治療というミッションがとりあえず無くなり、相続手続きも書類が届くまで動きようが無く、今日は家の掃除をしました。
それと、天気が良かったので庭の手入れにも着手。これはもう、とてつもない時間と労力を要するので、暇つぶしには持って来い。正直めんどくさいけど、ちょっとずつ進めて行きます。
あと、スポーツジムに入会して来ました。トレーニングなんか大嫌いだけど、そうも言ってられません。健康を維持する為には努力も必要。
昨日、お医者さんに「表情が暗い」と言われ、精神安定剤みたいな薬をもらって、自覚しました。昨年から、私はたぶん「鬱」傾向にある。まだ入口だろうけど、プータロー生活が長引くとヤバいかも知れない。
運動はメンタルケアにも良いだろうし、だけどジョギングとかストレッチは続いた試しが無いから、こりゃもうお金をかけるしかない。マネーを払ってると思えば重い腰も上げざるを得ませんから。
いつも買い物に行ってるスーパーと同じ敷地内にあるから、ついでと思えばいい。明日から通います。
こんな、ただの日記をわざわざ記事にするのもどうかと思うけど、誰かに話を聞いてもらいたいんですよね。今、人と会話する機会がほとんど無いもんで、さすがに寂しい。人間ってのはつくづく、弱い生きもんです。
今日は内科のお医者に行って来ました。頭痛に関して診てもらう、というより相談しに行った感じ。最終的に脳神経内科か頭痛専門医への紹介状を書いてもらうのが目的。
ところが、あの酷い頭痛の日から10日ほど経つけど、あれから一度も頭痛が出てないんですよね。
2年前の春に同じようなキツい頭痛と吐き気で駆け込んだ時に検査してもらったデータと、こないだの具体的な症状とを照らし合わせるに、この頭痛は片頭痛じゃなく緊張型(肩凝りや眼の疲れなどが原因)の頭痛であり、そこにストレスが加わって酷くなっただけだろうから、いま検査してもたぶん何も出ないよ、って言われました。
やっぱり、そうなんですよね。昨年、毎日のように頭が痛む時期があったけど、休みの日はそうでもなく、なぜか出勤日だけ朝から痛かった。こりゃメンタルから来てるんだろうと自分でも思ってました。
今回酷くなったのは、こないだも書いたように腎臓結石の影響があったんでしょう。風邪気味でもあったし、急にヒマになって気が緩んだこと、気持ちが落ち込んでたこと、おまけに運動不足になってること等、色んな要素が絡み合って身体の一番弱い部分に症状が出た。緊張するとお腹が痛くなる人がいるように、私はまず頭が痛くなっちゃう。
お医者さんは、それより私の表情が暗いのが気になると仰って、痛み止めと一緒に精神安定剤的な薬も出してくれました。不安になったり眠れない時にだけ飲むやつです。
その薬に依存するつもりは無いけど、今、自分は自分で思ってる以上にメンタルがやられてるのかも知れないって、ちょっと考えさせられました。
そういや2年前の春は介護が一番ハードだった時期だし、完全にメンタルが原因であると結論づけるしかありません。
というワケで、紹介状なしでも受診できる脳神経内科さんの名前だけ教えてもらい、後はしばらく様子を見ることにしました。
やっぱり、病は気から。最大の敵はストレスです。
今、時間だけは余ってるもんで、映画もちょこちょこ(レンタルDVDやCATVで)観てます。
基本的にハリウッドのアクション映画が一番好きなのは相変わらずで、シネコンがもっと近くにあれば確実に劇場で鑑賞したであろう近作から順番に観てます。
が、どれも良く出来てて面白いんだけど、だからこそ、あんまりレビューを書こうって気になれない。不特定多数の観客が楽しめるようにちゃんと創られてるから、私から口添えしたいことが何も浮かばない。みんなが「面白い」って言ってる作品をここで「面白い」って復唱しても仕方ないですから。
『トップガン/マーヴェリック』がその代表格。これは劇場で観たらもっと面白いだろうなあっていう、当たり前の感想しか浮かばない。
実は1作目も最近レンタルDVDで初めて観たもんで、約35年ぶりの再会!っていう感慨もなく、ホント良く出来てるよなあっていう感想しかありません。
『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』も、観た人が言うことはみな同じでしょう。歴代3シリーズのピーター・パーカーとヴィランたちが勢揃いしちゃうという、マルチバースって設定の面白さと便利さ。
結果、とんでもない豪華キャスティングになっちゃうのをホントに実現させちゃうディズニーって会社の凄さですよね。
