ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『走れ!熱血刑事』#01

2024-02-22 21:31:20 | 刑事ドラマ'80年代

先日よりCATV「日本映画専門チャンネル」で再放送されてる『走れ!熱血刑事』は、1980年11月から1981年6月までテレビ朝日系列の月曜夜8時枠で全26話が放映された作品。

日テレ火曜夜9時枠の『警視ーK』と同時期に勝プロダクションが制作した連続ドラマで、警視庁 愛住警察署 捜査課に勤める熱血刑事=山本大介を演じたのは、近年『マツケンサンバ II 』のリバイバルヒットにより再々注目されたばかりの、松平 健。



両親を早くに亡くし、中学生の頃からグレて「殺人以外は何でもやった」と自慢するほどの元“暴れん坊将軍”だから、孤独な不良少年少女の気持ちがよく解る。

そんなキャラクターは当時『3年B組金八先生』のサプライズヒットにより巻き起こった学園物ブームに対応すべく、未成年犯罪をメインに描くため設定されたもの。

ゆえに番組序盤のゲストは演技の拙いガキンチョ俳優ばかりで、それが作品のクオリティーを下げたせいか視聴率は低迷しました。



そもそも『走れ!熱血刑事』っていうタイトルがド直球にも程がある! 『マツケンサンバ II 』が一周二周してウケちゃう昨今ならまだしも、肝心のティーンたちが昭和臭を敬遠しつつあった’80年当時の空気とあまりにズレてます。

以前『ウルトラマン80』のレビューにも書きましたが、戦中戦後を生きてきたクリエイターたちには、戦争を知らない(ゆえに苦労も知らない)世代の嗜好がまるで理解できなかったんですよね、きっと。

そもそも『金八先生』がウケたのも従来の学園物とは一線を画す内容だったからなのに、未成年問題さえ扱えば視聴率が取れると思い込んじゃう安易な姿勢が……って、それも今だから言えることで当時は誰にも分からなかった。最初に『金八先生』やトレンディドラマを生んだ人たちが如何に凄いかって事です。


それはさておき、刑事ドラマ史上最も滑舌の悪いボス=岩下課長に扮したのは、日活アクションの盟友である石原裕次郎を完全に意識してたであろう、宍戸 錠。


そしてやはり七曲署の山さん(露口 茂)を意識してそうな“チーフ”こと戸塚主任に扮したのは、“アヤパン”こと高島 彩アナウンサーの父親としても知られる、竜崎 勝。


大企業の御曹司でありながら両親に反発してあえてノンキャリアの警察官になった、“ジュニア”こと速水刑事をニヒル&ワイルドに演じるのは、『特捜最前線』で熱血刑事役は卒業した、荒木しげる。

1980年は暴力刑事ブームの頂点で、何かと言えば容疑者や参考人、聞き込み相手まで意味もなく、当たり前のように殴ってました。もちろん未成年であろうが容赦なし!




そんな当時の刑事ドラマに必ず1人はいたバイク乗りの“マー坊”こと佐々木刑事に、本職はシンガーソングライターの阿部敏郎。

さぞや軟弱なフォークソングを唄ってたであろう阿部さんも、刑事ドラマに出ちゃうとこの有り様。


ただ暴走族から情報を聞き出すだけの為にウルトラジャンプを披露し、これと言って用はない雑魚どものバイクを一台一台クラッシュさせて……


最後は自らクラッシュしてリーダーの車を止めるという狂人ぶり。これぞシン・刑事ドラマ!


夜明けの刑事にして明日の刑事、人情派の“テツさん”こと中村刑事には、コント55号の坂上二郎。


定番“お茶汲み”枠の制服婦警=虎子には、どなたかのバーター出演と思われる渡辺千恵乃。


そしてボインボインぼよよんぼよよ〜ん!な嘱託医で、明らかにマツケン目当てで鑑識課員も兼ねてるヒロイン=淳子に、水沢アキ。


☆1980年11月10日に放映された第1話『青春チャンピオン』(脚本=大野武雄&山崎巌/監督=小山幹夫)では、あのころ隆盛を極めた暴走族どうしの抗争が描かれ、その間に入って“用心棒”を請け負う黒澤映画ばりの少年が登場。



