介護施設で働くようになり、土日(公休)を省いて7日、ちょうど1週間が経ちました。
とにかく人手不足ゆえ常に忙しく、3ヶ月強のブランク(プータロー生活)のせいもあって肉体疲労がハンパなかったけど、栄養剤で誤魔化しつつ、徐々に身体は順応して来たようです。
それより私が恐れてたのは精神的ストレスの方だけど、これが意外とほとんど感じること無く、気持ちよく仕事できてます。
と言ってもいきなり介護を任せてもらう筈もなく、今のところトイレ掃除等の雑用や食事の配膳などが主な業務だから、本当に大変なのはこれから。
だけど「ああ、イヤだなあ」とは全然思わない。むしろ、私にしては珍しく向上心が湧いて来てる。どうやら、やって行けそうです。
というワケで自分への就職祝いとして、久々にトイガンを買いました。
タナカワークス製のエアガン、S&W·M36チーフスペシャル2インチのスクエアバット「トラヴィス」モデル。
マーティン・スコセッシ監督による1976年公開の映画『タクシードライバー』で、主人公のトラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)がM29(44マグナム)のサイドウェポンとして使用したクラシック・リボルバーです。
この拳銃の特長はグリップ部に集中してます。ホワイトパール風のグリップパネルもさることながら、スクエアバットと呼ばれるフレームの形状。これまで日本で発売されたチーフスペシャルのトイガンは、ほとんどがラウンドバット・モデルでした。
↑従来のラウンドバット(コクサイ製モデルガン)とのツーショット。グリップ部以外だと、ハンマーやサムピースの形状も違います。
今のところトラヴィス・モデルはエアガンしか発売されてません。モデルガン化を待とうかとも思ったけど、ニッケル風のメッキモデルはABS製オンリーになる(ヘビーウェイト製は出ない)から、コンパクトサイズのM36ならシリンダーが金属で出来てるエアガンの方がリアルな感触が楽しめると思って買いました。
映画『タクシードライバー』にはこんな感じで登場します。
この画像を撮るため約20年ぶりにDVDを観ましたが、人生経験を重ねれば重ねるほど共感度が増す作品です。
初めて観たのは高校時代だったけど、そのときは単にイカれた犯罪者の映画としか感じませんでした。
ところが大人になってから観直すと、トラヴィスって俺自身やん!と気づかされる。実際、もしウチにあるコレクションが全部オモチャじゃなくて本物だったら、私がトラヴィス化してる可能性はかなり高い。
トラヴィスは決して悪人じゃないし、イカれてもいない。私自身だし、今これを読まれてるあなた自身でもある。未見の方はもちろん、若い頃に観たきりの方も是非、今一度ご覧になってみて下さい。
ちなみに『タクシードライバー』は当時13歳のジョディー・フォスターが売春婦を演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされたことでも有名な作品です。