日本でこういうのをやるとすれば(みんなご存命だと仮定して)映画とテレビ全ての金田一耕助が大集合!とか、大河ドラマ歴代の織田信長が勢揃い!みたいな……ってのも皆が言ってそう。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』もまさに同じ! 旧三部作と新三部作の主役たちが一堂に介する楽しさと懐かしさ。やってること(恐竜から逃げ回る)は毎回同じだから、そこしか取り上げようがない。
もちろん最初の『ジュラシック・パーク』から全部劇場で観てきた私は存分に楽しめました。けど、完結編だけ自宅鑑賞になっちゃったのはちと残念。『インディアナ・ジョーンズ5』は何があっても劇場に行きますから、思い入れがそれ程じゃ無かったワケですね。
『バッドマン/史上最低のスーパーヒーロー』はフランスのコメディー映画だけど、ネタは『バットマン』『アベンジャーズ』などアメコミ映画のパロディー。
普通の人がスーパーヒーローに「なりすます」パターンの話だけど、主人公が売れない俳優で、やっと掴んだヒーロー映画の撮影中に交通事故を起こし、コスチュームを着たまま記憶を無くしちゃう。
つまり、主人公が勝手に自分がスーパーヒーローだと思い込み、なんの超能力も無いのに凶悪マフィアに戦いを挑んじゃうw
周りの人々が勘違いして主人公をスーパーヒーローと思い込むパターンが多い中、当の本人が勘違いしちゃってる点が新しいし、小さな子供にもいっさい容赦しないブラックユーモアもアメリカや日本とはひと味違う。下ネタも満載でめっちゃ笑えますw
『ピクシー/復讐の女神』はイギリス映画で、母親を死に追いやった男どもにオリヴィア・クック扮する娘が復讐していくストーリーだけど、アクション映画じゃなくてこれもブラック・コメディー。
ヒロインも含め悪党しか出て来ないから感情移入しづらいけど、展開が全然読めない点でハリウッドの王道大作より面白いんですよね。(それにしても『復讐の女神』って邦題の外国映画がなんと多いことか!)
で、それと似た路線のブラックユーモアと、しっかりアクションも魅せてくれた『ブレット・トレイン』が、今回のラインナップの中で私は一番楽しめました。
『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』のデビッド・リーチ監督による2022年公開のアメリカ映画で、主演はブラッド・ピット。
伊坂幸太郎氏の小説『マリアビートル』をハリウッド映画化した作品だから、舞台も我らがジャパン。決してリアルな日本じゃないけど、ストーリー自体がぶっ飛んでますから気になりません。
ブラピ扮する小悪党が、東京から京都に向かう新幹線の車内で、指定されたブリーフケースを盗むだけの簡単なミッションを引き受けるんだけど、そのケースを狙う殺し屋たちが次々と現れて……
襲ってくる殺し屋たちにもそれぞれ背景があり、それを面白おかしく見せる序盤で人がポンポン死んでっちゃうから、これも最初は感情移入しづいんだけど、我慢して観ていくと知らず知らず彼らを憎めなくなって来る。
ブラピ扮する小悪党がホントに小物でw、だけどすこぶるチャーミングで、ただ悪運だけで生き延びてく様が妙に可愛くて笑えちゃう。
バイオレンス度はかつてブラピがプロデュースした『キック・アス』と同じくらい。そう言えばキック・アス役のアーロン・テイラー=ジョンソンも殺し屋の1人として登場します。
あと、日本人スターのこの人も!
真田広之さんって、もっともっと動ける筈なのに、ハリウッド映画じゃいつも半分も実力を発揮させてもらえてない印象。どうやら実際に「もっと動きを抑えてくれ」って指示されてるみたいです。
ほか『スーサイド・スクワッド』の福原かれん、『デッド・プール2』のザジー・ビーツ、『CSI:科学捜査班』のジョーイ・キング、そして『オーシャンズ8』のサンドラ・ブロックがブラピの雇い主として登場します。
アクション映画はあくまでアトラクション、と割り切って観れば、豪華キャストにド迫力アクション、摩訶不思議なクールジャパン描写、そして先が読めない展開とブラックユーモアが存分に楽しめます。王道ファミリー路線がつまんなく感じてる方にオススメです。
セクシーショットは女子高生の殺し屋「プリンス」に扮したジョーイ・キングちゃん。ボインぼよよんです!
前回と前々回の記事を読んで、ハリソン君がちょっと元気を取り戻して来たのを感じて頂けたでしょうか?
