妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

諦めていた笑顔四か月ぶりに意外な形で見られた

2013-08-02 12:07:46 | 日記

<我が家の裏山 山百合の群生 ワラビも出ています>

昨日の妻の夕食介助

てんかん発作から13日目

17:50に食堂に着くと 妻は車椅子で目を瞑ったままだった・・・この日は入所者さんは5人だった

声をかけても 手を触っても何も反応がない・・・?
職員さんが耳元で「旦那さんが来ましたよっ!!」と声をかけても全く反応がない

てんかん治療薬は服用は止めていると言われました。 
私も1回だけの発作で服用を続けるのは疑問に思ってました。

このまま再発しないかもしれないです。
再度起きてからでいいと思う。

夕食が着ました

ごく柔らかいごはん スプーンで口に運ぶと 今までより小さく口を開けるが口に入ります。

この食べる動作

まず口を開ける・・・ご飯を口に取り込む…噛む…飲み込む

この連続動作1つでも支障が起きると食べられない

今までに口を開けないことは何度かあった

口に取り込めないことも何度かあった…スプーンでみそ汁を啜れなくて飲ませられないこともあった

噛むことが出来ないこと・・・食べたくなくて噛まない状態があった

飲み込むことが出来ないので口に入れたままだったこともあった

試みとして職員さんがおかずのミキサー食を出してくださった・・・

目は瞑ったままなので私は このミキサー食を「はいアイスクリーム!!」と言ってスプーンで口に運ぶと 分かったかのように大きめに口を開けて取り込んで飲み込んだ!!

次また同じように呑み込んだ・・・ほんとうにアイスクリームと思い込んでいるようだった

いつも 言葉をかけても無反応なのがアイスクリームという言葉に反応したのは確かで

このミキサー食 暫く試していただくことにしました!

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目を閉じたままの状態…もしかしてと思って左目を私が開いてみた・・・すると なんと

大きく真ん丸に開いて私を見つめたのです。右目は瞑ったままだったので異様に見えたので思わず私と見ていた職員さんと声を出して笑ってしまった・・・

すると 妻もつられて笑顔をつくったのです…何か月かぶりです!!

まだまだ笑顔は失ってないのを確認した

また 二度と見せないかもしれない笑顔 介護にも喜びがあると思い知りました。

瞼が開かない原因分かりました

目やにが強力だったのです…自力で開く力がなかったのです!!

まだまだ介護の希望持ち続けられるようだ