で、その少年=吾郎(常井 浩)が暴走族Aに百万円で雇われて暴走族Bのリーダーを拳銃で襲撃し、重傷を負わせて逃走。

かつて吾郎はプロボクサーの卵で大介(マツケン)と親しかったんだけど、ある夜、暴漢たちに襲われてた少女を助けようとして拳を振るい、暴漢の1人を死なせてしまった為に少年院へ送られ、すっかり人生をこじらせてるのでした。

にしても、根は優しい吾郎がカネのために人を殺そうとするだろうか? 疑問を感じた大介が捜査してみると、かつて吾郎が死なせた暴漢にみどり(前野礼子)という妹がおり、難病を患った母親の治療費を稼ぐためにキャバレーで働いてることが判明。



そう、吾郎はみどりに母親の治療費を工面するため、つまりキャバレーの仕事を辞めさせたくて殺しを請け負ったのでした。

だったらマジメに働いて稼げよ!って思うけど、当時は「ツッパることが男の勲章♪」なんてアホな歌詞のアホな歌謡曲が流行るアホな時代で、こういうアホがなんとなくモテる空気だったんですよね。

で、お人好しサンバ男の大介は吾郎の良心を信じ、何度も自首を薦めるんだけど……



吾郎はことごとく裏切った挙げ句、みどりにまで銃口を向けてまた逃走。これだけのアホをまだ信じてる大介までアホに見えちゃいます。


ちなみに大介の愛銃はコルト・パイソン357マグナム。甘いルックスのサンバ男には似合いません。



で、なんだかんだあり、吾郎が約束の百万円を受け取るべく、河原で暴走族とボクシングしてると聞いた大介は、改造ジープに淳子とみどりを乗せて現場へ急行!


わざわざ派手にジープをジャンプさせ……


猛スピードで急斜面を駆け下りて……


大量の水飛沫を上げながら川の中をかっ飛ばす狂犬サンバ男! 同乗させられた女優さんはたまったもんじゃない!(吹替えでもCGでもありません)



ツッパることが男の勲章とか抜かすアホどもに義理だの仁義だのは無く、集団フルボッコの刑に遭ってる吾郎の姿を見て、サンバ男の怒りがいよいよ爆発!



ちょっとタイミングをズラして仲間の刑事たちが駆けつけるのもお約束。


ずるいゾ大介、オレたちにも殴らせろっ!!



いや〜、王道です。『太陽にほえろ!』の第1話によく似てます。徹底して王道から逸脱した『警視ーK』と同じプロダクションの作品とは思えません。(社長の勝新太郎さんが『警視ーK』に入れ込みすぎて『走れ!熱血刑事』にはノータッチだったんでしょう)



「当分会えなくなるぞ。いいのか?」

「関係ねえよ。オレはとっくに自分の人生あきらめてんだよ」

「吾郎、お前はまだまだ若いんだ。いくらでもやり直しは利く。キレイになって出直して来い」

「へっ、今度あんたに会う時はさ、いっぱしの悪党になってんだろうよ」

「貴様……」


「貴様の腐った根性、叩き直してやる! かかって来いっ!!」


そりゃ相手はボクサーだからこうなりますw



けど、サンバで鍛えた暴れん坊は何度でも立ち上がる。このあたりは映画『ロッキー』を意識してそうだけど、それより先に『太陽にほえろ!』のボン(宮内 淳)がやってます。



「止めなくていいんですか?」

「やらせときなさい。あれが二人だけの対話なんだよ」



決着はまさかの“クロスカウンター”。ルーツは『あしたのジョー』だった!

こんなとき、昭和臭プンプンの青春ドラマならお互い無言で笑い合うもんだけど……


よっしゃ、いい面構え。笑うなよ? 絶対笑うなよ?



ニコッ!


ニコッ!


