの、芸能界入りから日本のコメディアンを代表する存在になるまでの半生が描かれました。
キャストは志村けん=山田裕貴、いかりや長介=遠藤憲一、加藤茶=勝地涼、高木ブー=加治将樹、仲本工事=松本岳、荒井注=金田明夫、志村さんの父=渡辺いっけい、母=宮崎美子、そしてミッツ・マングローブ、ムロツヨシ、肥後克広、浅川梨奈、中村里帆etc…といった面々。
伝記ドラマというより再現ドラマと呼んだ方がしっくり来そうな内容で、決して深くはありませんw 志村さんがどんないきさつでザ・ドリフターズの一員となり、どんないきさつでお馴染みのギャグやコントの数々が生まれて行ったのかを、それこそドリフのコントに近いノリで再現した物真似バラエティー的なドラマ。
とは言っても『勇者ヨシヒコ』シリーズや『コドモ警察』『スーパーサラリーマン左江内氏』『今日から俺は!!』など数々のヒット作を手掛けておられる福田雄一さんが演出し、一流の売れっ子俳優さん達が演じてますからクオリティーの高さはお墨付き。
もっと激しかったりドロドロしたりの内幕もあったろうに……っていう物足りなさはあるけど、かつてドリフの番組を楽しんだ昭和世代の想い出を汚さないよう、あえて生々しいエピソードは除外したんだろうと思います。
ハイライトはドリフの名作コントをそのまま忠実に再現したシーンで、ニセモノが演じてるにも関わらずホンモノの時と同じように笑えちゃう! キャストの力量も凄いし、時代が変わって別人が演じてもしっかり面白い、ドリフのコントの完成度もつくづく凄い!
そのまま再現するならホンモノのVTRを流せばええやん!っていう声も聞こえて来そうだけど、古い映像にはとっつきにくい若い世代にドリフの面白さを伝えるには有効な手段。リメイク映画と同じようなもんです。
もちろん昭和世代にあの面白さを思い出させる意味でも。実際、私自身も『全員集合!』や『大爆笑』をあらためて観返したくなりましたから。ドラマが始まる前にドリフ(ホンモノ)の名作コント集を放映してたけど、順番を逆にした方が良かったのでは?
昭和40年生まれの私はまさにドリフ世代のど真ん中。だけど荒井注さんが抜ける前から『全員集合!』を観てましたから、多くの「加トちゃん派」がそうだったように私も新参者の志村さんには拒否反応がありました。
「東村山音頭」や「ヒゲダンス」が流行った頃はもう観てなかったし、志村さんの面白さを認識したのは『大爆笑』が始まってからでしたね。それこそ今回のドラマで再現された、加藤さんとの絶妙なコンビネーションによるコントでさんざん笑わせて頂きました。
今観ても当時と同じように笑えるってのは本当に凄いことだと思います。流行り廃りにまったく影響されない普遍的な笑い。そういう意味じゃチャップリン映画なんかと同じですよね。
ただし、東村山音頭とヒゲダンスはいったい何が面白かったのか今だに解りませんw そのへんはリアルタイムで観てなかったから仕方ないのかな?
セクシーショットは、牛乳CMのコントで加トちゃんと共演する新人タレントを演じた、浅川梨奈さん。ドラマ『女子高生の無駄づかい』で優等生の「マジメ」を演じた人ですね。
もし今も志村さんがご存命なら、いかにもコントの相手役に選びそうなエロ可愛い女性アイドル、ってことでキャスティングされたのかな? 素晴らしいボインをされてます!
2021年12月、NHK総合の土曜夜9時「土曜ドラマ」枠で全2話が放映された特集ドラマ。原作者の古内一絵さんは『太陽にほえろ!』でデビューされた脚本家の古内一成さん(故人)と一字違いだけど、どうやら血縁者じゃなさそうです。
中央競馬で華々しくデビューしたものの1勝も出来ず、うらぶれた地方競馬へと都落ちした新人女性騎手の芦原瑞穂(平手友梨奈)が、同じように挫折を味わってくすぶってる厩舎のスタッフたち、そしておよそ競走馬には向かないと思われた暴れ馬の「フィッシュアイズ」と共に再起し、桜花賞レースに出場するまで勝ち上がっていくサクセスストーリー。
ガシャポンぐらいしかギャンブルはしない私は競馬にほとんど興味無いし、展開が全て予想出来そうな王道ストーリーだから、普通ならスルーしそうなところ。なのにたまたまNHKの番宣を観た時に「これはぜひ観てみたい!」と思わせてくれたのが、この人。ヒロイン役の平手友梨奈さんです。
アイドルグループ「櫻坂46」で長年センターを務められ、脱退後はソロアーティスト、そして女優としても注目され期待されてる平手友梨奈さん。だけど私は若者向けのドラマや歌番組はほとんど観ないので、前述の番宣を観るまでその存在を知りませんでした。
びっくりしました。厩舎の調教師を演じた中村蒼くんと2人でインタビューを受ける平手友梨奈さんは、終始うつむき加減で表情は硬く、声も高性能マイクでギリギリ拾えるくらいのか細いボリュームで、まるでカウンセリングを受けに来た鬱病患者みたいw
えっ、この子が主演女優なの? しかも櫻坂46で一度もセンターの座を譲らなかったスーパーアイドル!? うそぉーっ! どんだけぇーっ!? ギャップ萌ええーっ!!
