古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

4月からの〈朝ドラ〉をたのしみにします。

2025年02月05日 22時16分05秒 | 古希からの田舎暮らし
〈やなせたかし〉さんの本『絶望の隣は希望です』を読みました。そして〈アンパンマン〉をネットで見て、その人気ぶりにびっくりしました。「アンパンマンの記念館」が四国の山奥にできたのは知っていましたが、アンパンマン人気はすごくて、全国に〈アンパンマン・ミュージアム〉ができてるんですね。仙台、横浜、名古屋、神戸、高知、福岡、と。アンパンマンのキャラクターが幼いこどもたちのこころに食い込んでいるのを知りました。
 老人になって、朝から家にいるようになり、NHKテレビの〈朝のドラマ〉を見るようになりました。笠置シズ子/カムカム ……/とひと昔前の世相が出てくるのは老人にとってたのしみです。いまの朝ドラ「おむすび」には〈ギャル〉とか出てくるので見る気がしなくなり、見ていません。ところで4月からの朝ドラは〈やなせたかし〉さんだそうですね。
 1919年(大正8年)生れのやなせさんが登場します。敗戦後のあの世相が出てくるんだ。おじいさんは、アンパンマンにはあまり心が動かないけど、やなせたかしさんの敗戦後の生きざまには心が動きます。朝ドラになるときにこの本を読んでよかったです。
 自己肯定のすごいところが好きです。その部分を引用してみます。


 留守がちな母に代って、僕の面倒を見てくれたのは祖母です。祖母は「鉄」という男のような名前で、 …… 僕に対してはべたべたに甘い”ばあちゃん”。よく添い寝しながら祖母は、
「この世の中でな、信用できるんは、お前と神様だけだ」
 子守歌のようにそういいました。そのため、甘く過保護に育てられた僕は、貧しいくせに世間知らずのお坊ちゃんになったのかもしれない。 …… ある日、この生活が、がらりと崩れることになります。
   
 ここから、やなせの人生は、波乱万丈のストーリーになるのですが、どんなふうにドラマが展開するかたのしみです。
コメント
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