ダメだこりゃ。

こんなアホのどこがいいのかサッパリ解らんけど、みどりは泣きながら吾郎に抱きつきます。

「ゴローちゃんのバカッ、バカバカバカ!」

「こいつ……見せつけやがって」


「あの二人、不純異性交遊の現行犯でしょっぴいて下さい」



「将軍様のご命令とあらば仕方ないな」


「へっ、ざま見ろ」

さすが、殺人以外なら何でもやった男です。


「どいつもこいつも、ぶち殺してやるっ!」


最後にちょっと私なりのアレンジを加えたけど、あんなに甘いルックスの大介が、キレるとバイオレンスに歯止めが利かなくなる狂人なのはホントの話です。

同じ年に放映された『大激闘/マッドポリス’80』の渡瀬恒彦さんも『大捜査線』の杉良太郎さんも『爆走!ドーベルマン刑事』の黒沢年男さんもみんなそう。

そんな暴力刑事ブームを牽引したのは間違いなく石原プロの『大都会』や『西部警察』だろうけど、世間で“校内暴力”が吹き荒れた時代背景とも何か繋がるものがあったかも知れません。

やがてツッパリが姿を消すと共に『はぐれ刑事純情派』や『踊る大捜査線』がヒットしますから、まさに時代を写す鏡。そこがテレビの面白さです。

というワケでセクシーショットは、初回ゲストヒロインの前野礼子さん(本作がテレビ初出演)と……



レギュラーヒロインで翌年にはゴリさん(竜 雷太)と婚約する、水沢アキさんです。


 

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「優しくしちゃダメ?」

2024-02-17 15:05:03 | 日記

介護職員を召使い扱いしたり、威圧したりする利用者(ほとんどが男性)に対しては人一倍冷たい私ですが、弱ってる利用者さんに対しては(男女関係なく)人一倍優しく接してます。

それは別に優等生でいたいからじゃなく、自分が弱い人間だからこそ弱い人に共感しやすいし、そもそも弱ってる人に寄り添うのが介護職員の仕事だと思ってるから。

だけど、私が優しく接することによって利用者さん側に甘え癖がつき、それが同僚職員たちへの負担を増やしてる現実もある。

それを私が責任持って全部請け負えたらいいけど、そうするには毎日24時間ずっと働かないといけないから100%無理。

職員全員が限界スレスレまで疲弊してた昨日、「もうっ、ハリソン君が甘やかすから!」みたいな声が2度、やんわりとだけど、それぞれ別のベテラン女性職員の口から出ました。

わざと私に聞こえるように言ったんだから悪口じゃなく、切実な本音を叱責にならない程度に伝えたかったんでしょう。

その気遣いは感じつつも「ああ、やっぱりそう思われてたんだな」と、モチベーションは下がりました。



そもそも介護職には「利用者自身が出来ることは(その機能をキープさせる為に)自分でやらせるべき」っていう大原則があり、同僚のほとんどが子育て中のお母さんゆえ尚更「甘やかしちゃダメ(本人の為にならない)」っていう意識が強いんでしょう。

けど、本当に甘やかし=悪なんでしょうか? 確かに子供は叱られたり突き放されることでモラルを学び、吸収していくから適度な厳しさが必要だろうけど、後期高齢者はまた違うのでは?

モラルは知ってたけど(認知機能の衰えで)忘れてしまった人たちであり、僅かに残った身体機能もムリしてキープしたところで、再び取り戻すことはほぼ有り得ない。悪い言い方をすれば知力も体力も衰えるしかなく、家族が面倒見きれずに「放り込まれた人たち」ですよ。私自身も放り込んだ側の1人です。

だったらせめて、施設を居心地のいい空間にしてあげるのが職員の役目じゃないの?って思うのに、現実は真逆になってます。たぶん、よその施設も同様でしょう。

特に今はクラスター状態でみんな個室に閉じ込められ、ナースコールを押しても(職員の人手が足りなすぎて)すぐに対応してもらえない。職員たちの口調もキツくなってるし、これはもはや刑務所と変わんないのでは?って思っちゃう。