そういうキャラを演出されてるとしても斬新だし、ドラマのダイジェストを観ると物凄い眼力(デビュー時の多部未華子さんにも負けてない!)で、まるっきり別人みたい。それで俄然、興味が沸いた次第です。
いや〜、こんな子がいたんですねえ。言わば令和の中森明菜さん。いや、その明菜さんがめっちゃハキハキしてたように錯覚するくらい、異様なテンションの低さw
そんな平手さんが乗馬シーンの大部分で自ら競争馬に跨がり、トレーナーを終始ヒヤヒヤさせるほど飛ばしまくり、セクハラ馬主の池内博之を一本背負いで投げ飛ばすじゃじゃ馬ヒロインを演じたと聞けば観ないワケにいきません。
ほとんど知らない競馬の世界を覗ける新鮮さはあるものの、ストーリーはやっぱり王道まっしぐらで大半が予想通りに展開。それでも退屈せずに観られたのはヒロインの魅力、主演女優の吸引力なんでしょう。
もちろん平手さんだけじゃなく、それぞれの事情で負け犬のレッテルを貼られた厩舎のメンバーたち(中村蒼、板垣李光人、高橋侃、小沢仁志、大地康雄)が魅力的でなければ再生ストーリーは盛り上がりません。池内博之さんの徹底した悪役ぶり、珍しく曲者じゃない役の奥田瑛二さん、ご本人役で登場される武豊さんや実況アナウンスのレジェンドたちにも要注目。
そしてもう1人、おっ!と私の眼を引いたのがこの人。剛力彩芽さん!
池内さん演じる馬主、つまり金持ちセレブの愛人というw、プライベートで定着しちゃったイメージを言わば逆手に取ったキャスティング。
登場した瞬間に画面を華やかにしちゃう存在感は健在で、やっぱこの人は脇役に収まるような女優さんじゃないとつくづく思いました。宇宙へ行ったあの現金バラ撒き野郎の罪はロケットより重い。一生宇宙に行っとれ! そして金をくれ!
そんなワケで、秋元康の戦略にまんまと乗せられたかと思うとシャクだけど(見返りに金をくれ!)、平手友梨奈さんに罪は無いから今後も注目したいと思ってます。
う〜む……うむむむ……どうなの?って感じです。良く出来てたし面白かったけど、とにかくスッキリしない。わざとスッキリさせてくれない。同じカンテレ制作の『クライシス』もそうだったし、昨今のアクションドラマはだいたい全部そう。
別にぶっ殺さなくてもいいんだけど、ズバッと悪を倒してスカッと解決!っていうシンプルな形にはどうしても、意地でもしたくないみたいですね、昨今の創り手たちは。
敵はみんな生き残ってるどころか、実は本当に悪いのは、狂ってるのは主人公たちの方じゃないか?っていう疑問まで残して、まるで視聴者をモヤモヤさせる事こそを目標にしてドラマを創ってるような……
ハリウッドの傑作映画『スティング』や、近作で言えばドラマ『コンフィデンスマンJP』みたいな騙し合い、どんでん返しのつるべうちゲームは、それなりに楽しめました。
けど、主人公たちが「アバランチ」を結成するキッカケになったテロ事件で殉職した、と思われてた鶴瓶ジュニアが、実は生きてました! しかも敵の腹心でした! 鶴瓶撃ちぃーっ!?ってなオチは、やっぱりやり過ぎです。そこでアホらしくなってどーでもよくなっちゃった視聴者も多いのでは?
