さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

3027番:ベラミ(58)

2023-12-01 17:40:53 | 日記


ベラミ(58)
Bel-Ami
 (1885)
by Guy de Maupassant


——————————【58】————————————————
     
  « Qu' est- ce  que  tu  fais  à  Paris ? »  dit  Forestier.
  Duroy  haussa   les  épaules: « Je  crève  de  faim, 
tout  simplement.  Une  fois   mon  temps  fini,  j' ai
voulu  venir   ici  pour... pour   faire   fortune   ou
plutôt   pour   vivre   à  Paris;  et  voilà   six  mois
que   je   suis   employé    aux  bureaux   du  chemin
de  fer  du  Nord,  à  quinze  cents  francs  par  an,
rien  de  plus.»

 

..——————————(訳)—————————————————

 「君はパリで何をしているの?」、フォレスティエが
聞いた.
 デュロワは肩をすくめて見せた.「飢え死、寸前のひと
言に尽きるよ.軍隊生活が終わると、ひと山当てようと
思って、というか糧を得るために、ここパリにやってき
たのだが、もう半年になる.北部鉄道の事務員として働
いているよ.年収は1500 フランで天井だよ.」

 


——————————⦅語句⦆———————————————
           
haussa:(3単単純過去) < hausser (他) 高くする
   hausser les épaules / 肩をすくめる    
crève:(直現1単) 
   < crever (自) [de のため]死にそうである     
faim:(f) 空腹、飢え         
simplement:単純に、ただ単に;
tout simplement:ただ単に、~につきる、
mon temps fini:軍隊時代が終わると
une fois:一度~すると
      une fois mon temps fini:兵役が終わると;

 

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3026番:シモンのパパ(67)

2023-12-01 17:37:45 | 日記


LE PAPA DE SIMON
シモンのパパ(67)


—————————【67】——————————————————

 Simon  ne  répondit  rien; et,  inébranlable  dans  sa
foi,  il  les  défiait  de  l' œil,  prêt  à  se  laisser  mar-
tyriser  plutôt  que  de  fuir  devant  eux.   Le  maître
d' école  le  délivra  et  il  retourna  chez  sa  mère.  


.—————————(訳)———————————————————

  シモンは何も返事はしませんでした.シモンの信念は
不屈でした.敵前逃亡するよりもむしろ、彼らからの
迫害を受けるがままになる覚悟をして、きっと目で挑み
ました.学校の先生がシモンを救出し、シモンは母の待
つ家に帰りました.

 

—————————⦅語彙⦆———————————————————
        
inébranlable:[イネブランラーブル](形) 揺るがない、不屈の、
    不撓不屈の、確固たる  
foi:(f) 信頼、信仰、信条、信念    
défiait:(半過去3単) <défier 
    défier + de 不定詞 ~できるものならやってみろと言う 
de l'œil:目で  
prêt à:~の用意のできた、準備のできた、
   ここでは「覚悟を決めた」  
se laisser + 不定詞:~されるがままになる  
martyriser:[マルティリゼ](他) 苦しめる、虐待する
maître:de d'école が後に来ているので「学校の先生」
délivra:(単純過去3単) <délivrer (他) 解放する、
   解き放つ、救出する  
retourna:(単純過去3単) <retourner (自) 帰る
 

—————————≪文法≫———————————————————

et, inébranlable dans sa foi,   
étant を補って読みましょう.
et, étant inébranlable dans sa foi, il les défiait de l'œil
信念には確固たるものがあったので、彼は目で彼
らに挑戦していた.

この手の単純な分詞構文ではétant やayant はよく脱落
します.(あるほうが特殊のようです)

 

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3025番:ゴタぴょんのフランス語講座(3)

2023-12-01 17:32:05 | 日記


ゴタぴょんのフランス語講座(第3回)

第3課(Leçon 3)[ルソン トロワ]


——Qu'est-ce que c'est ?
  ケ  ス  ク セ
——これは何ですか?


——C'est un livre.
      セタン  リーヴル
—— 本です.


——Il est grand.
     イレ グラン
——大きいですね.


——C'est un atlas.
     セ タ ナトラス 
——それは地図帳なんです.


——Qu'est-ce que c'est ?
  ケ  ス  ク セ
——これは何ですか?


——C'est une maison.
     セ テュヌ メゾン
——それは家です.

——Elle est bleue.
.........エ レ ブルー
——青い色ですね.

——C'est une boulangerie.
.........セ テュヌ ブーランジュリー
——それはパン屋さんなんですよ.


———————————(単語)———————————————

il:[イル](人称代名詞) 彼は、それは
elle:[エル](人称代名詞) 彼女は、それは 
atlas:[アトラス](男性名詞) 地図帳
maison:[メゾン](女性名詞) 家
grand:[グラン](形容詞男性形) 大きな;
      女性形はgrande [グランド]
bleue:[ブルー](形容詞女性形) 青い;
   男性形はbleu [ブルー]
boulangerie:[ブーランジュリー](女性名詞) パン屋


———————————≪文法≫ —————————————

名詞が男性名詞と女性名詞に別れているように
形容詞にも男性形と女性形があって、それぞれの
性に応じた形を取ります.

その名詞を受ける代名詞も男性名詞はil 
女性名詞にはelle で受けます.


———————————(発音)———————————————

C'est un atlas. はひとつづつ読めば[セ アン アトラス]ですが 
c'est [セ] とun [アン] を続けて読みます.セアンではなく
c'est の語尾t の音が復活してセタン という発音になりま
す.この復活と連音の現象をリエゾンと呼びます.

un atlas これもn とa を連結させて読みます.[アンナトラス] 
こちらはn はもともと発音するので、特に復活現象は
ないのですが、やはり連音させるので、これをアンシェ
ヌマンと言います.
 

 

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