だからと言って、利用者さんのワガママを全部聞いてたら仕事がまったく回らないし、職員の気力・体力がもたないのもよく解る。

現場に余裕が無いことが全ての元凶で、これは介護業界に限らずの大問題。このまま行けば日本社会は本当に「破滅です。」って、つくづく感じてます。

が、社会がどうなろうと生きてる限りは働かなきゃいけない。出来ればまた転職なんて面倒なことは避けたいから、今の職場で。



ならば、周りに合わせて私も利用者さんに厳しく接するべきなのか? いや、それはしたくないし、そういう資質をそもそも私は持ち合わせてない。したくても出来ないんです。

結論は、孤立するのを覚悟の上で自分のやり方を押し通す。それを本格的に否定された時には辞めるしか無いでしょう。

ただ、同僚たちも鬼じゃない。本来は優しい人ばかりなのに、状況がそれを許さないだけ。不条理です。しつこいようだけど、ホント大変な時代になっちゃいました。

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「ついにクラスター」

2024-02-16 20:57:07 | 日記

今週は連日残業続きでヘロヘロ。ブログを書く意欲が無かったワケじゃないけど、とにかく睡眠をとって体力を温存する必要があったので我慢しました。実際、久々に血尿も出たし!

残業続きになった理由は、いったん収まったように見えた施設内のコロナ感染が、日に日に増えてほぼクラスター状態になったから。

そうなると感染エリアを出入りするたび使い捨ての防護服を着たり脱いだりしないといけないし、とにかく色んな手間が増えてくる。

掃除と配膳をメインに担当してる私にとっては、50人近くいる利用者さんを食堂に集めてご飯を食べてもらうことが出来ない=全員の部屋を回って配らないといけないのが何より痛手。

当然、全ての仕事が「押して」退勤時間がどんどん遅くなる。もちろん私だけじゃなく皆が同じように残業続きゆえ、疲弊する一方で職場の空気もピリピリしてくる。ただでさえ人手不足なのに!



しんどいだけじゃなく、自分が感染する恐怖も常につきまとう。もし90歳の母に移したらそれこそ生死に関わっちゃう。

しかしここまで来たら、感染しないで済む方が奇跡でしょう。あれだけ万全の対策をしてるのにクラスターですから。今朝の検査じゃ陰性だったけど明日は分かりません。

ちょっと前の記事にも書いたけど、これはウチの施設に限らず全国各地で起きてること。コロナが怖いというより介護職の本当の怖さを、今ひしひしと感じてます。まさに戦場!

土日は休みだけど母が帰宅してるから気を抜けません。いつまでこの地獄が続くのか? 戦々恐々の毎日です。


 

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『河合はるか/Pure Smile』

2024-02-11 15:16:24 | 写真集&イメージビデオ

2023年秋にデビューされたばかりのグラビアアイドル=河合はるかさんのファースト・イメージビデオです。

綾瀬はるかさんや橋本愛さんと見粉いそうな美人さんだけど、今どきそれだけじゃ注目されません。河合はるかさんの“売り”はこれ。



おしりぽんよよぉ〜ん!

ご自身が「色白デカ尻スレンダー」とアダ名されてる通り、決してグラマーとは言えない上半身と、あまりに逞しい下半身とのアンバランスさがセールスポイント。

最近、そういうグラドルが増えてきた気がします。日本人の体型がどんどん西洋化してる表れでしょうか? ついに尻が乳を超えつつある下剋上。



しかし正直言って、身も蓋もないけど、こんなビデオに出たところでスターになれるとは到底思えません。実際、本ブログの初期にレビューした有村架純さんや満島ひかりさんは例外中の例外として、イメージビデオからメジャーに駆け上がれた人はほとんどいない筈。

たぶん、出てる人たちも「これをキッカケにブレイクするぞ!」なんて思われてないでしょう。良くも悪くも“アルバイト感覚”だったり“想い出づくり”だったりで、私みたいな昭和世代のオッサンが想像しがちな“覚悟”なんて背負ってない。



河合はるかさんの場合、お父様がグラビア系のカメラマンで、幼い頃から親しみと憧れがあったから自然とこの世界に入ったけど、将来の夢は女優とかじゃなく芸術家なんだとインタビューで語られてます。

