古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「川柳」で思ったこと

2025年02月19日 20時42分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 図書館でときどき借りる『シルバー川柳』第3巻を借りました。表紙についている川柳は。

   来世も  一緒になろうと  犬に言い

 この川柳を見て、あまりに現実を言い当てられたような気がしました。笑えない。「うん。なにかペットを飼う人の現実の気持ちがわかる気がする」。実はこの川柳を見て、まず思ったのは東京の人のことでした。東京の人口は1400万人。日本の人口の1割です。そして東京の世帯数は760万です。つまり東京の人は二人に一人は独身世帯(独り暮らし)をしています。家に帰ると一人。食事をしたり、シャワーを浴びたり、テレビを見たり、寝たり、するのはずっと一人。「自由気ままでいい」と思うけど、淋しくないか。人間ってそんな独り暮らしを好む動物なのか。
 この頃はアパートやマンションの入居にあたって、「ペット可」が入居の大事な条件になっているそうです。スーパーでうまそうなモノを見て「買ってみようか」と手を伸ばし、〈ペット食コーナー〉と気づいたりします。人間は、群れて生きる動物のような気がしますが、そうではないのでしょうか。

 寒い日ですが塩ビの波板を傘釘でとめる作業をしました。屋根の上にはのれません。脚立やロッカーの上にのぼって、波板をクギ止めするのですが、思ったより大変でした。半分やったところでお昼になり、午後はする気になりませんでした。もうちょっと若かったら、体が軽々と動いたら、〈なんでもない仕事〉ですが、いまのぼくにはきついです。「小屋なんかつくらんといたらよかった」という気持ちです。でも作りかけたのですから、なんとか完成させます。


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