はつたもの通信

「まだ小麦なんて食べているの!?」なんて言われて罪悪感を持ちながら、それでもパンもおやつも食べたいあなたへ

6月26日(日)は Tera De Marche に出店します

2016年06月21日 16時42分58秒 | 今日のメニュー
6月も半分が終わり、梅雨なのに梅雨っぽくない日々が続いていますね。
(今も、雨が上がり晴れています^^;)

今度の日曜日は、二年ぶりに
「TeraDeMarche」に出店いたします。
10時半~17時
上野駅浅草口から合羽橋方面へ数分。
台東区役所のすぐそばですよ。


手づくり市に出店するの、いつぶりでしょう~。
楽しみです^^
屋内なので、雨でも平気。
わたしは入って左手、階段奥のブースです。

小さいイベントなので
持っていくものも可愛らしく(?)
種類少なく、数多く。にしようと思っております。

実はまだ、何を持っていくか悩み中なのですが
とりあえず決まったものだけご案内しておきますね。


*食事系*
板麩ロール
モチキビポテトデニッシュ
モチキビポテトパイ

プレーン生地のパン(ピザ出来るかな?)
たぶん、豆腐とモチキビのキッシュ(野菜未定)

*おやつ系*
ココア&いちじくベーグル
りんごcoboのロールパン
焼きまんじゅう

バナナケーキ(サンドか練りこみか悩み中)
たぶん、ブルーベリーのパイかタルト

クッキー色々


先日出た、講演会での売り上げと
過去の、小さ目の市への出店時の売り上げを考えると
わたしにしては控えめな
こんな感じになりました。

テーブルも小さいから、たくさん並べられないしね。
(たくさん持って帰った過去の記憶が、ぼんやりと思い出されたり^^;)

まっ、数はしっかり作るつもりですし
当日までに、作りたいものがどわーっと出て来るかもしれません。


とても素敵な場所ですし
雨でも平気なので
ぜひ、お越しくださいね。
同じフロアの「うてな治療院」で足マッサージなども受けられますよ♪
店主も隙間があったら受けたいと思っています^^

皆様のお越しをココロよりお待ちしております。

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売れ残ったパンはどうするのか?

2016年06月06日 09時36分49秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日出店したイベントで
「採算は合うの?」と聞かれたので
「合いません」と答えたら
(採算が合う。ってどういうことでしょうね。
利益がちゃんと出て、生活費が稼げるということ? 
生活費を稼ぐ事はいまだ出来ておりませんが、赤字ではない。と付け加えておきますね)


「では、売れ残ったパンはどうするの?」と聞かれました。


・・・
『捨てないパン屋』がネットで話題になっているのを見ました。
捨てないパン屋。。。

違和感ないですか?

これだと「捨てる」が基本になっていると思うのです。

大手のパン屋は、閉店近くなっても
もりもりパンを作って補充しているようで
遅い時間でも、たくさんのパンが並んでいたりしますよね。

カフェを併設しているところでは
翌朝のモーニングセットで、売れ残りのパンを利用しているみたいですが

多くのところでは、値下げして売ると、正規品に響く為
販売残は破棄しているようです。
(自宅で食べることにすると、それは「家庭内消費」として計上しなくてはならないので、破棄した方がいい(?)のです)

製造販売者の目線が
パン=食べ物(生き物)ではないのです。
売れ残ったらゴミ。

ゴミ!?!?!?!?!?!?!?


哀しいですね。

売り逃すより
売れ残る方がいい。とされているからです。

分かります。
売り逃すのも辛い。

「もっと作っておけば!」と思うより
「欲しい人にちゃんと届く」方がいいですもんね。



分かりますけど
・・・無理です。


当店は全て、本当の手づくりです。
酵母をおこすことも
パンをこねることも
生地をのばすことも
まるめることも
フィリングを作ることも

機械は使いません。
全部、わたしのこの二本の腕だけしか(カラダ全体も使いますけど^^)使わずに
作っています。

発酵を補助するホイロも使わず
保温ボックスに、毎回沸かしたお湯を入れた瓶を使っているのですよ。


素材も、適当に安く入手しやすいものを使っているわけではありません。


そうやって作ったものを
売れ残ったからといって
まだ十分食べられるものを、ごみとして捨てるなんて
出来ると思いますか?


わたしには出来ません。


そんなわけで、当店では最初から「捨てる」は選択肢にありません。
オープン当初は毎日いっぱい余っていましたけれど
それらはとりあえず、冷凍庫に入れてました。
賞味期限の実験の為に、常温で放置したり、冷蔵庫に入れたりもしました。
「冷凍やけしても美味しい」と言えるのは
半年間冷凍しておいたパンを、食べて実験しているからです。
(初期のおやつがまだ冷凍庫に入っているかも!?)


もちろん、カビが生えたら捨てますけれど
それは、最終手段。
季節によって、傷むタイミングが異なりますから、実験はいまでもやっていますので
破棄する事もあります。

でも、作ったその日の閉店後に捨てる。なんてしません。

パンに限らず、おやつもクッキーも
残ったものは、いつぐらいまでなら美味しいのか
自分で食べて調べる。を繰り返しています。
(厨房の床に落としたものまで食べてます。それでお腹を壊したことはありません)


当店は一日のご来店数がとても少ない弱小店なので
通常、1種類2~9個くらいしか作っていません。
通信販売など、最初から分かっている数と、当日の天気などからの予測で
作る数を調整しています。

パンもおやつも、1単位が少ない設定になっています。

パイやケーキもホールでご希望の場合は
ご予約いただけましたら、ご用意いたしますが
突然「全部」は、お断りしています(全部買われたら、他の方に届きません)。


そんなわけで
当店から出るごみの量は
週に一回、20リットルのごみ袋で出す程度です(それもパンパンではなく、かなり余裕があります)



食べられるものを捨てるのは
いのちを捨てる事

どうぶつのように感情がわかるわけではない
植物性でも
いのちはいのち

大事に育て
大事に使い
大事に食べたい

それが「当たり前」だと
多くの人に氣づいてもらえればと願っています。
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