このイメージビデオを観ると演技の才能をまったくお持ちでないのが一目瞭然なんだけどw、そりゃハナから興味が無いなら仕方ありません。



素人レベルの人がドラマに出たり歌をリリースしたりなんて有り得ない(子役ですら皆おしなべて巧い)今の時代だからこそ、こんなにヘタな芝居が観られるのは逆に新鮮で、だからこそ私はイメージビデオが好きなのかも知れません。

AVにも小芝居が入ったりするけど、セックスを始めたらまぁどれも同じ。それに対してイメージビデオは全てが演技(ひとり芝居)だから、例えばアイスクリームを舐めるシーンひとつにも個性が表れる。

彼女らはアイスクリーム1本で我々のカラダの一部をHOT! HOT!!にさせるんですよ!

逆に言えば、アイスクリームでカラダの一部をHOT! HOT!!に出来るかどうかで、我々の想像力も試されるワケです。私なんか即座に反応しますから世界のトップ・オナニストと呼んで頂きたいもんです。まったく誇らしい!



マジメな話、そこんとこがAVには無いイメージビデオの面白さです。実はほとんど経験のない子が見よう見マネでやってたり、ホントに意味が解ってなかったり、あるいは凄いスケベな子が解らないフリをしてたり、そういう裏側を推察するのがまた楽しい。

そんなことを何年も書き続けて来て、共感してくれる人がただの1人も現れないのがまた凄いw それだけレアな趣味を持ってることを誇りに思います。


 

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「友 直子 in 太陽にほえろ!’82」ー1

2024-02-09 22:00:04 | 刑事ドラマ'80年代

クローズアップ・ショットがめっきり減っちゃったもんで、もし長さん(下川辰平)とのダブル主演作『こわれた時計 (#499) 』が無ければ今回、ナーコ(友 直子)の画像集は成立しなかったかも知れません。

勝手な想像だけど、ナーコのクローズアップ激減の理由は芸能界の序列システムにありそうです。

通常、ナーコの出番は刑事部屋のみ。ということは同じ日にレギュラー全員が撮影に参加するワケで、『太陽にほえろ!』に限らずテレビでも映画でも大スターから順番に出番を終わらせていくのが撮影の習わしゆえ、当然ボス(石原裕次郎)の出番が最優先。

となると最後まで待たされるのは新人のラガー(渡辺 徹)か、限りなく素人に近いナーコ。徹さんがDVDの映像特典における対談で「よく一緒に帰ったよね」と直子さんに仰ってたのは、たぶん結果的にそうなっただけの事でしょう。

で、午前0時を過ぎても撮影が終わらないなんて当たり前の世界ですから、学業に忙しくなってきた直子さんがそんな時間まで居残り出来なくなったのかも?

あるいは、デビュー時はまだ高校生ってことで(門限に間に合うよう)優遇してもらえたのが、大人になって甘えが利かなくなったとも考えられます。

なんにせよ『こわれた時計』が無ければホントに今回の記事は成立しませんでした。



ナーコが通勤バスの中でよく見かける小学生の少年から、壊れた腕時計をプレゼントされるんだけど、その時計の持ち主は最近起きた殺人事件の容疑者だった!

どうやら少年は殺害現場を目撃したらしいけど、大人への不信感が強くて何も証言してくれない。彼の心を開かせるのはナーコしかいないと判断した長さんは、二人の“歳の差デート”をボスに提案するのでした。


ジェットコースターに乗っても少年が無表情なのは、全神経をナーコのおっぱいに集中させてるから。小学生が無邪気な天使だと思ったら大間違いです。



↑すっかり大人の山さん(露口 茂)も、さりげなく肘でナーコのおっぱいを確認。


↑「ボス、ナーコのボインはまるで成長していません」「山さん、真実を追究し過ぎですよ!」「よし、令子の勝ちだ!」「全員、殺します」



そんな事もあってか、スコッチ、ロッキー、長さん、ゴリさんに加えて、ナーコもこの年の10月でレギュラーを降りちゃうんですよね。

その時点でマミー刑事=長谷直美さんのレギュラー入りが内定してたのかどうか分からないけど、ナーコの後釜はキャスティングされず、結果的に友直子さんが歴代最後の“マスコットガール”となりました。

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