(文中でやたらめったら怒ってるのは前々々回の記事『今年はもう、怒らない』を振りにしたギャグであり、それが元気の表れ)
ようやく、プータロー生活を楽しめるようになって来ました。いくつかの検査を経て、とりあえず入院しなくていいことが判り、そこでモヤモヤした霧から脱したような感じ。
健康不安がもたらすストレスはやっぱり大きいし、ストレスが健康を蝕んで来たのも間違いない。悪循環も甚だしい!
心身のストレスをこのまま溜め続けたら命に関わる!と思ったから転職を決めたのに、罪悪感だの喪失感だので落ち込んでたんじゃ意味がない!
いま一番やるべきなのは、自分をストレスから解放してやること。なのに、体調不良で寝込んだときは正直「この先も生きてく意味はあるんか?」「そこに愛はあるんか?」って考えたりしてました。ヤバいヤバい。
昨年はホント怒ってばかりの1年で、それが何よりのストレスとなって我が身を蝕んでました。その怒りの元となる環境からせっかく抜け出したのに、いま楽しまんでいつ楽しむねん?って話です。
次の仕事が決まれば、また新たなストレスが襲って来るのも間違いないから、今、せっかくの休養を楽しまなきゃホント意味がない。
で、また去年みたいな自分にならない為にはどうすべきか、社会復帰する前に答えを出しとくのも大きな課題。
それが今回のタイトルです。ありがちではあるけど、やっぱり笑って生きることが何よりの自己防衛。誰の為でもない、自分自身の為に笑って日々を過ごすべし。
そうすればストレスの元も寄って来づらくなるかも知れない。いや、ただヘラヘラ笑ってるだけじゃ攻撃して来るヤツもいるだろうから、いつでも闘える強さを根っこには持ち続ける。それも大事。
だからこないだも書いた通り、支店長とさんざん闘った去年の経験も決してムダじゃない。以前より少しは強くなれた筈で、その自信がきっと笑いにも繋がる筈。
そもそも、馬鹿なヤツほどすぐ怒るし、あからさまに武装するヤツこそ根っこは弱っちい。だから私はヤクザだのツッパリだのって人種をバカにして来たのに、知らず知らず近づいちゃってたのかも知れません。それが男って生き物の本質とはいえ、お恥ずかしいったらありゃしない!
何があっても笑ってられる人こそ真の意味で強く、カッコいい。今さらカッコ良く見られたいとは思わんけど、自分から見て格好悪いヤツと同じことするのは断じて避けたい!
その為には余裕が無くちゃいけない。自信あればこその余裕。自信を持つにはやっぱ、健康とマネーですかねえ?
だから、ゆっくり養生してすっかり整えたら、また働きます。笑って生きていく為に。
『ザ・カゲスター』は1976年4月から同年11月まで、全34話がNET系列の月曜夜7時枠で放映された、東映制作による特撮テレビドラマ。
今年から東映チャンネルに入会し、多種多様な特撮ヒーロー番組を観てきた中で、私はもしかするとコレが一番お気に入りかも知れません。
主役のヒーローが男女のペアで、しかも2人の「影」にそれぞれ魂が乗り移って変身、というより「分身」して活躍する異色の設定。だから、初期にはこんなシーンも観られました。オリジナルと分身の掛け合い。↓
が、なぜか1クールを過ぎた辺りからこういうツーショットが無くなり、普通に「変身」してるように見せる演出になっちゃった。
あと、敵になるのがショッカーみたいな大組織じゃなく、それぞれ独立した犯罪者グループで、改造人間やロボットでなく生身の人間がコスプレしてるだけっていう設定も、1クールを過ぎたところで「サタン帝国」なる大組織が現れ、従来通りの構図にシフトチェンジ。
分身が闘うんじゃ主人公が頑張ってる感じがしないとか、悪党とはいえ生身の人間を強いヒーローが叩きのめすのは後味悪いとか、そういう意見が出るのは理解できるけど、結果的に番組の個性がどんどん奪われ、みんな似たり寄ったりの内容になっちゃうのは残念なこと。これはもう、テレビの宿命だから仕方ないんだけど。
主人公は風村コンツェルンという会社の秘書課に務めるサラリーマン=影夫(立花直樹)と、社長令嬢の鈴子(早川絵美)。アメコミの『スーパーマン』や『バットマン』を彷彿させるこの人物設定も、なぜか2クール目から二人とも小さな釣具屋さんに転職してフツーになっちゃうw