いや、愛する人の仇討ちっていうモチベーションを失っても、それでも彼らは「正義」を貫くのか?っていう試金石なのはよく解るんです。
問題は、その「正義」自体が曖昧になっちゃってること。黒幕で官房副長官の渡部篤郎さんが目論んだ、日本版FBIだかCIAだかの設立が、そんなに悪い事なんだろか?っていう。悪い事なんだとしても、それがどういう理由でどれほど悪い事なのか?っていう説明がほとんどされてないですよね。
しかも、そういう組織の設立を政府に認めさせる為、ニセのテロ事件を起こしてわざと警察側に犠牲者を出す(それで危機感を煽る)っていう手口。
本作の主役=綾野剛くんが向井理くんとダブル主演した数年前の日曜劇場『S/最後の警官』とそっくりそのまんまなお話で、あの時もここに書きましたよね? まわりくど過ぎるやろ!?って。
もっと他に効率のいいやり方がある筈で、その時点からもう、観ててモヤモヤしちゃうワケです。
で、やり方は間違ってるとしても、この国の治安を維持するにはもはや、取締りを大幅強化しなくちゃいけない段階まで来てるのは日々のニュースを見れば明らかですから、主人公たちが命を投げ売ってまで阻止する理由が(仇討ちの要素が抜けちゃうと)私にはいまいち……いや、サッパリと言っていいほど解らない。
だから、どっちに転んだところでスッキリしない。意地でもお前らにスッキリなんかさせてやんねーぞ!っていう創り手の意図を感じるワケですよ。なんでーっ? どんだけぇーっ!?
いや、もしかして、あまりに話をこねくり回し過ぎて、創ってる人たちもよく解んなくなっちゃってたとか? 鶴瓶撃ちぃーっ!!
そんなワケで、楽しめたのは楽しめたけど、続編はもう観ないかな?っていう感想。
楽しめたのはキャスト陣の実力と頑張りに依るところが大きいとも思うし。昨今の俳優さんは本当に演技が上手いですよね。プロなんだから当たり前やろ!って若い人は言うかも知れないけど、昭和の頃はヘタな人もいっぱい出てましたからw
今は子役まで妙に上手くなっちゃってるのが個人的には気持ち悪いんだけど、アバランチの最年少メンバー・千葉雄大くんの演技とか見ると感心させられます。
もちろん綾野剛くんや渡部篤郎さんも良かったけど、今回の一番はリーダーの木村佳乃さんだと私は思いました。ただクールで強いだけじゃなく、その裏にある脆さも同時に感じさせる演技はさすが!の一言です。
今季の連ドラ(3作品しか観てないけど)における最優秀女優賞は文句なしで木村佳乃さん。次点は『日本沈没』の杏さん、最優秀おっぱい賞は『言霊荘』の石井杏奈さんで決定です。
西野七瀬、三吉彩花、中村ゆりか、堀田真由、森田望智、石井杏奈、そして内田理央という、とびっきりの美女しか住まない恐怖のアパート!
とにかく、ただそれだけの理由で最終回まで完走しましたw
これと言った新味は感じなかったし、それほど怖くもなかったけど、いいんです。今をときめく若手女優さんを7人も揃えてくれた、それだけで充分観る価値がある!
ホラーって、私にとってはアクション物と同じなんですよね。動けるスターが存分にカッコよく暴れてくれれば満足なように、魅力的なヒロインが存分に悲鳴を上げてくれればそれでいい。
そこにお色気が加われば言うこと無し! 素晴らしい!
ユーレイの正体は、何十年も前にこのアパートに住んでて殺された女流作家(藤井美菜)……ではなく、彼女とチョメチョメした末に痴情のもつれで殺しちゃった、ゴーストライターの菜々緒だった!
だけどそれは彼女らが本気で愛し合ってたからであり、全ての元凶は2人にちょっかいを出した言霊荘オーナーの佐野史郎だった! やっぱりアンタか!って、視聴者全員が思った事でしょうw
そんなワケで何気に豪華キャストだし、それぞれの個性が存分に活かされて何気に良く出来たドラマでした。
その中でも私の眼を一番引いてくれたのは、この人。5号室に住む小学校教員の林原早紀に扮した、石井杏奈さん!
……っていうか、ごめんなさい。私の眼を引いたのは、石井杏奈さんの意外にボインぼよよ〜ん!なおっぱいでしたm(__)m
私は特におっぱい星人ってワケじゃないんだけど、いわゆる「ギャップ萌え」ってヤツです。吉岡里帆さん以来のことです。えっ、この子が!?っていう。
石井杏奈さんはダンス&ボーカルユニット「E-girls」の元メンバーで、2012年頃から女優としてもご活躍。私が認識したのは寺尾聰さんや多部未華子さんが出演された日曜劇場『仰げば尊し』における生徒役でした。
今のところセクシー系のグラビアは一切されておらず、水着姿すら未公開。なんと勿体ない! ご本人の意向なら仕方ないけど、もし事務所の方針とかなら嘆かわしい限りです。本当に酷い世の中になったもんです。