観て来ました! 全国ロードショーが始まったばかりの『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾!
少なくともハリソン・フォード氏が演じるインディは、今回が本当に見納め。真のハリソン・フォードである私が書いてるんだから間違いありません。
監督&脚本は『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド氏が務め、スティーブン・スピルバーグ氏はジョージ・ルーカス氏と共に製作総指揮に回ってます。音楽はもちろんジョン・ウィリアムズ氏!
良かった! 面白かった! 泣いた! 世間でどう評価されるかは未知数だけど、知ったことじゃない!
だから皆さんにも是非観て頂きたいので、ネタばらしは一切しません。簡単なあらすじと感想だけ書きます。
前作から更に15年の月日が流れ、舞台は1969年(ついに私の誕生年を越えた!)、アポロ11号が月面着陸を果たしたばかりのアメリカ……なんだけど、冒頭シーンは1944年からスタート。
これはとっくに公表されてるネタなんで書きますが、最新のデジタル技術によって若返ったインディが、宿敵=ナチス相手に大暴れ!
↑これはシリーズ第1作『レイダース』の画像だけど、こんな若いハリソンの姿がけっこう長く観られて、それだけでファンは感涙もの。
とはいえ、やっぱりデジタルゆえの違和感は否めないんだけど、実際にハリソンご本人が演じてる姿を加工しただけに、例えば『ローグ・ワン』のレイア姫みたいなオールCGよりはずっとリアルです。
私としては、’80年代に撮影された短いインディ映画が今になって発掘された!みたいな錯覚を大いに楽しみました。
で、その時にインディの友人である考古学者=ショウが手に入れた「運命のダイヤル」を狙って、死んだはずのナチス=フォラー(マッツ・ミケルセン)が’69年に現れ、メインストーリーが始まります。
その争奪戦に、亡くなったショウの娘であるヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)が、すでに引退状態だったインディを巻き込んでいく。
果たして「運命のダイヤル」とは何なのか? それを手に入れたとき、一体どんな奇跡が起きるのか?
争奪戦や探検はいつも通りの『インディ・ジョーンズ』だけど、ラスト約30分の展開に私は驚愕し、そして号泣しました。
ちょっとだけ書くと、前作でSFの方向にシフトしたのを決して「無かったこと」にはせず、その路線を継承しながらも力技でシリーズを原点回帰させ、マンゴールド監督は見事に「有終の美」を演出してくれました。本当に素晴らしい!
ハリソンは確かに年老いたけど、御年80でこのカッコ良さはそれこそ奇跡ですよ!(劇中の年齢設定は70歳)
元よりジャッキー・チェンみたいにキレッキレのアクションを見せる人じゃなかったから、加齢による衰えは感じさせません。
むしろ衰えてるのはインディの内面で、失いつつあった冒険心を旧友の娘によって呼び起こされる。還暦近い歳になった私としては、そこにハートを大きく揺さぶられるワケです。
予告編(TVスポット)にも出てたセリフ「ぶちかませ、インディアナ・ジョーンズ!」ですよ! ぴえ〜ん!!💦
というワケで、80歳であんなに頑張ってる私の分身を見て、生きる気力を失くしてる場合じゃありません。明日からまた頑張ります。
ありがとう、インディ! やっぱりあんたは最高のヒーローだ! ぴえ〜ん!!💦