ただ、鈴子の方が影夫より社会的地位が上っていう構図はそのまま残ってて良かったです。ユニークな関係だし、互いに「さん」付けで呼び合う距離感が心地良いんですよね。
そして特撮ヒーロー物でも刑事物でもお馴染みのレジェンド=小林昭二さんが、本作では鈴子にデレデレの屯田警部に扮し、部下の業平刑事(星 純夫)とコンビでコメディーリリーフをご担当。
さらに鈴子の父=風村社長(天草四郎)と、総務部長の神成(小松政夫)も絡んで毎回ミニコントを繰り広げてくれたけど、このお二人も2クール目から出番が激減しちゃいます。
まぁとにかく、私はやっぱり明るい作風が好きみたいです。それと、他の番組とはひと味違った個性。どんなジャンルにせよ常にそれを求めてます。
だから、前回記事(『キカイダー01』のレビュー)を読んで頂いてもお分かりのように、エロ目線なんか一切ありません。
たとえアップした画像に、ヒロインの緊縛姿とか悶え顔とか、パンチラなんかが写ってたとしても、そんなの偶然に決まってるんだから誤解するのもホントいい加減にして頂きたい!💢💢💨
ヒロイン=鈴子に扮する早川絵美さんは、分身して「ベルスター」になっても顔半分は露出されますから、よっぽど危険なスタントでない限り、全部ご自身で立ち回りも演じておられます。
当然「見せパン」を穿いておられるにせよ、それでもこれだけ思い切りよく見せられると感動すら覚えちゃう。それを皆さんはエロ目線だとおっしゃるっ!?💢💢💨💨💨
石森史郎さん脚本によるこの第11話は、なかなか恐ろしい造形のオオカミ怪人が大暴れ。聴くと頭に激痛が走る怪音波が遠吠えに仕込まれており、今回も鈴子さんが悶えてくれます。
変身……いや、分身の掛け声は「影よ、ゆけ!」。
マントで円を描くアクションも特徴の1つで、そりゃスカートもめくれますよ。自然なことです。私のせいじゃなーいっ!!💥💨💨
分身直後の「俺は、カゲスター!」「私は、ベルスター!」っていう口上も実にシンプルで好印象。今で言う「キモかわいい」コスチュームと相まって親近感が湧きます。
二人が駆るスーパーマシン=カゲローカーとベルカーのデザインもまた独創的! なんだこれはっ? (岡本太郎風)
「フラッシャー」と呼ばれるピストルは、武器というよりマシンを出現させる際に使うアイテム。これで空飛ぶマシン「カゲボーシー」も呼び出せます。
一方、敵はフツーに中古の乗用車w 財力の差をまざまざと見せつけられます。これぞリアル!
さて、クライマックス。今回は断崖が舞台とあって高低差が存分に活かされ、ベルスターを下からカメラがあおりまくり。たまたま偶然、そういう回をレビューに選んでしまいました。偶然です。たまたまです。なんだこれはっ!?
私がいくら避けようとしても、写ってしまうんだから仕方がない。たまたまなんです。仕方なく載せてるんです。それがなぜ解らないっ!?💢💢💨💨💨
ついでにカゲスターも頑張ってます。こちらも影夫役の立花直樹さんが演じてる事になってるけど、動きの美しさもスピードも半端じゃなく、さすがに吹替えだろうと私は見てます。
とどめはカゲスターの更に影から現れる「カゲロベェ」がオオカミ男を握り潰してジ・エンドw これもキモかわいいと言うかグロかわいくて、ほんと俺ジナルに溢れてます!
だけど怪人は死なず、通常の人間態に戻ったところで屯田警部に逮捕されるのが毎回のお約束。お陰で警部は何もしないまま手柄を立てまくるというw、格差社会のこれまたリアル。
我が身の境遇を恨んで悪事を働いたって、なにも報われやしない。それぞれの現実を受け入れ、それぞれの身の丈に合った生き方をしましょうねっていう教訓かな?
早川絵美さんは’74年の映画『女必殺拳』で志穂美悦子さんの相棒役でデビューされた、生粋の東映アクトレス。元より少林寺拳法を特技とされ、そりゃアクションはお手のものってワケです。
特撮ヒーロー物へのご出演も多いけど、時代劇、そして刑事ドラマへの客演も数多く、誠直也さんとは『ゴレンジャー』でも『ファイヤーマン』でもなく『特捜最前線』での共演が縁でご結婚。『太陽にほえろ!』にも#485と#584の2回、ゲスト出演されてます。
日焼け跡が完全にベルスター! なんか、イイですよね。